ASDの同居嫁が生きるためにする仕事
有料記事は初めて書く。
ビジネスではないけれど、私にとっては「同居」は仕事に他ならない。
なぜなら、プライベートゾーンにいつも上司がいるからだ。
だから、同居=仕事と言える。
定型発達の女性でも大変な同居を、発達障害のASDの私がしているのだ。
定型発達の舅姑とは、ときどき意思疎通が出来ないことがある。
どれだけ神経をすり減らせることか。これは、立派な仕事だ。
ありのままの自分ではいられず、
いわゆる「過剰適応」ではないかと思うくらい、あちこちで気を回す。
今回は、姑のことばかり書いた。舅とはあまり衝突しないからだ。
同居経験が、お金を払ってまで読む価値のあるものかどうか分からないが、
価格は、仏壇へお供えするお菓子1つと同じ位の代金に設定した。
(先祖供養は、嫁には欠かせない仕事だからだ)
うちは、水回りと玄関が別で、1棟を左右2つに分けた二世帯住宅だ。
うちの隣に夫の両親が住んでいて、庭は共用で、
二軒の間の壁に行き来できるドアがある。
ドアを開ける前にインターホンを押す。
やりとりしない日はない。
ドアの下には隙間があるので、音が筒抜けだ。
病気の時など助かる時ももちろんあるが、いつも気が抜けない。
常に周囲に気を配って行動している。
姑は、息子(私の夫)に対しては、無償の愛を注ぐが、
嫁の私には、遠回しに見返りを求める。
私は、「なさけは人のためならず」を肝に銘じて、
義両親と付き合っている。
自分の気配りや気苦労が、義両親だけのためではなく、
いずれ自分のためにもなると信じている。
同居嫁は、人間関係を円滑にするのを目指すしかない。
同居の成功は、突き詰めれば、全て人間関係にかかっているからだ。
うちは、成功例とは言えないが、大切な仕事を書き出してみる。
【自愛の時間をとる これが最も重要だ】
まずは、自分が寛げる時間の確保だ。
自愛が、同居ストレスに耐えうる体力と気力を養う。
姑の気分に振り回されたり、流されたりしないように自分の芯を太くする。
人間関係を構築する前に、確固たる自我を持つことが大切だ。
しっかりしてこそ、周りとやっていけるのだ。
さて、なにをするか。
姑が留守の日(毎週〇曜日)が私の安息日だ。
その日にしたいことを決める。私は以下のことをしている。
・昼寝 または 横になってゴロゴロする
・宅配の受け取り
・誰かに電話して姑の愚痴を聞いてもらう
・インスタント食品を堂々と食べる(別にやましくないはずなのに)
・R指定の映画(ホラー映画が殆どだ)を観る(やましくないはずなのに)
・こっそり買ったアクセサリーや服を試す(以下同文)
・片付け(邪魔が入らないのでとてもはかどる)
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