ステレオタイプの落とし穴。海外だから〇〇は失礼。
留学のご相談の中で、「外国人がものごとをはっきりしますよね?」
と、聞かれる方がいます。
こんなとき僕は「あなたはものごとをはっきりさせるタイプですか?」
と、聞き返します。
そうすると、人によって違う答えが返ってくるのです。
日本人は、遠回しに表現すると言われていますが、
白黒はっきりさせたい方も中にはいます。
上記のようなステレオタイプが招きかねないトラブルをお伝えしていきます。
ステレオタイプとは?
Oxford辞典では以下のように定義されています。
a fixed idea or image that many people have of a particular type of person or thing, but which is often not true in realit
引用:https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/definition/english/stereotype_1?q=stereotype
直訳すると、「人やもののイメージやアイデアはそれぞれあるが、事実と異なることがよくあることやもの」
日本語では「偏見」や「先入観」として認識していればいいでしょう。
そんなステレオタイプですが、実は日常でもあるのです。
例えば、Supremeというブランド。
今では世界的なブランドとなり、有名なブランドとのコラボ企画などがある際には、大変賑わっています。
このブランドはサイトや情報を見なくても高いという認識が僕にはあります。
この状況で「高い」という認識が、まさにステレオタイプです。
もしかしたら、サイトに訪問すると突然通常価格が半額になっているかも知れません。
ステレオタイプは実際確認をしていないのに決めつける人間の癖なのです。
これは良くも悪くも僕たちの私生活や仕事に影響してきます。
日本人は偏見や先入観が多い人種
日本の文化や歴史は世界的に大変評価されています。
しかし、ひと昔の日本はアメリカ人ん
なぜ、偏見や先入観が多いのかを考えると歴史的背景や人種の問題があります。
日本は大日本帝国と自らを呼んでいたくらい高いプライドを持った国でした。
さらに鎖国をしていたわけですから、世界との交流もなかったわけです。
すると、何がおきるのか?
耳に入った情報のみで、行動をすることが多くなるのです。
高校や大学選びを思い出してください。
早稲田や慶応と聞くと花があるように感じたでしょう。
名前だけで、判断し、入学をして満足人もいれば、そうでない人もいます。
まさにイメージだけで行動した代償ですね。
そんな時代が日本にはありました。
現代はインタネットや電話が普及しているため、
確認できますが、一昔前は確認が容易にできなかったのです。
さらに、日本人は察する能力に長けています。
主語がなくとも、この人はこの話をしているのだとろうと、察することが日本人は得意です。
(これはあくまでペルー文化で育った僕の経験からですが)
察する能力があると気配りができるようになり、
さらには先を見据えて物事を判断できます。
この察する能力は前情報を元に頭に中で処理しているため、
日本人は無意識に前もって情報を集めるているのです。
前もって情報を集める時に、ある程度決めつけをして、行動に出るため、
日本人は偏見や先入観が自ずと増えてしまうのでしょう。
これはいいことではあるのですが、悪い方向に進んでしまうことがあるので注意が必要です。
最後に
外国人は日本人とは異なった環境で育っているので、
価値観や礼儀などが違うのは当たり前です。
ここで大事なのは、
受け入れる思考をもっておくことです。
「これは〇〇だ」「こうでなければいけない」
といった信念も大事ですが、留学などの場合はその部分を学びにも行っているので、
受け入れる思考をもっておくとストレスも緩和され、学びも広がるでしょう。
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