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イベントレポートvol.16 「好きが広げる人生の可能性」

1月31日(金)、中込孝規さんにお越しいただき、「やりたいことを口に出す」こと、好きなことを通して自分を変えていかれたご経験をお話いただきました。(今回はアフリカ部との共同企画です)

中込さんは現在、ダンススクールの運営をしつつ、講演活動、アフリカへ行き各地でダンスを通じて交流する、といった「子どもの可能性を広げる」「やりたいことがある人の背中を押す」といった活動をされています。

新卒で入社した教育系企業ベネッセを退職してダンスで交流しながら世界一周をするなんて「生まれながらにして社交的で超アクティブ」、私も話を伺うまでそう思っていました。自分に自信がなく、どちらかというとあまり前に立つような性格ではなかったとのこと。仕事に精を出しつつも、もやもやしていたようです。そんなとき、知人に話した「大学生のころにキッズダンススクールでダンスを教えていて、また教えたいんだよね」とぽろっと話したところ、「いいじゃん、やりなよ!」という言葉を受け、昔教えていた子どもたちを集めてダンス教室を開催。このとき、自分で企画して実行して喜んでもらえてという体験をし、「心が震えた」「やりたいことを口に出す」ってすごいパワーがあることなんだ、と実感したと言います。この出来事をきっかけに、「やりたいことを先延ばしにしない」と心に決め、「いつか行きたかった世界一周」にダンス交流をしながら行かれました。

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日本でのダンス教室、世界一周で会った子どもたちとのエピソードなど笑顔溢れる話が盛だくさんでした。こんなに笑顔がたくさんある変革クラブ企画も珍しいかもしれません!
さて、私の印象に残った3つのポイントを紹介させていただきます。

1.コミュニケーションで大事なのは気持ち
世界一周となれば、英語が通じない国の方が多いぐらい。インドネシアの学校のとある1クラスにダンスを教えたあと、テンション高く何かを言われ「きっとこれは“明日も来てね!って言ってくれているな”」と思い、翌日向かったらなんと全校生徒が校庭に集合していたとか。言葉が通じなくても、気持ちがあればそれが伝わるとのこと。信頼関係に言葉は関係ありません。これをまさに笑顔~な中込さんが仰るので、もう本当、そうなんだなって心に響きました。仕事においてはもちろん論理性とか語彙力とかある程度大事なこともありますが、社内外関係なく、仕事に対する本気の気持ち、相手を尊重する気持ちがあれば、不完全であっても大丈夫ですよね。気持ちってどう伝わるんだろうかと思い、私は中込さんを見習い笑顔1割増しで最近過ごしています。

2.自分の好きなことで行き急いでいない
好きなことをする、それは幸せなことであり「早く~しなきゃ」とは思わないそうです。
いろいろな活動をされている中込さんですが、自分の心がやりたい!と思わなければ、いくら世間体にいいことでも、やらない決断をされるとのこと。
私はまさに「行き急いでしまっている」状態です・・・周りや自分が昔描いたキャリアビジョンと比較してしまっています。本当に心躍ることができているのか、というとこから問い直し、そのときを精一杯生きる・楽しめるようにしたいと思います。

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3.やりたいことを口に出す
これは、今回のテーマでした。「やりたいことを口に出す」、これに尽きます、と。中込さん自身、知人にふと話した「子どもにダンス教えたい」という一言から、今では各地で一歩を踏み出す人を応援する講演をされたり、TEDに登壇されたりなどご活躍の場を広げています。まずは自分がやりたいことを口に出すこと。最初は怖くても、それでもやりたいと思うならば本気であり、勇気を持ち口に出す。
口に出すことの大切さ、私も仕事で最近実感しています。チャレンジできる人数も限りがある中でどう仕事を自分に引き寄せるか?と考えると、「やりたい、やれる、やれるように努力している」ことを口に出し、そして実際にいつアサインされても大丈夫なように準備をしておくこと。私の場合、チャレンジしたかった仕事にアサインしてもらえ、想定より早かったので準備不足で大変ですが、引き続き発信とどの努力を続けようと思った次第です。

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超個人的な感想で言うと、私もダンスを大学生のころやっていた&アフリカに強い関心を持っていることから、この企画はとても楽しみでした!

「ありのままの自分に自信を持つこと。お互いの違いを認め合って、好きなことにチャレンジできる社会にしたい。」という思いを持たれていて、これは「やりたいことを口に出す」ことで可能性を広げていった中込さんだからこそなんだなあと思いました。

次回も心に火をつける、そんな企画をしていきますのでお楽しみに!

レポーター:変革クラブ幹事 北村早紀(2018期)

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