米トランプ大統領、仏マクロン大統領へのデリカシーの無いちょっかい
2018. 04. 24記事
【本日のニューなトランプ ネタ】
笑いを誘って場を和ませたいのであれば、ホストである自分を落として笑いを取るべし。
フランスのマクロン大統領ご夫妻が就任後初めてアメリカを訪問中。
先ほど上がってきたニュースで、トランプ氏またまたびっくりな行為をメディアの前でそれもマクロン氏にやっているのを発見。
Trump flicks 'dandruff' off Macron's suit と言うタイトル
トランプ、マクロンのスーツのフケを指で払う
© ludovic Marin / AFP
New York Postのページからそのシーンの映像を見ることができます。
フケとか、たとえ糸くずだったとしても、大勢の人がいる場であれば、気づいた人は、相手にそっと教えてあげるとか、それがついている人に気づかせずに、そっとやってあげるのがエチケットと言うか人としての配慮。
「相手に恥をかかせない」のは、世界共通で大事なこと。
それを、メディアも含め大勢の人がその場には居て、そしてそのカメラの向こうで見ている沢山の人がいる前で、こういうチョッカイというかジョークが飛び出るとは。。。
実際、本当にフケでも糸くずでもあったとしても、大勢の人の前でやることではないし、ましてやフケ、糸くずがない場合、ジョークなどでやることではない。
トランプ氏、「最高の関係だ」「フェイクニュースじゃない」とか「私たちはパーフェクトでないといけない」「これで(肩についたものを払って)彼(マクロン氏)もパーフェクトだ」とか言っていましたが、マクロン大統領がその言葉をそのまま借りて、お礼として焼きオレンジの前ボタンをガシッとかけて「これでパーフェクト」とか言ってくれたら正にパーフェクトだったら〜などと一瞬考えましたが・・・いやいや、このようなデリカシーの無いちょっかいにはわざわざ応戦しないのがスマートな人。にっこり笑ってやり過ごしたマクロン氏の株がググッと上がります。