1.自己紹介(1)
はじめまして、
Herr GBです。
その正体は生粋の関西人、23歳の大学院生です。
昨年3月に大学を卒業し、半年前からドイツのバイエルン州にある大学院のマスタープログラムで、正規学生として勉強しています。
僕は学部時代に1年間、ドイツ留学を経験しているので、今回はドイツで2年目の生活になります。
今回ブログを開設しようと思ったキッカケは、留学時代の友人が同じくブログを書いていることと、自分の滞在を少しでも目に見える形で残したいと思ったから、です。
簡単にいうと、前回の留学時よりのんびりな生活だから。
日常の360°をテクノロジーに囲まれた今の世界では、内容よりも即時性に価値が置かれることが多いですよね。
1週間前のニュースに食いつく人は少ないし、お湯を入れてから300分経ったカップラーメンもきっと美味しくない。
どんなに楽しい思い出も、時間が経てばみんな細かいことは忘れていく。写真はそんな昔の記憶に、ぼんやりだけど簡単にアクセスできるもの、そして日記は、その記憶のさらに詳細までアクセスできるアーカイブ。
学部時代の留学生活は、大学運営のサイトを通してたまに留学日記を寄稿させてもらってましたが、ほぼ義務みたいなもんで、自分から積極的に形に残そうとしてた訳ではありませんでした。
1年間という決められた期間の交換留学、初めてのヨーロッパ、初めての海外生活、ただひたすら一日一日を突っ走った思い出があります。
あんまり思い出せねえ…。
今回の大学院は2年間、始まってはや6ヶ月、マスター修了後も数年はヨーロッパに腰を据えたいので、落ち着ける時間が多いんです。たくさんの美しい思い出が残る学部時代の留学、もう少し色んなことを書き残しておけばよかった、なんて少し思うことがあります。なので今回は、そんな些細なこと、小さなことでもなんでも、ドイツで暮らす1人の大学院生の生活を、みなさんにお届けしたいと考えています。
僕は学生になってからは、主にインスタグラムを使ってきました。ずっと思ってたんですけど、インスタの世界って虚構ですよね。自分で載せる写真もスワイプ1つでフィルターをかけれるし、ストーリーもポストも、人生の輝かしい部分だけ、旅行や遊びに行って楽しかったところだけを切り取って、プロフィールは華やかな写真ばっかり、まるでそれが僕わたしの人生だと他人に見せつけんばかりの…。
それでいいと思うんです、そういうもんだから。
リールをひたすらスクロールして時間を潰したり、たいして仲良くもない相互フォローの友達のストーリーを右から左に見続ける時間、長らくやっていません。他人の投稿を見て、羨ましいなって思う度に、バカらしくなることが何度かありました。
そりゃ楽しい部分だけ切り取って載せてんだから、羨ましく見えるに決まってるやん。
自分のプロフィールもあの人もこの人も、みんな作り上げられた架空のアカウント、架空の世界、そんな華やかな生活だけを送っている人間なんてこの世にはいない、インスタを見ていても、どこか味気がしない。綺麗なプロフィール欄の人を見ても、何故か人間味を感じないんです。きっと僕がシンプルにインスタに向いてないだけなんだと思いますが。笑
僕の同級生の多くは今、社会人一年目が終わり、二年目に突入しようとしているところです。ところがどっこい、インスタを見ると、まるでみんなまだ学生かのように、旅行して遊びまくっているかのような投稿しかないんですよね。もちろん楽しいことを載せるのがインスタなので当たり前ですし、毎日社畜で病んでます、みたいな投稿されてもそれはそれで嫌ですけど。笑
それでも、あれ、みんな働き出したのに、週40時間働いてるはずやのに、ほとんど遊んでる投稿ばっかやな。あ、インスタって嘘の世界やん。
そんな中で、友達の書くブログやフォローしている著名人のポッドキャストやラジオを聞いていると、人生の悩みや相談、酸いも甘いも、決して作り上げられたものではなく、人間くさい、人間味ある、人間らしいことを話しています。
自分もせっかく発信するなら、虚構の自分ではなく、リアルなものがいい、華やかな海外生活じゃなくて、ほんとにこういう人が海外に住んでいるんだ、そう感じてもらえるような日記にしたいと思っています。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます😌
たくさんじゃなくていい、読んでくれる人にだけ、届いてほしい。
気まぐれにのんびり投稿して行きますので、よろしくお願いいたします。
いずれGBの全貌が明らかになると思います。^_^
それではまた、