高度外国人財の教育(時間)
日本で働く、日本人と外国人の違いは、一つは「故郷」、もう一つは「文化」が違うです。
故郷(ふるさと)は、「思い出の地」であり、「傷を癒してくれる(またはその逆)」です。そして文化は、「価値観」を作り出し、「常識(他の人も同じだと思い込むこと)」を植え付けます。
その二つがあるがために、多くの日本企業は彼ら(外国人)の教育がうまくできません。一言で言えば「得体が知れ合い」のです。そのため、どうも苦手意識が企業側の方に付く傾向にあります。
しかし、苦手だからといって、距離を置いていてはいつになっても問題は解決しないので、是非こう考えてください。
「会社に多様性(ダイバーシティ)があることで、生命力、成長力、抗体力が付いているんだ!良薬は口に苦し!(笑)」
「得体が知れ合い」と感じたとしても、それは「それ」。
これから一緒に仕事をすることで、未来から振り返れば、彼ら外国人休業員にとっても、この瞬間から《会社》が「新たな故郷」、「新たな文化」の源になるのです。
時間を掛けて接してください。確かに時間的に言えば、日本人を教育するよりも時間が掛かり、面倒かもしれませんが、手塩にかけるだけの価値はあります。反復する必要性があることを忘れないでください。
これから、数回に分けて「高度外国人財の教育」についてのポイントを解説したいと思います。
島崎ふみひこ
異文化コミュニケーション研究所(R)
https://www.globalforce.link/
日本企業のダイバーシティ教育、高度外国人財の採用・活用