老人ホーム探しよりも、老人ホームを促す時期の方が難しい
先週末の話。
遂に、自分のお婆ちゃんを老人ホーム見学に連れて行きました。
『夕食をよばれに行こう!』と誘い出しました。
もちろん、子供も同席の上です。
老人ホームで施設長の話を聞いていると、認知症のお婆ちゃんは「ご飯と思ってついて来たのに騙されたわ。お爺ちゃんが建てた家に最後まで居たい」と泣いていました。
お婆ちゃんには孫である僕から説明しました。
「36年間、孫である僕がお婆ちゃんに嫌なことをしたことあるか?お婆ちゃんがちょっとでも安心、安全に暮らして欲しくて見学に来てるだけやで!契約はしてないから安心して雰囲気を見て欲しい」と話をしますがお婆ちゃんの涙が止まりませんでした。
最近では通帳を紛失していました。
おまけにもちろんカードも無かった現状です。
お客様にいつも話しています。
老人ホーム探しよりも、老人ホームを促す時期の方が難しいですよ。
今、自分がその状態になると想像以上に難しいことだと体感。
これも良い経験です。
僕がこの仕事をしている以上、お婆ちゃんにとって最適な場所を必ず提案して、少しでも生き甲斐をもって長生きしてもらいたいです。
爺ちゃん!力貸してや!!
老人ホームコンシェルジュ 看舎桂太