人間だから
身内であっても時々その存在が私を苦しめることがある。
いや、身内だからこそ余計に…か。
そんな時は「血の繋がりなんてもうどうだっていい。所詮人間はひとりなんだ。あんたたちのことなんて関係ない。知らない。わたしはわたしの人生を生きてくから、そっちはそっちで勝手にして。」て思ったりするけど、
何もかも放って突き放して生きていけたらどんだけ楽か…って思うこともあるけど。
でもやっぱり、人間として生まれてきたからには誰かを大切に思って生きていきたいし、どこかに愛情を置いてきたりはしたくない。
時々「血が繋がってても所詮は個人と個人。もうわたしは知らないから。」と、投げやりになる自分を軽蔑してしまうのはわたしが本当はそんな人間でありたくないから。
そしてわたしも突き放されたくないからだ…きっと。