長崎②:私を見て混乱してる
今回のワーケーションは約20日間
徳島→愛媛→大分→長崎→山口→島根→鳥取→兵庫
ザクっとこんな感じで、夫婦で仕事しながら旅しました。
車で回っており、泊まるところはシェアハウスからホテルまで様々。(基本、宿泊にはお金掛けない様に回ってます)
宿泊日数も1泊だけの時もあれば、2週間とロンングの時もあったりと色々です。
そんな、旅に関する一コマを綴ります。
【長崎旅:予約編①】からの続きです。
in長崎
16:00 いよいよ 例のホテルに到着です。
エントランスを入ると直ぐ、歓迎看板に
〚〇〇高校修学旅行様〛
と書かれているのが目に入りました。
私はこの時初めて、中学の修学旅行ではなく、それが高校生なんだと知る事になります。
「ふーん、高校生なんだー」
そっか、そっか、、、友達の子供くらいか?
ま、色々考えることはあるが、そんな事は気にしない。
ここに泊まるのは2泊だけ
しかも、当初予約した部屋より2ランクも上の部屋に泊まれることになってる。
・・・・・
勿論、楽しみなのだが
気がかりな事が、1つ
それは、お風呂問題
旦那は潔癖症だから、部屋でシャワー派だが、私は、露天風呂があれば断然そっちに入りたい。
ただ、
修学旅行生とはガチ合いたくない
んん〜、、、やっぱ、団体とはヤダな〜
そんな事を思いながらチェックイン。
すると、、
修学旅行生のお風呂の貸切時間の書かれた紙を渡された。
修学旅行生貸切
〚18:30〜20:00 新館 露天風呂〛
なるほど、そうゆう事か!
流石、慣れてらっしゃる!
一応念の為、確認をする。
「この時間以外は、他のお風呂にも学生は入らないんですか?」すると、「そうです、どちらも空いてます」との事。
やった!ならば、楽勝
今は16:00
まだ、修学旅行の団体は到着していない。
早目に入ってしまおーっと(*^^*)
ここのホテルは
新館の地下に 露天風呂
旧館の最上階に 展望風呂
と2箇所設けられている。
私の、泊まる部屋は新館
今からなら、1時間はゆっくり出来る
修学旅行生が来ないウチに、、、、
さっそく地下にある露天風呂に入る事に決めた。
・・・・・・
サバサバしてる私。
部屋に用意されていた白のビニール袋に下着を入れ、タオルを持ちいざ!
風呂には、2人だけでのんびりと入らせて貰った。
無事、お風呂は静かで快適でした。
そして、使ったタオルはお脱衣場のリネン箱に入れて、、、
後は、白のビニール袋1つ(小)だけ、を持ち扉を出る。(物はなるべく少ないのが好きなのでポーチとかも無しです)
そこで、会ってしまいました。
迷ってここ迄来てしまった感満載の
修学旅行生 男子 4人組
地下を探検していたらしく、いきなり出てきた私に、ちょっとびっくりした様子。
男湯と女湯を出た所にある少し広いスペースでオロオロ
私は「ほ〜、もう到着したんだ〜」と思いながら
紙コップにウォータータータンクの水を注ぐ。
学生が
「ここお風呂やん」「違うやん」と言ったりしているのを聞きながら、水を飲み干しエレベーターへと歩き始める。
右手に白のビニール袋1つを持ち。
肘を曲げて腕に掛けてるのではなく
持ち手が無いから上の部分を片手で握ってるだけの持ち方。
地下の長い廊下、学生達の5メール後を付いて行くような感じで歩いている。
建物の端、別れ目がきた。私は直ぐ右に曲がったとこにある新館へのエレベーターへと方向をかえボタンを押し、来るのを待つ。
左に曲がったはずの4人が、直ぐ引き返してきた。
「やっぱ、新館こっちじゃね?」
チラッ、と私の待つエレベーターを見る。
私は、心の中で
「こっちで、合ってるよー。新館と旧館分かりにくいよね〜」なんて、思ってた。
そこで、
1人の子が 言った一言に耳を疑った
「違うって、こっち 従業員さんの使うエレベーターだって!」
・・・・・
その時、私は一瞬彼らに目をやり
なんなら、
そん中の1人とお互い少しの会釈した
聞こえてもいいようにさん付けしてくれてる?
・・・・・
はて?
従業員さんとは、誰ぞや?
さりげなく周りを確認する私、、、
私?
そう、私、、、、、(゜o゜;
・・・・・・
私、従業員さん!?
なんてこった!!
修学旅行生を混乱させているではないか!
新館へのエレベーターはどうぞこちらです!
合ってるよー!!汗
って言おうとしたが、
何か、そのまま従業員さんでいっかな〜って思って
別に頑張って否定しなくてもいっかな、、、
数秒間 彼らは相談してる、、、
私の事を、
お客だろう?と言う子は1人も居ない、、、
そして、修学旅行生は結局、新館への戻り方は分からず、階段を使い上がって行った。
なんてこった、、、
到着2時間余りで従業員になってしまった
なぜ???
私は、学生と会ってからの数分間の自分を、俯瞰して思い出して見た。
私は、浴衣も着ていない。
パジャマ代わりのロンTとラフな長ズボン。
確かに、従業員さんが仕事終わりに入浴して着替えた格好かも、、、
そして、手慣れたように、紙コップをとり、(見方によっては)仁王立ちで一気に水を飲み干し、小さなビニール袋のみ片手に持ち、慣れたようにエレベーターのボタンを押す。
(さっき、来た道だからね。)
・・・・・・
ほんとだ、
まるで、仕事終わりの従業員さんだ・・・
なるほどなー
そう、見られてもしかたないかー笑
修学旅行生と同じホテルに泊まり、意外なところで、他人からの生の声が聞けちゃったお話でした(^.^;
あっ、アップグレードの部屋は良かったですよー、最上階の総ガラス貼りの部屋でした。
まさか、さっきの従業員がここから景色を見てるとは、誰も思うまい。
ここまで読んで頂き
有り難う御座いました🍀