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「どうしたら自分の求める条件を持つ人と付き合えるの?」指針を決めたらブレるな

前回『「どうしたらパートナーと長続きするの?」一生使える3つの指針
の最後、「パートナー選びの方法」にて以下のように書きました。

・相手を受け入れる力
・自分の気持ちを伝える力

がある程度バランスが取れていて、かつ

・性欲が湧く人

を掴み取るんです。


いささか乱暴な書き方です。自分でもわかっています。
それができたら苦労しないんだよ!と。

なので、今回は「どうしたら自分の求める条件を持つ人と付き合えるの?」について書いていきますね。


3つの指針をおさらいすると

  1. "相手を受け入れる力"がそこそこある

  2. "自分の気持ちを伝える力"がそこそこある

  3. (わたしが)性欲が沸くかどうか

でした。


それを頭に入れた上で、「どうしたらそんな人と付き合えるのか」を考えてみます。


3つの指針を心に持ってからやったこと

この3つの指針に沿う形でいこう!と決めたわたしは、次に

この条件の中で満たすのが最も難しいのはどれだろう?

と考えました。


満たすことが難しい=最も出会う確率が低い人。

それは
「(わたしの)性欲が沸く人」でした。



性欲も好奇心も旺盛だった20歳頃の時点でさえ、
「自ら触りたい」「物理的に近づきたい」と思える人に

出会えない!!!!!


軽率な年頃なのに!なんてこった!!

会えども会えども性欲アンテナが動かない!!!


これは非常事態です。
どうしても守りたい3指針。

1つ足りとも欠けさせるわけにはいかない。

しかし、出会えない。

1mlも湿らない。


ここで真剣に考えます。

「わたしの性欲が湧く人に出会えるのって、どれくらいの確率だろう?」


性欲アンテナをフル稼働させながら1年ほど過ごし、出た答えは

100人に1人。


100人の男性と出会っても、"性欲が湧き上がる人=条件の一部を満たす人"は1人だけ。

少ない。

20歳頃の当時、わたしの力ではだいぶ頑張っても100人の男性とコンニチハするには1年〜1年半かかりました。


ということは、

3指針のうちNo.3(性欲が湧く)を持っている人に出会うだけで1年半かかる!!!!!


なんてことでしょう。

1年半かけて出会えたその人が、1と2(受け入れる力と自分の気持ちを伝える力)をバランスよく持ってなかったら、ハイ残念さよならバイバイ。

なんなら相手がわたしに興味を示さない可能性だってある。これも同じくさよならバイバイ。


・・・残酷すぎる。

え、パートナー選びってこんなに過酷なの!?
ムズすぎない??



辛すぎる現実を受け止めたら考え方が変わった

いざ真剣にパートナー探しを始めたら、とんでもなく残酷な現実に気がついてしまった20歳頃のわたし。

それでもこの3指針は絶対に譲れない。
じゃあ、どうするか。


"わたしの性欲が動く人"が出会えたらまず距離を縮めよう。デートに誘おう。
話はそれからだ。


考え方変わったなーーーーー!アグレッシブふり子!!!!


それまでのわたしには少女漫画思考が残っており、

「デートは誘われたい」
「アプローチされる方が魅力的な自分って感じがする」

なんて気持ちがありましたが、
この現実を直視したら、そんなことは言ってられない。


だって、冷静に考えてよ?
これから対等で継続した関係を築いていこうとしているのに、どっちが先に連絡先聞いたとかデートに誘ったとかって、まじでどうでもよくない????


だって、目の前の人を逃したら、次の人に出会うまでに1年以上かかるんだよ!!


この事実はわたしに大きな行動変容を促したのでした。



辛すぎる現実を受け止めてから出来るようになったこと

事実をまっすぐ受け止めたわたしが、まずできるようになったのは以下の2つ。

・気になったらすぐに自分から連絡先を聞く
・なんなら連絡先を聞いたその場でデートの約束を取り付ける


1年半に1度の大チャンスで初めて腰を上げてたら、経験値が足りなさすぎて毎回初心者に戻っちゃって、思うようにできない。

なんなら未来の自分はセンサーが鈍っているかもしれない。

今できることを絶え間なくやらなくちゃ。
そうして大チャンスに備えるんだ。


こうして
"ちょっとでもグッときた男性に出会えたら「とりあえずデートしよ」と自らアクションをとる女"
が出来上がりました。


これが出来るのは、ひとえにデートは全然ゴールじゃないことを認識しているから。

大切なのは、「相手にわたしを受け入れる気があるか」「意思を伝えられる力があるか」を見ること。

デートはそのための手段。連絡先を知ることはもっと手前の手段。

だから"自分から誘う"ことのハードルがグッと下がったのです。



もうお察しかと思いますが、
"男をデートに誘える女"は2010年頃の日本において、超希少種です。

超希少種のわたしにとって、"デートをするだけ"ならブルーオーシャン。

誘えば、大抵の男の子たちは驚きながらもオーケーしてくれました。


※サラッと書いてますが、超希少種であるが故に、なにの工夫もなしにストレートに誘うとめちゃくちゃ警戒されます。
警戒されないために、めちゃくちゃ気を遣った記憶が…。グフッ…!



実際、どうやって付き合うに至ったの?

「デートに誘える化け物になったのはわかった。その先はどうした?」
との声が聞こえてきそうなので、おっとりさんと出会い・付き合うにいたった時の話をしましょう。


わたしが大学生当時にお世話になったのは「模擬試験監督のバイト」でした。

比較的授業がみっちり詰まっている薬学部の学生だったのでスケジュール的にちょうど良かったのが一番の理由ですが、
恋愛にまつわる3指針を携えてから振り返ると、素晴らしい環境でした。

模擬試験監督のバイトが素晴らしい理由は3つ。

・複数の年齢の近い大学生と間違いなく出会える
・土日に長時間実施するバイトに参加できるということは、デート相手がいない可能性が高い
・単発バイトなので、しがらみや後腐れがない

これ!3つめ!!!!

合コンや友達の紹介だと、実りがあるのかわからん人相手に毎回2hみっちり共に過ごさなきゃいけないし、なんならその後の報告や仲介者への気遣いが必要になるシーンがありますが、単発バイトならそれが一切ない!

楽ちん〜〜〜〜〜〜!!!!!


振る舞いや様子を見て「この人ちょっといいかも」と勝手に遠目で判断できるし、
ちょっとした隙間時間に盛り上がって好感度を上げておけば、帰り際「今日連絡先交換しないと、もう二度と会えないかもしれないじゃ〜ん」と必然性も作りやすい。

制約が少ない場所でたまたま出会い、そこから自分次第でいくらでも関係性を発展させられる。

最高の環境!!!!!!

※模擬試験監督のバイトは恋の狩場ではありません。清廉なバイト場所です。


現在の夫とは見事この模擬試験監督のバイトで出会い、わたしから連絡先を聞き、デートを重ねて「性的に興奮できるし、相手を受け入れる力と自分の気持ちを伝える力もそこそこ備えている」と判断し、付き合いました。

それから同棲、結婚をして今に至ります。
めでたしめでたし。



さいごに

いや〜少女漫画ロマンを全抜きした思考回路に痺れるね!
こうして自分で振り返っても、現実に真っ向から対峙した自分に拍手。
えらいぞ!よく踏ん張った!!!


そして、もし、ここまで読んでくれたあなたが長続きするパートナー探しに難航しているなら。
わたしからの最後のメッセージは以下です。


指針を設けたら、そこから絶対にブレさせないで。

指針を貫くことを第一に置いたら、行動や思考はそれに従って変わってくるから。


・・・なんだかどこかのベンチャー社長が言いそうな台詞〜〜〜!!!!!
成功者ぶってるのが鼻につく〜〜〜!!!!!!



2022年の今だったら出会い方はバイトじゃなくマッチングアプリだろうし、
デートに誘うためにあれこれ試行錯誤をしなくても良い、とか色々ツッコミどころはありますが、
大切なのは手段じゃない。目的です。


自分で決めた指針を守り切って!!!!

ふり子からのお願いはそれだけよ!!

らぶゆー!!!!!!



前編はこちら👇



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グルテンふり子
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