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高崎信用金庫本店 山口 薫展 

山口 薫(1907~68)
山口 薫展

日時 2024年7月23日~10月4日
午前9時半~午後4時 土日祝日は休み
場所 高崎信用金庫 本店ギャラリ
出品リスト 油彩15点水彩9点素描4点鉛筆1点墨1点 合計30作品展示

東京美術学校西洋画科卒業後 三年間の在仏より帰国し戦前は「自由美術家協会」を結成し戦後は「モダンアート協会」に参加し具象から抽象へ表現を展開していった日本を代表する洋画家
その芸術には郷里群馬の榛名の自然と豊かな詩的情景が感じられます
身近なものを題材として造形を抽象化して行く過程の中で人間的な愛情深い
叙情世界を表現していった
日本的な美的感性を詩情表現する造形は人間 動物 自然と展開し日本近代洋画の発展に貢献しました
山口の画業は日本人が洋画を志すうえで日本的感性の到達する最高峰に他ならない 東京芸術大学教授の現職中に
逝去 享年61才 

ここ高崎信用金庫本店には初期から晩年の作品が所蔵されています
「この前書き文章は苦心した🧐」 
なんとか書けた
浅学のためご容赦願いたいがな🤣

しさしぶりに金曜日に遠方の高崎市まで車で出掛けてみた 
このギャラリーは年間2回山口薫関連の作品展を行っている(夏と冬) 
その他書道展などを開催して地域芸術の発展に貢献している 
高崎信用金庫の今年のカレンダーは
山口薫の絵画である

ギャラリーと言うより玄関の
エントランスホールの奥の一角に
展示室を作った感じだ
階段を下り中央から左右に展示室があるギャラリー
ギャラリー入口ホール上にはこの場所で制作した田村能里子画伯の大壁画がある

田村能里子の大壁画
階段を下だって左右に展示室がある

撮影は個人で楽しむのは結構ですが
他の利用は困りますと言う事なので
雰囲気のわかる撮影写真を掲載した

高崎信用金庫と山口薫の関係

実兄が理事長を務めた縁から
作品を収蔵しており毎年企画展を開催して作品を紹介している

平成7年の高崎信用金庫本店新築より山口薫の企画展は行っている 
私は平成12年から企画展は漏れなく
足を運んでいる山口薫ファンである 
 

私の知るところによると
高崎信用金庫には学芸員はおらず
総務課の担当者が作品選定と企画展示をおこなっている 毎回作品リストは作成するが作品にはナンバーはない!
何度か偶然担当者と展示室でお会いし話しをした事がある またある時は
新聞社が取材に来ており来場写真を
撮影して記事掲載したいとお願いされた事もあったが丁寧にお断りした🤣
山口薫作品は全部で80点ぐらいありそうだ 山口薫と関係のある画家の作品も収蔵している
展示室はスポットライトはないが
明るさ壁の色は山口作品の色と調和が取れていて丁度よい
入場料金が無料と言うのも良い
もし機会があれば鑑賞に出掛け欲しい
東京国立近代美術館にも収蔵されている洋画家の巨匠である

テレビ番組何でも探偵団には幾度も
登場している有名洋画家である

最後に私の山口コレクションから🧐

「牛」墨 鑑定書付き
年代不肖
「牛の顔」銅板画
1984年制作
「牛」リトグラフに水彩
年代不肖
「むすめを彫む」銅板
1965年制作
 「楽器を演奏する婦人」素描
年代不肖

ペン水彩画
「六ペンス銀貨」さし絵
1956年制作


絵画好きな大家のひとりごと😗
芸術は心を豊かにしてくれる

ここまで読んで頂き
ありがとうございました


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