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赤ちゃんがお家にやってきた!夫はやっと初対面(生後0週後半〜1週)

妊娠中に「出産後1ヶ月はほとんど外出できない」と初めて知り、実際に過ごしてみるまで「なんで?どれくらい動けないの?」と疑問だったので、体験談を書き残します。

長くなってしまうので、この投稿では生後0週後半〜1週まで!
わたしより遅れて、とうとう赤ちゃんが退院したよ!

出産後1週目(生後0週)

正常分娩だったため、5日で退院。
その時の細かい様子は別投稿で書きましたので、ここでは省略。

退院後は「股が痛い」とつぶやきながらも、割と今まで通り過ごしていました。
食物アレルギーのため自炊が欠かせない生活。ご飯作りはおっとりさん(夫)に頼りつつも、わたしも台所に立ちました。とはいえ動けるのも20分が限界。

赤ちゃんはまだGCUに入院していたので、家では搾乳をしつつ1日1回30分の面会に赴く生活。
病院と家の往復で、計30分/日 歩かなきゃいけない。多少の体力的なしんどさはありつつも、ちょうどいい負荷かもしれないなぁと思っていました。

0週が終わるころ、生後9日で退院と告げられる!どき!


出産後2週目(生後1週)

退院日は2人で病院へ行くことに。おっとりさんは1日お休みをとりました。
曰く「ふり子の退院した日も結局バタバタしてほとんど仕事にならなかったから、赤ちゃんが来てもそうなるだろうと思って」と。

退院当日は"いよいよ明日赤ちゃんがくるぞ!"おっとりさんと2人でそわそわ。
出発前にベビー布団を敷いて、2人で病院へ。

退院日は前もって赤ちゃんの沐浴を済ませてもらえるとのことだったので、病棟にお願いしてありました。
到着後は母子手帳をナースに預け、会計へ。
医療証はあったものの保険証ができる前だったため、全て自費で計算され、すごい金額の請求書!会計受付に行くまでビビりまくる。
おっとりさんを連れて会計へ行ったら、この日は"保険証が出来上がったら持ってきます"と書いた誓約書を提出して終了。ほーぅ。

院内での面会不可のおっとりさんと一旦別れ、いつも通り授乳を。GCUでの授乳も慣れてきた頃に退院です。
妊娠からずっと「慣れた頃に終わる」を繰り返している気がする。

授乳後は担当医師から簡単な説明を受け、次回受診(1ヶ月検診とほぼ同義らしい)の予約日時を指定されて終わり。
赤ちゃんを持参したベビー服に着替えさせて、さらば病棟!

待ちに待ったおっとりさんと赤ちゃんのご対面。
ホールでスマホをいじって待機していたおっとりさんに声をかけると、赤ちゃんにしどろもどろ。
「抱いてみる?」と渡してみると
「ちっちゃーーーーーー!!!!!」新生児の小ささにおののく。
けれど数秒後には「かわいい」でいっぱいになっていました。良かったね。ずっと会えなくてもどかしかったよね。

2020/5/23 放送分「オードリーのオールナイトニッポン」で春日さんがご自身に産まれた赤ちゃんについて「初めての感想は「小さい!」。これまで見てきた赤ちゃんは新生児期を過ぎてたから、自分の知ってる赤ちゃんより更に小さかった(意訳)」と。
おっとりさんもまさにその第一印象と同じだったそうで。 #annkw リスナーの彼は非常に喜んでおりました。好きな人(有名人)と同じことを近い時間で体験できると嬉しいよね。わかる。

少ししておっとりさんから赤ちゃんを再び預かり、タクシーで3人揃って帰宅。

おっとりさんはやっと会えた赤ちゃんを前に「かわいい」しか言えない状態に!
会えて良かったねぇ。

初日らしく、哺乳瓶を使う前に除菌しておらず、あわあわしながらレンジ消毒をして、熱いと騒ぎながら初めて粉ミルクを溶かす。
わたしたちも親になるのが初めてなんだよなぁと実感したとき。病院でやるのと違い、家でやると生活感がぶわぁっと湧き出ました。

ちなみに出産前にあらかじめ買っていたミルク系グッズはこれ👇

付属の柴犬ボックスは「かさばる」と言って、すぐおっとりさんが捨てていました。


「2人で育てていくにあたって、何をしたか共有できるのが必要だよね」とおっとりさんが言い出し、アプリ検索。
「とりあえずこれ使ってみよう、評価高いし」
と見つけてきたのが"ぴよログ"

授乳、ミルク、おしっこ、うんち、寝る、起きる、体重など大きなカテゴリが揃っていることはもちろん、授乳を"右から、左から"まで記録する細かさにびっくり。
結果的に、今一番使うアプリになりました。
ただ、何よりも、おっとりさんが"一緒に育てる"を前提に考えてくれてるのが嬉しかったなぁ。

この日、赤ちゃんはずーっとしゃっくりをしていて、思わず「新生児 しゃっくり」でググりました。
大きな理由もなくよくしゃっくりをするのだと知り、一安心。

更にミルクを飲ませても日中は寝ず、「環境が変わって興奮してるんだよー」なんて言っていたら、突然のくしゃみ
「もしかして、寒い!?」
2人してハッとする。
たしかに病室はすっごい暖かかった!それに比べたら家はだいぶ寒い!
慌てて服を更に着せて様子見。

暖かくなったのか、夜になって寝室へ連れて行き、ミルクを飲んでお腹いっぱいになったところでぐっすり寝てくれました。

赤ちゃんが寒がっていたことに気づけなかったので、対策として温度計を買おう!とおっとりさんが提案。
とことん育児目線になっていて感動しました。
もともと面倒見が良いのは知っていたけれど、予想以上。
妊娠前に「この人が子どもを育てたら、もっともっといい男になるに違いない!その姿を見たい」と野望を抱いていたので、ひとりでにんまり。

ちなみに買った温度計はこちら👇置き時計が少ない我が家では、時間がわかるところにも助かっています。記録用に。
赤ちゃんに構ってると30分、1時間があっという間すぎて記録に困る時があったので...。

合わせて、寝かしつけの本でオススメされていたスリーパーも購入。
睡眠にも良いらしいし、暖かさもプラスできる。

『医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』は妊婦や乳児のいる皆様にオススメ本!
親も寝ないと踏ん張れないぜ。


もちろん赤ちゃんの写真も撮りまくりなので、これも共有アプリが必要だよね、ということで「みてね」というアプリを使い始めました。

 LINEのグループアルバムでもいいかと思ったのですが、写真ごとに公開範囲を「夫婦のみ」「家族みんな」で分けられることや、勝手に月ごとにタブが分かれ、月齢も表示されるところが「赤ちゃん特化」の印象を受けられてテンションが上がるので使い続けています。


赤ちゃんが家に来て2日目

入院中は1日1回だった授乳が、家に来てから初めて1日に複数回に増えたのですが、まさかの授乳2日目で乳首に血豆が。
痛い!痛いよう!!
痛みに耐えかねて、乳首から直接母乳を与えるのではなく、搾乳器に頼りました。
赤ちゃんが入院中から使っていたので、抵抗感は皆無。

洗う手間かつレンジ除菌が1回で収まりきらず2回必要なので、時間はかかります。それでも痛みを回避したいわたし。


この日、おっとりさんが初めての沐浴!
両親学級で体験したとはいえ忘れている&人形と赤ちゃんでは勝手が異なるので、わたしが隣でやり方を口頭説明しつつ、チャレンジしてもらいました。
おっとりさんはお腹が空いて起きたタイミングで沐浴に入れたので、泣きまくる赤ちゃんにタジタジ。
胸にガーゼを置いたり、手をあてると泣き止むことがあるよと教えました。

更にお風呂上がりのボディローションや、綿棒処理は完全に初めてでおろおろしていました。
綿棒処理は片側をやって実演して見せましたが、綿棒を短めに持つのが最初できておらず、「もっと短く!」と3回くらい呼びかけて直させました。

小ネタですが、ベビーバスはおっとりさんが大好きなスヌーピー柄にしました。
すぐ使わなくなるのがわかっていたので、わざわざ値段の上がるキャラクターにしなくてもと思いましたが、ちっちゃい楽しみを細かく挟んでいった方が気持ちよく育てられるよなぁと結論づけ、これを。


沐浴後、赤ちゃん用の洗濯カゴが無いことに気付き「昨日解体した柴犬の箱取っておけばよかったね〜」と一瞬後悔。
いいかんじの箱が手に入るまで、とりあえずビニール袋に入れることにしました。


赤ちゃんが家に来て3日目

新生児を育てていくために必要なこと(オムツ替え、ミルク作りと授乳、沐浴、抱っこ)をわたしだけでなくおっとりさんも一通り経験し、ひと安心。2人で赤ちゃんを愛でておりました。
余裕も出てきたからか、赤ちゃんにまつ毛が生えていることを発見。眉毛よりしっかり生えてる!

この日驚いたことは、ちょっとした赤ちゃんの不思議について口にすると、おっとりさんからは既にネットで調べ済みだとして回答がぽんぽん返ってきたこと!
赤ちゃんへの興味がすごい...!


赤ちゃんが家に来て4日目

母乳よりも粉ミルクを飲んだ方が長く寝る傾向があることに気づいていたのですが、粉ミルクで必ず長く寝るわけではありませんでした。
この違いはなんだろうねーなんて言っていたら、わたしが粉ミルクを作っているところを見たおっとりさんが指摘!
「1かけらにつき40mlだよね?」
ん????
あーーーーーーーーーーーっ!!!!
まさかの希釈率間違い。
40ml用の粉ミルクで、80mlに希釈していました。
たまにわたしが薄いミルクを飲ませていたから、粉ミルクでもすぐ起きる時があったんですね。ごめんーーーーーー!!!!!!!!

気付いてよかった。いろんなところに落とし穴がある...。


赤ちゃんが家に来て5日目

だいぶ赤ちゃんがいる生活に慣れてきたので、友人らに出産報告。
「かわいい〜!」のメッセージにニヤニヤしていました。
おっとりさんも数日前に職場の人へも含め、同じことをしていたそうです。
新生児かわいいよ〜〜〜!!!!

この日は授乳するには早いタイミングで赤ちゃんがぐずった時に「胸に手をあてるだけで泣き止ませられた!」とおっとりさんが嬉しそうに報告してきました。かわいいのぅ。我が家にはかわいい子が2人もいるわ。


振り返り

退院後1週間のわたしは思っていたほど寝たきりではなく、最低限の家事は自力でやりました。
自炊は半分以上おっとりさんに甘えましたが...。
また、赤ちゃんが来たことによって、面倒をみなきゃ!と脳の興奮があったからこそ身体が動いたのかもしれません。

また、どちらか一方が赤ちゃんの面倒をみている間、もう一方が家事をする、という形でわかりやすく「片方に負担が寄っている」と思わず気持ちよく動けたのは嬉しい誤算でした。

おっとりさんはコロナウイルス対策による活動自粛宣言の間、会社がフルリモート勤務を許可したことによって予定していた育休取得を延期し、フルリモートで自宅勤務しながらの育児です。
※予定通り育休を取る予定でしたが、引き止められたため。上司には自宅勤務はするが、育児優先だと許可を取っているそう

そのため育児形態は、夜はおっとりさんを寝かせるために深夜〜朝方はわたしがひとりで面倒をみる。昼はおっとりさんが面倒を見るので好きなタイミングでわたしが寝てもいい、という2交代制。
この1週間は昼夜逆転生活に心理的抵抗があって、ちょっとしんどかったです。まぁ、2週間後には慣れてるんですけどね。

赤ちゃんに会えない間「実感がない」と漏らしていたおっとりさん。
予想以上、なんならわたし以上に嬉しそうに赤ちゃんにかまっている彼の姿を見て、改めて産んでよかったなぁと思いました。
ひとりで向き合っている間は、もしかしたらわたしも実感が薄かったのかもしれません。人との繋がりって不思議だなぁ。
子どもが加わることによって、こういう不思議な経験がもっとずっと増えていくんだろうな。

1日1日が新鮮な驚きに満ちた、産後2週間でした。


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次回、新生児ラスト2週間の様子をレポ!

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グルテンふり子
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