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【追記アリ】 「ピンクリボン月間②:「Think Pink」自分のピンクについて考えてみる」 : 『日経xwoman Terrace』寄稿

※本記事は『日経xwoman Terrace』2021.10.22  に寄稿した記事の転載です。


まえがき

10月も2/3が過ぎ、NYもめっきり秋が深くなってきた。とはいえ、ここ数日はカフェの野外席が心地よく、例年よりも暖か目な陽気ではあるけれど。

そんな先日、フリーペーパーの『am metro NEW YORK』が、10月のピンクリボン月間「Think Pink」のメッセージとして年に一度全ページピンク色にする日があり、新聞を入手。その時のこと、ピンク色の心理的効果、そしてシンプルに身近なピンク色について考えてみたことを「ピンクリボン月間②:「Think Pink」自分のピンクについて考えてみる」として綴ってみた。

思いの外、ピンクのアイテムが身近にない自分にも気づき、衣服に至ってはこの季節に着られるピンク色のものはシャツ一枚だけ。

これって、それなりに色々な物事に大して自分で解決つけられており、すっきりしているからなのか、元々ぼんやりしている為、わざわざ筋肉の緊張をほぐさなくてもいいということのか。

私の場合、構築してきた仕事用のワードローブにピンクを投入してしまったら、全面的見直しと調整が必要になってしまうから気になっても取り入れなかったと言う方が正しいかもしれない。

まぁ、この1年半で生活様式を始め、仕事の仕方、自分の考え方やあり方自体が大きく変わり、何より一眼でわかる位に髪の色と体つきが全然違う。

2022年に向けて、調整をしている現在、そしてこれからの自分とうまく付き合い、時には自分のご機嫌をとっていく為にも、自分にとって快適なピンクを是非取り入れていこうと思っている。

原文リンク

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「ピンクリボン月間②:「Think Pink」自分のピンクについて考えてみる」

ピンクリボン月間の10月も後半突入。このBreast Cancer Awareness Monthの間は、この月に因んだ事柄、もしくはピンク色に関するトピックに統一して投稿します。
何かにフォーカスして世の中を見つめていくと、今までとは違うことが目に入ってきたり、浮き上がってきたり、気付いたりするから。

さて、先日手にしたニューヨークのフリー・ペーパー「am metro NEW YORK」。この新聞は10月14日版がannual “pink paper” として全ページがピンク色になりました。
小さいことかもしれないけれど、「今日はピンク色?あ、ブレストキャンサー・アウェアネス月間だったな」と、人に思い出させたり、再度認識を強めさせたりすることができる。日常の中で気づかせることの重要性を実感する。

人々が自分に身近なこととして知り、考えるのは次の段階だから。その入り口は可能な限り広く当たり前の場所に存在させて、手で触れやすいことが重要。そのピンク色で示されたその物体を手にとる、触覚の刺激で自分に受け入れる行為の重要性も実感する。

そんなこともあり、私もその日はピンク色の物を着ようと思い立ち、この時期に着用可能な服をクローゼットの中で探すも、シャツ一枚しか持っていなかった事実が発覚。

戦略非言語研究家・国際イメージコンサルタントという自分の専門分野柄、視覚効果としてのピンクが体やメンタルに与える影響は重々承知しているのに、自分自身で身に着ける物としてピンクを取り入れていなかった。いや、これまでの私のビジネスにおいて、装いの広い面積でピンクを取り入れる感じではなかったのです。環境、役目・立場、対象者などなどあり。

でも、この1年半で、必要以上に自分に課してしまっていた事柄から解き放たれたので、少しずつ気に入るピンクを身の回りに増やしていきたいと、自然に思えたのが今回の成果。
なぜなら、ニューヨークの暮らしの中で接する人たちが、何だかふんわり優しかったから。きっと、私も緩やかだったのかもしれないし、ピンクを見て相手もなんとなく和らいだのかもしれない。私が緩やかで、同調したのかもしれない。いずれにせよ、良い連鎖です。

だからこそ、どんなピンクでも良いのではなく、ピンクの中でも今の自分が最も映える特徴を持ったピンクを身に着ける。これこそ、その視覚効果が何倍にも何十倍にもなることを踏まえた、ラジカルセルフケアと言える。

Think Pinkとは、乳がんについて考えると同時に、素の自分を考え、自分が快適に過ごせる方法を考えるってことじゃないかと思います。

そんな10月。

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