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MBTIタイプ別の優しさ
この記事は心理機能別に各タイプの優しさを定義すると言う目的を持って書きます。
※大いに主観が含まれているけどそこはご愛嬌
Feグループの例:ISFJ→Si Fe Ti Ne
Fiグループの例:ENFP→Ne Fi Te Si
Teグループの例:ENTJ→Te Ni Se Fi
Tiグループの例:ISTP→Ti Se Ni Fe
"→"の後の羅列が心理機能で2番目の文字までが
性格に色濃く出てくる(Ni,Ne,Se,Siは今回は割愛)
Fe(外向感情)グループ
ENFJ,INFJ,ESFJ,ISFJ等
FJは第二機能までにFe(外向感情)を持っている。
彼らは主に倫理性や集団意識を重視する。
NFJは前者、SFJは後者に重きを置く。
(集団に属するには欠かせない能力であることは言わずもがなだ)
ならばFJの優しさとは何か。
それは「倫理性や常識を尊重し、自分や他者にこれらに則った行動をさせること」である。
※これ(=Fe)が過剰に行使されれば押し付けがましかったり意固地になりがちではあるが…
Fi(内向感情)グループ
INFP,ENFP,ISFP,ESFP等
FPはFi(内向感情)を第二機能までに持つタイプ。
彼らが重視するのは他者や自身が各々の気持ちに
向き合っていると言うことである。
なので、元々の性質なのかもしれないが、彼らは気持ちが顔に出やすいことがある。(特にENFP)
FPにとっては
「自分の気持ちや他者の気持ちに寄り添うこと」が優しさである。
誠実性と言えばより分かりやすいだろう。
ただ、そこにはFeのような普遍的な価値観ではなく彼らの主観(好き嫌い等)が絡んでくる。
よって、これが過度に行き過ぎると「私は正しい」の声が大きくなる。少数派は声がでかい。
Ti(内向思考)グループ
INTP,ENTP,ISTP,ESTP等
TPにとって重要なのは真理、
つまり"事実"として正しいかどうかに拘る。
なのでよく性格悪い等と言われることがあるが、
決してそんなことはないと言いたい。
彼らにとっては
「正しい事実が得られ、これを得させること」
が優しさなのである。
歯に衣着せぬ物言いをする我々だが、
Feが発達しさえすれば話は変わってくる。
※気長に待っててください。
Te(外向思考)グループ
ENTJ,INTJ,ESTJ,ISTJ等
TJはTe(外向思考)を第二機能までに持つタイプ。
彼らは合理性、公平性を尊重する。
であるから、彼らにとって
「最大多数の最大幸福を実現すること」が優しさであろう。
TPと違って個々の事実に拘泥するのではなく、効率的かつ公平に物事を進める。また、ある程度はお気持ちに配慮すべきだと、早い段階で気付くので優しいとみられやすいのだろう。
そして公正であることには文句は言いにくい。
結論
Fe「倫理と常識」
Fi「誠実であること」
Ti「正しい事実を伝えること」
Te「公平であること」
これらが心理機能別の優しさである。
第3機能や第4機能も発達しなくはないので
ある程度この四つの機能を成長させることができる。
この四つの機能を上手く使えれば
「高い人間性」が得られるのではないだろうか。