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9/9(土)追加!!「大人の必須科目:REGENERATIVE」ワークショップをします。~これからの活動への思いも沿えて~【トヨタ財団国際助成プロジェクト】


イベント概要

 こんにちは、トヨタ財団国際助成プロジェクトの学生メンバーのやすです。この度、トヨタ国際助成プロジェクトで「大人の必修科目:リジェネラティブ(regenerative)」をテーマにワークショップを開催します。

⏱日時:
2023年8月24日(木)18:00~20:00(ワークショップ試作会)

!!2023年9月9日(土)16:00~18:00(8月のワークショップからバージョンアップした形で実施)!!

いずれか1日でも、両日のご参加も大丈夫です✨

📍場所:QUESTION 5F Student Lab ※玄関のエレベーターから5階までおあがりください

料金:無料

★申込方法:以下のGoogle formのリンクからお願いします!!
https://forms.gle/c4gZvoXCH8dKAQrJ9

トヨタ国際助成プロジェクト(PTC_TOYOTAプロジェクト)について

 トヨタ国際助成プロジェクト(PTC_TOYOTAプロジェクト)は、台湾でB-corpに初めて選ばれた企業である「DOMI」が生み出した貧困問題と環境問題を同時解決する「-+モデル(マイナスプラスモデル)」の日本での実装方法を研究するプロジェクトです。2021年の秋に始まり、今年の2月と6月には、タイ・台湾を訪れ、現地のソーシャルムーブメントの先進事例や現地の社会課題のリアルを知りました。

2月の台湾視察のようす
6月の台湾・台北の視察のようす

↓視察のより詳しい内容やこれまでの活動の記録はこちらから↓

なぜワークショップをするのか??

 これまで2年間で、気候変動や貧困の問題という大きなテーマを、台湾の-+モデルを参照しつつ、その思考法を日本ではどのような形で実装できるのかを模索してきました。そして最近、アクションや受益者の設定は【「社会課題」や「社会貢献」「CSR」等に(本気で)取り組もうとしている人自らが、作りたい循環を描き、それぞれのフィールドに適した-+の定義を考えること】が望ましいのではないかという仮説に至りました。
その仮説を実証するための一歩として、ワークショップを開催します。学生を未来の象徴としてとらえることを提案しつつ、彼らの声や視点を聞きながら新たなソーシャルビジネスモデルを持続可能な未来に向けて構築する。本ワークショップをそんな新たな一歩目のきっかけとしていきたいです。

ワークショップのイメージはこんな感じ!!

こんな人に来てほしい!!

  • 「社会課題」や「社会貢献」「CSR」「世界のソーシャルムーブメント」のように、今では漠然と当たり前のように使われているが、具体的にどのようなことから始めたらよいか知りたい人

  • 「勉強」として習う社会課題や環境課題を「実践的に」解決に向けてアクションを起こせないかと悩んでいる人

  • アジア(海外)の社会課題解決の現状・リアルについて知りたい人

リジェネラティブとは??

 では、なぜ私たちはここまでDOMIの活動が他の活動よりも素晴らしいと思うのか。それは、DOMIの活動は「サステイナビリティ」を超える「リジェネラティブ」な活動だからです。
 リジェネラティブとは、サステイナビリティの次の概念として最近注目されている考え方です。日本の環境負荷改善の取り組みの中で浸透している「サステイナビリティ」の主眼は、「既存のビジネス構造の中で、環境負荷や社会課題ができるだけ少ない状態を作り出すにはどうしたらよいか??」という観点にあります。しかし、リジェネラティブは、「そもそも環境負荷がない循環型の社会やビジネスをいかに作り出せるか??」というシステム自体の転換を見据えるものです。

 例えば、食であれば、食品ロスが生まれた後に、割引をして販売することや再加工をして別の商品として提供することは、サステイナブルな活動に当たります。一方、リジェネラティブな活動は、需要と供給の均衡を近づけるためにサブスク型の受注販売を行うことやそもそもロスが起きないサプライチェーンを作り出すことを試みるものであるということです。
 
 ではDOMIモデルはといういと、企業がペーパーロスで節約したお金を自社にただ還元するのではなく、その経済的リソースを貧困家庭へと循環させています。といってもただ単にお金を渡すのではなく、LED電球を設置することで貧困家庭の経済支出とCo2排出を抑え、気候変動対策だけでなく「Climate justice=気候正義」にも寄与しているのです。

 また特筆すべきは、単に企業内の努力ではなく、顧客を巻き込み、彼らのアクション(電子請求書に切り替える)の内発動機を促すことによってペーパーレスに結びつけているということです。そして受益者(ここでは貧困家庭)ですら、電球設置のための自宅訪問の際には取り組みの趣旨説明を受けるため、結果的に気候変動への取り組みをDOMIモデル関わる全ての人たちに促すことができているのです。

DOMIのー+モデルのイメージ

このプロジェクトが目指す未来

 このプロジェクトは、今年の11月で一区切りを迎えます。しかし、以下のような「目指す未来」を創り出すために一緒にこの活動を広げていく仲間を募集しています!!

社会(全体)として
①本イベントやプロジェクトを通して、個々の生活と社会課題・環境課題との関わりについて認識することができ、みんなが普段の生活から社会課題のタネを発見することができる
②国際競争力の低下が叫ばれる日本でASIAと足並みをそろえながらチャレンジしアクションしていく土壌を構築する
③上辺や数字だけを求めた「仕方がなくする活動」ではなく、本気で「やりたい/やる必要がある」という思いで活動している企業の取り組みにフォーカスされる社会を作る

学生として
①課外・学外で、大人や企業に手助けを気軽に求めることができる
②「学生・若者=社会を知らない」ではなく、「社会を変える未来の象徴」として周りの大人の助けをもらいつつ、真剣に社会のロジックを変えることができる人材となる。そのような学生や若者が増える
③ASIAや海外で同じように未来の象徴として活躍する・活動しようとしている学生・若者と対等に会話できる人材が増える

企業として
①社内の社会貢献活動を社員の問題意識やアイデアからアップデートし、働きかけることができる
②学生・若者を未来の象徴と捉え、企業・行政・学生との協働の土壌が整っている
③周りからの圧から仕方ないからやる活動ではなく、個々が危機意識を自ら持ち、「やる必要がある/やらなければならない」と自主的に活動する企業が増える。このような人材・チームが増える。
④ASIA圏で、環境課題・社会課題を本質に置いた活動を行う企業のチームに日本企業の名前や活動が聞こえるようになる

こんなに面白いムーブメントに入るきっかけとしても今回、イベントを用意しました!!詳しくは↓↓から!!

~イベント詳細~

日時:
2023年9月9日(土)16:00~18:00

場所:QUESTION 5F Student Lab ※玄関のエレベーターから5階までおあがりください
料金:無料

Question 5階のStudent lab

タイムテーブル:
1.今回の趣旨 / ゴールの設定・確認

2.「ASIAのソーシャルムーブメントの今と学生が日本企業と模索したいこと」
 
学生メンバーの松本と吉田によるタイ・台湾でお話を伺った企業や訪問した施設、地域から読み取れたソーシャルな活動について報告会をします
3.ワークショップ
 
学生メンバーからの発表から日本でどのような活動をアクションに移せるか、これまでの私たちの周りの取り組みの課題発見などのワークを行います
4.好評・共有時間
 
やすとみずきからワークショップの議論についてフィードバックと振り返りを行います。

申込方法:以下のGoogle formのリンクからよろしくお願いします!!
https://forms.gle/THkQmA9yjYEUSyBW6

ぜひイベントのご参加お待ちしております!!

10/12には台湾タイからチームが来ます✨
詳細は改めてご案内します!イベント概要


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