[解説と設問を発表]なぜSNSのアルゴリズムは10代の少年に暴力的なコンテンツを見せるのか【英語で学ぶ大人の社会科】第85回 9/29(日)20時@オンライン
ソーシャル・メディアと暴力、公衆衛生の関係性について英語で議論。
2024年9月29日(日)夜20時@オンラインで開催するワークショップは、BBCに掲載された論考「なぜSNSのアルゴリズムは10代の少年に暴力的なコンテンツを見せるのか」を使い、デジタル社会と暴力について英語で議論します。このワークショップの解説と設問を発表します。
なぜSNSのアルゴリズムは10代の少年に暴力的なコンテンツを見せるのか【英語で学ぶ大人の社会科】第85回 9/29(日)20時@オンライン
2024年7月、米国で20歳の青年によるトランプ元大統領暗殺未遂事件が発生しました。この事件に限らず、米国ではネット上で暴力的なコンテンツを度々視聴することにより過激な思想に染まった少年による学内での銃乱射事件が頻発しています。
米保健福祉省、米国における銃暴力を公衆衛生の危機と宣言(米国) | ビジネス短信 - ジェトロ
一方、同時期に、韓国で主に青少年によるディープフェイクを使用したデジタル性犯罪が露見し、大きな社会問題となっています。これは韓国だけでなく、欧州でも過去に同様の問題が報告されています。日本では、やはり未成年者による学内での盗撮とその拡散が報道されており、教育関係者や保護者に衝撃を与えました。
韓国で急増するディープフェイク・ポルノ、大統領が「撲滅」を指示
これらの現象に共通するのが、少年らは、少女たちとまるで違うアルゴリズムによる情報をネット上で受け取っており、それがこのような暴力の発生に寄与しているのだという研究結果です。このテーマについて議論するワークショップの詳細は以下のとおりです。
日時: 2024年9月29日(日)20時~21時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 見学のみ: 500円、初回参加者:800円~
教材として、以下の英語記事を利用します。ワークショップの詳細及び申し込みの詳細は別記事で追ってお知らせします。
【教材】
なぜSNSのアルゴリズムは10代の少年に暴力的なコンテンツを見せるのか(日本語)
'It stains your brain': How social media algorithms show violence to boys (英語)
チケットの申し込みは以下のYahooチケットサイトから、または銀行振り込みでお願いします。
【チケット】
なぜSNSのアルゴリズムは10代の少年に暴力的なコンテンツを見せるのか【英語で学ぶ大人の社会科】第85回 9/29(日)20時@オンライン
【銀行振込での申し込み】
振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。
このワークショップの設問は参加申し込み者、サロン会員、有料ニュースレター購読者及び後日発表するnote記事購入者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの2020年4&5月の記事(設問を公開しています)を参考にしてください。
【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会
【解説】
今月半ば、オーストラリアのアルバニージー首相は、10代の青少年のSNS利用を禁止する法案を年内に提出する方針を発表しました。禁止対象は「14歳未満」から「16歳未満」で検討されているそうです。豪州政府は3年前にも未成年者のSNS利用に保護者の同意を義務付ける法案を提出しており、今回の法案はこれよりもさらに厳しい措置となります。規制にあたって、政府は、特定の年齢層の若者がSNSにアクセスできないような技術の導入を検討しているようです。
豪、子供のSNS利用禁止へ 「14~16歳」未満軸、年内に法案
この青少年のSNS利用禁止措置法案の目的は、ずばり上記のように10代の若者が性犯罪や暴力事件の加害者、そして被害者になることを防止するためですが、彼らがデジタル機器を離れて対面の遊びやスポーツへ参加することを促す意図もあるといいます。
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