私が考える少子化の原因(極端かもしれません)

初婚年齢の上昇、金銭的負担など様々に言われているが、勿論それらも要因ではあると思うが、私はこれが一番の原因だと考える。

お金を稼いでいる人間は、稼いでいない人間より偉い、
給料の額がその人間の価値である、という誤った考え方だ。

こうやって、人間をヒエラルキーに落とし込んで、優劣をつけるのが、女性たちを妊娠出産から遠ざける原因だと思う。
特に新卒で一斉に入社したときから、同僚は仕事上のライバルにもなるわけだが、結婚や妊娠をすると、女性だけが会社員のコースから外される。
男が出世しやすいように、女がコースから転げ落ちるように制度をつくっているのでは?と疑いたくなるくらい、サラリーマン生活は過酷だ。
妊娠出産しないで、同じペースで働き続ければ、どうにか夫と「対等」でいられるし、姑から「主婦のくせに」と見下されずに済むからだ。
体調を崩して仕事を辞めた途端に、夫に軽んじられる。姑からもマウントを取られる。
モラハラされるのが嫌だから、結婚当初の状況を変えない。

子供が欲しい、でも見下されたくないという場合は、
つわりを我慢しながら、満員電車に乗る。
あるいは、不妊治療をしながら、通勤する。
あるいは、子育てしながら、給料を稼ぐ。
かなりの重労働だ。誰にでも出来ることではない。

とにかく、体に鞭打って、稼ぎ続けるしか、対等でいられる方法がないのだ。
だから、子供を持つのを諦める。


そして、わけあって、勤めていない私は、日々、モラハラにさらされている。
「息子は稼いでいるんだからね」(私も不労所得があるけど?)
「普通の主婦は、母親は~すべき」(私は発達障害なので限界があります)
「一人っ子のくせに」
→これは、「子供をたった一人しか産んでないんだから、家事も育児も楽勝でしょ、なのになぜ出来ないの?」という嫌味だ。不妊治療をしてやっと授かったことを知っているのに、わざわざ傷つけてくる。

稼いでいないだけで、こんなに嫌な目に遭う。
でも、夫には自己主張して、対等にやっていっているつもりだ。

私は、どんな状況でも夫婦は対等だ、と思っている。

最後までお読みくださってありがとうございます。


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