てっきん(tekkin)

趣味で走っています。

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最近の記事

土鍋でごはんを炊いたのだ。

単身赴任者の食事はわびしい。 食べるものもワンパターンで、最早腹を満たすだけの作業だ。 食にはこだわりたいところだが、金と時間とやる気の三拍子全てがないので、どうしようもない。 あと、炊飯器もない。 がだ。現状に満足できているか? いや、このままではダメだ。 ありのままの自分でいいわけないだろ。 決めた。メシを炊こう。 そうだ、ニトリに行こう。 自転車の柔くなったタイヤに空気を満たして出発だ。 レンジで炊飯できる便利グッズがあることは公式アプリでリサーチ済みだ。1,000

    • バスとアフロ

      バスで乗り合わせた外国人女性がアフロヘアだった。 生アフロは久しぶり、しかも本場のホンモノ。 組んだ足先にはサンダル。 似合う。そしてカッコいい。 Diana Ross and the SupremesのStop! In the Name of Loveが脳内で自動再生される。 洗髪や手入れを考えると大変なヘアスタイルだ。 自分も遊びでアフロのカツラを被ったことがある。 大抵のかぶりものは似合う方なのでまんざらでもなかったが、ひと時の興味のために今やりたいとは思わない。 毛

      • アラフィフおじさんのママチャリひとり旅

        単身赴任で佐世保にやって来て5ヶ月が過ぎた。 台風10号襲来のため、週末を佐世保で過ごすことなった。 週末は大体福岡に帰省しているので、何して過ごすかがテーマになる。 資格試験が迫っているので、丸一日出かけることはできない。 引っ越してきてからというもの、インスタントラーメン以外の自炊をしていない。 インスタントラーメンは立派な自炊だ。 朝はグラノーラ、昼は外食、夜はスーパーの惣菜というローテーションにそろそろ飽き始めた。 ラーメン以外の自炊でもするか。 鍋はある。フライ

        • 帰りのみどり55号

          博多から佐世保までの特急。 麻酔を打たれたかのように寝てしまったので分からないけど、途中(佐賀あたり?)から乗車してきた親子+爺さん。 親のスマホで動画を視聴しだし、きゃっきゃと楽しそう。 時折り爆笑し、こちらの安眠に土足で踏み込んでくる。 親は車内で子供が騒いでいたら注意しないの? ここは家ではないことは未就学の子どもでも分かると思う。 下車する時、爺さんが孫に「また行きたい?」と聞いた時、「行きたい」と答えてたよね。 オレは御免だけど、同乗しているみんなが「また行きたい」

          はじめての胃カメラ

          今日50年生きてきて初めて胃カメラを体験した。 健康診断の項目に入っていて、案内の書類を見ても何とも思わなかったが、いざ当日となると緊張する。 50年人間をしていると初体験のことはどんどん少なくなるが、経験によってはこの先死ぬまでやらないだろうなというものもある。 タバコや麻雀、砂利運搬船の操縦はこの先一生しないだろう。 身長、体重、採血、視力、聴力、心電図など一通り診断をこなした最後に胃カメラだ。 フェスでいえばヘッドライナーだ。 レッチリかよ。King Gnuかよ。と

          はじめての胃カメラ

          生きる

          完全に枯れたと思っていたフィカスが生きていた。 まめに世話をしていたつもりだが、こちらの気持ちとは裏腹に葉が黄色く変色し落ち始め、ついに茎だけが残るような姿になってしまった。 何が悪かったのか?水遣りか?日当たりか?栄養か? 返事のない問いかけを心の中で繰り返す。 単身赴任ライフを他の植物たちと共に彩っていてくれていたし、成長が仕事のモチベーションでもあったのでショックだった。 小さな虫が湧き出したのでベランダの室外機の上に置く。すぐ捨てるにはしのびなかったので、虫の姿

          毎日荷物が届く家

          同じマンションに最近毎日玄関前に荷物が置き配してある家がある。 大きさの違う箱が昨日も一昨日も多分その前も。 まとめて注文すればいいのに、行き当たりばったりの性格なのかと要らぬ世話を考えてしまうが、毎日自分宛のプレゼントが届いていると思うと羨ましさが優ってしまう。 そんな自分にも昨日荷物が届いた。 ボディトリマーだ。 毛深いとこの季節汗をかいた時、特にズボンがまとわりつく感じが気持ち悪い。 男性でも脱毛する時代だ。剃ったっていいだろう。 剃ったっていいじゃない。 若くてピチ

          毎日荷物が届く家

          乗りもののマナー その2

          電車の指定席は運だ。 たとえいい席を予約しても隣に居合わせた人によっては、その移動の快適度が極端に変わる。 場合によっては泣き寝入りだ。 誰も隣にきませんようにと祈るしかない。 一昨日特急電車に乗り込んだところ、自分の席に隣の席の女性が荷物を置き、テーブルにノートパソコンを広げ作業中だった。 アーモンドチョコを食べながら。 脚を組んで。 隣に誰も座らないとでも思っていたのか? そう思ったとして、なぜ確信できたのか? 隣に誰かが座る可能性があることを極端にまで低く見積もった

          乗りもののマナー その2

          乗りもののマナー その1

          できるだけいい人でいたい。 ちゃんとしている人に見られたいし、ちゃんとした人として見えているはずだ。 たとえ家ではパンツ一丁でも、玄関の外は戦場、武装が必要だ。 出かける時はヒゲは剃らないまでも顔を洗って目やにを落とし服を着る。 そしてエレガントな振る舞いを忘れない。 当たり前だ。 車を所有していないので、大半の移動が公共の交通機関になる。 よく使うのは電車とバスだ。 空いている席があれば迷わず座る。 おじさんはできるだけ座りたい。立っていても膝の軟骨がすり減り疲れるだけで

          乗りもののマナー その1

          FM とFP

          昨日、福岡マラソン2024の抽選に当選したとの報せが届いた。ていうか自分からエントリーサイトのマイページに見に行って確認して知ったんだけど。 毎回この確認作業は手が震えるほど緊張する。 けど、超うれしい。 これで第1回から10回連続出走記録が塗り替えられた。 これはもう自慢してもいいレベルだと思う。 何となく始めた趣味がここまで続くとは、第1回目当時は想像していなかった。 ここまできたら簡単にはやめられない。 やめるつもりもないが、からだが続く限りやっていきたい。 前回長

          スマホ落とした

          仕事中、出先で写真を撮っていたところ、雨で手が滑りスマホを落としてしまった。 落とした直後は画面には何事もない印象だったが、出先から帰る途中よく見ると画面右下に白い汚れのようなものが。 ゴミかと思って拭いてみたところ指先に違和感。キズだった。 まじまじと画面を確認するとその右下のキズから放射状にヒビが入っている。正面から見ると分からない。斜めから見るとはっきりと分かる。 ショック。 今まで落とさないように傷がつかないように、抱っこしておんぶしてよしよししてきたのに、こんなにあ

          スマホ落とした

          50歳の洗礼

          時は止まってくれない。 老いも若きも富豪も貧乏人も分け隔てなく歳をとる。 自分が50歳になるなんて昨日まで思ってもいなかった。ウソ、思ってだけど。 自身の誕生日に浮かれていいとは思う。 しかし、おじさんはどっしりと構えて、「生まれてからただ50年経っただけだろ」とすかしていたい。 内心はハピバ自分!という自分と、ぎょっ50!という自分がいる。 思い描いていた50歳とほど遠い。 このままの自分ででいいのか?いいわけないだろ。 誕生日だからと言って特別なことはしない。ようにし

          ブルーな免許更新

          免許更新の時期がきた。 面倒くさいが法律だ。法律は守らないといけない。 さらに面倒くさいことにこれまでゴールドだった免許証がブルーになる。 右折禁止を右折してしまった。しかもお巡りさんが見ている目の前で。何だそれ。ダサい。 免許証がゴールドだと市内中心部のゴールド免許センターで更新が可能だ。地下鉄に乗れば10分足らずで到着できるし、手続きも早い。 しかしブルーの場合は南区の免許センターまで行かないといけない。 遠い。 個人的主観だが、福岡市南区の免許センターがある辺りは市内

          ブルーな免許更新

          今年初の冷房運転

          昨夜は暑かった。 その前の夜も暑かった。 風呂上がりに汗がなかなかひかない。 これでは風呂に入った意味がなくなる。 冷房様の出番だ。 電気代はかかるが体調第一だ。 稼げばいい。よな、俺。 この部屋に引っ越してきて初めてエアコンのリモコンの「冷房」ボタンを押す。 設定温度を22℃、風量はもちろん「強」。冷房をバチこりキメてやるのだ。 前の住人退去時の現状回復作業で、エアコンのクリーニングまでしてあるのか分からない。 カビ臭やホコリが舞ってもらっては困るので、しばらく窓を全開に

          今年初の冷房運転

          ボタニカルニキ

          単身赴任は孤独だ。 社宅に帰宅しドアを閉めれば外界から断然される。 ひとりは自由だし嫌いじゃないが、孤独は怖い。 前回3年前の単身赴任時代購入したモンステラ。 当初4・50㎝くらいだった樹高も今では1mを超え、株分けできるまでになった。葉っぱもバスケットボール以上だ。 冬場数枚の葉が黄色くなった時はびびったが、剪定するなど世話をして難を乗り切った。 弱った仲間が家にいると心配で、仕事を早めに切り上げたりしていた。 あぁ、6帖一間に私を待ってる人がいる。 当時の僕は孤独ではな

          ボタニカルニキ

          朝走っている人。

          今朝5:30目が覚めて天気を確認しようと、ベッド横の小さな窓から外をのぞくと走っている人がいた。 ベッドから起き上がりベランダ側の窓のカーテンを開けると違う走っている人がいた。 視線を右にやるともう一人走っている人がいた。 目が覚めてここまで体感約2分。 こんな早朝に走っている人を立て続けに見たのは初めてだ。 負けられない。早く走りに行かないと。 走り人(はしりんちゅ:今考えたオリジナル造語)は、他の走り人よりも先に走り出したい。 速く走りたい。たくさん走りたい。 世界中

          朝走っている人。