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スーパーで、妻は悲劇で旦那は爆笑
覗きに来て頂きありがとうごさます。
皆さんは、自分の名前好きですか?
日曜の夕方、
車は、家路へと向かい走っていた。
旦那と2人っきりの車内
休日の開放感から、再び現実に戻って行く。
そんな時間。
・・・・・無言
夫婦2人の頭の中
家に帰ってから、、、
食べるもの、何かあったっけ?
・・・・・
普通、食事を作る方が、主に考える事だとは思いますが、ウチは2人共です。
以前は、私が食事を作るのが、当たり前でしたが、子供達も巣立ったのをきっかけに私の中に徐々にモヤモヤがでできたんです、、、
ようやく子育てが一段落して、家事も減ると思ってたんだけどな?
・・・・
あれ?
作るの毎日だし、休みの日もだし、
3度の食事の手間はさほどかわってないかも?
・・・えっ、永遠にこれ?
と、まぁ色々ありまして、
結果
夕食はお互いが食べたい物を、好きな様に食べるか!!と成りました(笑)
なので多分、この時間は、
旦那も同じ事考えてると思うんです
・・・
・・・
私:「スーパー寄ってく?」
旦那:「おっ、いいねぇー!」
因みに、旦那の夕食は、食事ではなく晩酌です。ツマミ何にしよう?の
「いいねぇー!」です。
スーパーの入口に近づくと、何やら大きな声が聞こえて来ました。
声の先には、70代位のおばさまが、スマホを片手に大きな声でしゃべってらっしゃる。
先に入っていく他の客人も、チラッと横目で気になる様子
なぜなら、彼女は買い物カゴの直ぐ横に立っている、なのでちょっと買物カゴが取りにくい。
私達も後に続き入ってくのだが、、、
やっぱりちょっと取りにくい。
ようやく、スマホで話しながらの彼女は、頑張ってよけてくれた
・・・が、
・・・
何か、今度はカートとカートの列の間に丁度入って行ってる、、、
チョコチョコッと少しづつ、、、
そこに入る人いる?
よける方向、間違ってないか?
彼女は、自分の話の内容に夢中の様子
「そうっ!でね、倒れてたのよー」
「私が救急車呼んで、、、そうそうそう、、、」
「なんやかんや なんやかんや、、、」
とにかく声が、デカイ
通り過ぎながら旦那と顔を見合わせる
・・・
・・・
「あの人、病院行かんでいいの?・・・」
「ここで、大きな声で話すことじゃない内容だったね(^_^;) 皆に内容、丸聞こえやね、、、」
・・・
・・・
さほど大きなスーパーでは無いため
店内に入った後も、彼女であろう声は聞こえていた。
・・・・・
さてと、
気持ちを切り替え買い物に集中
旦那と私は、それぞれで食べたい物を探す。
では、また後で!
ここは、入って直ぐに惣菜が並んでいる
割引きシールがたくさん貼られているのが目に飛び込んでくる!
夕食を、作る気のない私。
なんて有り難い光景!
何にしよっかなー(^^)
巻き寿司でもいっかなーと、手を伸ばした時
「ルカさーーん!」
え?誰?
大きな声!
声のする方に振り返ると、、、、
あれ?
私を見ていない
・・・
その声に反応したのは
先ほどのおばさま・・・
叫んだ人は人は、おばさまと大声で話し始めた、、、。
私と同じ名前なの、、、あなた(・_・;)
その後も、
「ルカさんが、買っていって、、、ルカさんが持って行って、、、、、、、」
と筒抜けの会話が聞こえてくる。
やめてくれーーー!
心の中で叫ぶ私
・・・
ふと目線を横にずらすと
旦那が、私ではない、ルカさんの後ろに立っている。そして、口を手で押さえ、笑いを全力で抑えている。
そして、呆然と立っている私を見ていた。
私と目が合うと、軽やかに近づいて来て
「同じ名前だったね! ぷぷぷ」
「同じ名前の人って似るのかなー?ぷぷぷ」
こっちは、小声で話される。
返す言葉も無く、さっき取りそびれた巻き寿司に手を伸ばした時
横に割り込んできた人に、体を押された!
もう、なに!と思い、ゆっくり横を見ると
そこには、私じゃない方のルカさんがいた。
・・・
ルカさん、もう勘弁してください、、、。
私は心から思ったのでした。
そばで、またもこの光景を目の前にした旦那が、口を押さえ、こみあがる笑いを全力で封じようと頑張っている・・・。
たぶん、今、ここのスーパーで
ルカが2人居ることを知っているのは彼だけだろう。
このルカ劇場についてどう思いますか?(笑)
と言わんばかり、私に向けた視線は輝いていた。
ここまで読んで頂きありがとうごさます🍀