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夜中てやつ*

どんな曲聴くの?好きな歌手だれ?
とりあえず会話をつなげるの話題TOP3にはいるだろう会話で私が良く答えていたのは、
星野源だ。
まあ、昔の星野源が好きだったんだけどね。
なんて一言余計を付け加えながら言う。
今現在のは私はハンバートハンバートの唄声にとても救われ、星野源の楽曲はほとんど聴かない。
ドラマの主題歌だとか、cmで流れてくる曲に、
あ、星野源だ。と気づく位だ。
本を読むのが苦手だった私。苦手と思い込んでいた自分。
本はちょっと苦手で。
3行読んだら寝ちゃいますよ~。なんてありきたりな言葉を使ってた。
けど、落ち込んだり本当に時間があると
本て読むんだなあ。と知った。
小説も何冊か読んだ。面白い。
頭の中で描ける作品もあって。文章だけど
大好きな映画みたいになることだってあった。なにより、その作品の中に入れば嫌なこと考えずに済む時間があったりした。
気を抜けば文章と雑念が入れ替わりただ文字を追うだけでなにも入ってない行があるときもある。
それでも、文字を読んでいればなんとなく
その世界に入れる気がして、以前は“まったく読まない本”だったが、今は、「本読んだりしますよ」なんてちょっと言えたりするくらいだ。
本でもエッセイは入り込めやすく、好きだ。
とくに、小林聡美と星野源のエッセイが好きで何冊か読んだ。
星野源のエッセイ、単行本になったものを集め読んだ。星野源が良いと言っていたものは
検索して映画や音楽を調べたりした。
そんな時間がなんか有意義に思えた夜中の1時42分。
トイレか旅のおともにどうぞ。という肩の力が絶妙にぬけるエッセイはなんだかクスッと笑えてくだらなくて好きなのだ。
よし、その本を持って少し旅に出るとしよう。

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