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毎日荷物が届く家
同じマンションに最近毎日玄関前に荷物が置き配してある家がある。
大きさの違う箱が昨日も一昨日も多分その前も。
まとめて注文すればいいのに、行き当たりばったりの性格なのかと要らぬ世話を考えてしまうが、毎日自分宛のプレゼントが届いていると思うと羨ましさが優ってしまう。
そんな自分にも昨日荷物が届いた。
ボディトリマーだ。
毛深いとこの季節汗をかいた時、特にズボンがまとわりつく感じが気持ち悪い。
男性でも脱毛する時代だ。剃ったっていいだろう。
剃ったっていいじゃない。
若くてピチピチしたおじさんになるためには必需品だ。
自分で注文して自分でお金を払っているのに届く日はそわそわする。
ほしいものリストには無数の気になる商品がチェックされている。
高くて買えないもの、気になるけどそこまで欲しくないもの、何でこれチェックしたんだろうと思うもの。
とっ散らかったラインナップを見てもこのリストの主がどんな人間性なのか自分でも分からない。
人の物欲は止まらない。
ロマンティックも止まらない。