僕のお婆ちゃんは認知症を患っています。
昨年、お爺ちゃんを亡くしてから急激に認知症が進みました。
老人ホームに会いにいき、生きがいを失い、家とスーパーの往復だけの生活になり、認知症が急に進みました。
ここの二週間ほどはよく僕に電話があります。
「仕事で忙しいかな?現金がないから郵便局にお金をおろしてきて欲しい」という依頼の電話。
きちんと電話対応をすると安心して郵便局の話は忘れます。
老人ホームの話をお婆ちゃんにもお爺ちゃんが生きている時から僕は提案をしています。
返答は「お爺ちゃんが建ててくれた家にまだ居たい」との返事。
なかなか決心ができないとのこと。
娘である僕の母親もできる限り家に居させてあげたいという気持ちが強い。
仕事柄、家族の“気持ち”を優先してあげたい気持ちがあります。
僕の立場は「孫」。
仕事柄、本当であれば今すぐにでも老人ホームにお婆ちゃんを進めてあげたい。
この仕事は、この経験があれば更にお客様に提案する際に強くなるとお爺ちゃんの時にも、身をもって経験済み。
僕がお婆ちゃんにできる最大のプレゼント!
生きがいと安心な生活を提案してあげたいものです。
難しい問題です。
老人ホームコンシェルジュ 看舎桂太