ゆるふわeスポーツ座談会 in WPフェスを終えて。
こんにちわ。
ウェルプレイド株式会社 代表取締役/CEO 谷田ことアカホシです。
8/25(日)にウェルプレイドが初めて行う大規模主催のオフラインイベント
「ウェルプレイドフェス」を無事終えることができました。
総来場者数1,747名(再入場含む)を超えるたくさんの方がいらしてくださいまして、ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
あらためて、フェスを終えての所感を僕と、もうひとりの代表である高尾ことおっぽれと書いていきたいなと思います。
フェス全体の総合プロデューサーはおっぽれが務めました。フェス全体の総合プロデューサーはおっぽれが務め、僕はこのフェスで「ゆるふわeスポーツ座談会」という一日中雑談をし続けるというコンテンツで喋り続けました。
フェス全体の話は高尾に任せるとして、僕は座談会をフェスのど真ん中に設置したこと、このチャレンジを経て感じたことなどをまとめていきたいと思います。
フェス全体を通じて感じたこと
僕たちがフェスをやりたいと思った一番の原体験は、EVOというラスベガスで行われる格闘ゲームの一大イベントです。
(EVOがどんな原体験なのかは、去年の記事をどうぞ)
EVOに参加して感じたことは
参加しているゲーマーも、MCや実況、イベントスタッフやボランティアの方たちもみんなめっちゃ楽しそう。
ってのがとにかく印象的で、
自分たちが面白いと思ってるゲームのために、みんなが集まってみんなで楽しんでる姿が、何よりも最高だなと思っていました。
フェスに来ていただいた方は気がついたかもしれませんが、やっぱりタイトルによって参加する方たちの年齢層も全然違っていて、普段顔を合わせることのない様々な層のゲーマーたちが一同に会する場所を作れたらなという思いはまず1つきっかけになれたのかなと思います。
決勝を、ステージで連続で行ったこと
会場でMCを務めたふーひが、「これから執り行うタイトルをプレイしていますか?」という質問をしてくれていたのですが観客の3分の1くらいの方が未プレイの中、会場の前で決勝ステージを楽しんでくださっていました。
これは僕らがチャレンジしたかったことで、自分が好きなタイトルだけを楽しんで帰るのではなく、プレイしたことがないタイトルも楽しんでもらいたかったんです。
そしてその体験を後押しするようなコンテンツとして「ゆるふわeスポーツ座談会」を会場に設置したんです。
ゆるふわeスポーツ座談会とは
では、ゆるふわeスポーツ座談会(以下座談会)とはなんのために行っているのか。ということからご説明していきたいと思います。
座談会は、eスポーツのことを興味を持つ人がたくさん出てきてくれている中で、わからないことや聞きたいことをもっとカジュアルに聞ける場所が作れればと思って、2ヶ月に1度実施しているイベントです。
過去にフェスでの実施を除けば2回ほど行っており、毎回100名を超える参加者の方で、予約枠も30分ほどでなぜか完売してしまっています。
「なんでこんな需要があるのか」
を考えたときに、
僕自身が、いろんなコミュニティの方たちとの接点を持ちたいと思っていたのですが、そのアクションこそ、参加するみなさんにいろんな”つながり”を生み出すことができるのではないかと気が付きました。
もっとわかりやすく言うと、例えばFPS,カードゲーム,格闘ゲームとそれぞれのジャンルで、MC/実況、プロゲーマー、スポンサー、オーガナイザー、メーカーは縦のつながりといいますか、タイトルでのつながりは強くなっていく一方で、プロゲーマー同士、キャスター同士、スポンサー同士など横のつながりのきっかけで、色んな話をするタイミングはTwitterなどのSNSだけでは簡単なつながりはできるものの、込み入った話やお互いの状況をヒアリングできる状態になるまでには至らないなと思っていました。
eスポーツを盛り上げようと各方面で活躍される方たちが、タイトルを超えると繋がりが作れなかったりきっかけがなかったりというのが、実は多く存在していて、その垣根を超えるきっかけづくりに今は一役買っているのではないかと思った次第です。
ゆるふわeスポーツ座談会の役割
ウェルプレイドフェスでは、「みんな、まざろう」というテーマがありました。
好きなゲームが一つ見つかれば、そのイベントを楽しめるようになりつつ、
他のゲームにも興味をもうきっかけになってくれればこんな嬉しいことはありません。
これは、音楽のフェスで例えるならばマキシマムザホルモンをメインで聞こうと思って会場に行くけれど、RADWIMPSや、レッド・ホット・チリ・ペッパーズを聞く機会があって、めっちゃいいじゃんと思ってもらえるきっかけになれればと思っているわけです。
そこからのめり込んでくれるかとかは、本人の好きもあると思いますが、みんなで楽しんだ最初の1時間は、いろんなタイトルを好きになる大きな1歩になるのではないかと思うわけです。
その中で、ゆるふわeスポーツ座談会の今回の役割としては、
様々なタイトルで活躍する人たちの、人柄を知りタイトルのゲームの面白さだけではなく、そこで活躍する人や、周りで活躍する人たちが横のつながりで登壇してもらうことで、それぞれの人柄に触れたりいろんな意見を聞きながらイベント全体に興味を持ってもらえるカタチになればと思いました。
大会イベント中の実験
オートチェスの決勝ステージのときに、オートチェスに詳しいちょもすさんと、かなりプレイされていたぷよぷよのliveさんに来てもらい、鉄拳のプレイヤーであるファイターさん、サムスピ・KOFのプロプレイヤーであるK2さんと一緒に、お客さんと一緒に観て楽しむという企画もやってみました。
基本的なことからゆっくり見ていきつつ、様々な疑問に答えながら学んでいく30分くらいの時間でしたが、見やすい環境を作るなど反省点はありつつも、わからないことをわかるようになっていくものをいろんなコミュニティのプレイヤーと一緒に過ごすということができました。
最近界隈のお友達と話をしていたときに、全てのゲームは10時間視聴するか10時間プレイするとそのゲームのことがわかるように・見れるようになるという話をしていて、これをやってみたいなと。
10時間をみんなで一緒に過ごすことは難しいけれど、最初の1時間をいろんなコミュニティの人達やプレイヤーと過ごすことができれば、色んなゲームに興味を持ち、好きになる大きなきっかけになれるといいなと思っています。
まとめ
ウェルプレイドフェスは、ウェルプレイドとしてもはじめての大きなオフラインイベントとして様々なチャレンジを行いました。
結果来場者数は想定よりも多くの人が来てくださり、1200人ほどの方がいらしてくださり、結果としては大成功だったのかなと。
ゲームメーカーの方にも、遊びに来てくれたプレーヤーの方にも、一緒に楽しんでくれたMC・キャスター・コミュニティリーダー・ボランティアの方にも、なにかプラスになるようなイベントをこれからも考えていければと思っています。
ゲームをプレイに対する肯定を
ゲームを観戦することに熱狂を
ゲームに、もっと市民権を
この3つのビジョンを達成するために、ウェルプレイドは引き続きいろんなチャレンジと楽しいことを続けて行きます。
できれば、これをこれを読んでくださる方たちと一緒に面白がってやっていければ幸いです。ぜひ僕たちと、これからも仲良くしてくれると嬉しいです。
※最後のトリに代表二人がその年どっちが強いかを決める最強決定戦をやりわすれたので、次回はそれも一緒に応援してください!w