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エコリングさんの企業訪問レポート〈倉庫見学編〉

こんにちは!!TOYOTAプロジェクトチームリーダーのやすです。

今回は、7月4日に株式会社エコリングさんへ企業訪問のためお伺いさせていただきました。訪問の際に、対応してくださったエコリング販売担当の内海義喜さんと高梨英子さんから貴重でとてもアグレッシブルなお話を聞くことができたので、みなさんにシェアしたいと思います!!
前編を倉庫見学編、後半をインタビュー編に分けてお届けさせていただきます。

(後程:インタビュー編はこちらから)

1.エコリングさんについて

 株式会社エコリングさんは、日本中の企業で13社のみしか得ることができていないB-corp認定を取得されている企業です。また、13社の中でもBIA得点(※B-corp認定の際に使われる指標、主に環境や社会課題へのインパクトから算出)は101点と日本で第2位で、日本の中でも環境・社会課題に最先端に取り組んでいる企業です。主な業務は、買取による不用品のリユース事業を行っていて、現在全国に166店舗を構え、出張や宅配でも買取を行い、さらに活動の幅を海外にも広げておられます。

▽B-corpについて

エコリングのB-corp認証やそれに向けた取り組みについてはこちらから 

今回倉庫訪問・インタビューでお世話になった内海さん(写真左側)と高梨さん(写真右側)

2.到着早速、倉庫見学!!

そして、到着後ご挨拶をした後、早速エコリングさんの倉庫見学をさせていただきました。

まずは、一階部分の家具や衣服類が搬送され、輸送先の仕分けをしている場所を見させていただきました。

ちょうど、倉庫に入った際に全国の支店から集められた衣服を積み荷からおろされている場所を拝見しました!!

そのほかにも段ボールに梱包され、支店以外に各家庭から回収されてきた日用品がたくさん並んでいました。毎日4tトラック5台分が運ばれてくるようです。

配送されてきた中でも驚きだったのが、着物類の多さ。この写真の段ボールには、全部着物が入っているようです。

こちらのカートにも大量の着物がありました。内海さんによると、家具の次に衣服が買取に出されることが多く、また着物はその中でも比率が多いようでした。

先ほどトラックから下ろされていたものと同じような買い取られてきた衣服類。

さらに、その奥に進むと衣服とその他に化粧品や衛生管理系の商品、雑貨などが仕分けをされていました。中には、半分ほど使った化粧品もありました。使いかけであっても、それを欲しいと思う層がいるため、買い取っていらっしゃるようです。

小物の中には、懐かしのゲームも。
トラックに入る私たち

そして、エコリングさんは国内の各リユースショップ以外にも海外へも買い取った商品を輸出しているようで、これから海外に輸送される商品を積んだトラックの中にも入らせていただきました!!中には、食器棚や衣服、遊び道具、木彫りの置物までありとあらゆる商品がありました。そして、梱包するときは、お客さんが提示した値段や相手の欲しているものから推測して中身を決めているとおっしゃっていました。(このトラックの中に数百万円分の商品を詰めて、出荷をするようです!!)

そして、次は3.5tもの商品を詰めるエレベーターで二階の倉庫も見させていただきました。

2階では、買い取られてきた商品、特にブランド品や楽器、雑貨等の査定や商品写真の撮影などが行われていました。写真は、査定・梱包されたギターです。2階の商品は、主にエコリングさんが行っている400社の企業が集まるオークションに出されるようです。

ここでは、オンラインやニュースで紹介するための商品の写真を取っていらっしゃる様子です。少数の人で、多くの商品の撮影をされていました。

出荷待ちの商品たち

さらに、段ボールや袋に詰められている商品は、出荷待ちの商品で、この奥にも大量の商品が並んでいました。この商品らは、1か月でローテーションし、月に数十億のお金が動いているようです!!

また、商品の梱包で使われている梱包材は、一般的なプラスチック素材の梱包材より環境に良いとされるものを使っていらっしゃるようです。

また、衣服類の梱包にも段ボール以外に何回でも使えるような布製の入れ物を利用しているようです。環境配慮をしている梱包材や使いまわしができる布製の入れ物までB-corpに選ばれる企業としての意識が垣間見えました。

3.倉庫見学パートの感想

 エコリングさんの倉庫を見学させてもらうことで、エコリングさんの環境や社会に貢献する姿を垣間見えた気がしました。例えば、梱包材や商品を運ぶ入れ物を少しお金をかけてでも環境に配慮した素材のものを使っていることや倉庫から出るゴミを減らすために細かい部分まで仕分けをして、必要な人に届けられるようにしている点などです。僕自身の今まで想像していた「消費者から消費者へ商品を流す」リユース業ではなく、「必要な人へ届ける」リユース業の姿を知ることができました!!
 
次にインタビュー編も近日公開ぜひ見てくださいね~~!!(後編へ

ありがとうございました✨



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