英語コミュニケーションは実技教科では無い。
教員生活1年目の恩師であり、推しの国語科H先生はよく「教材を教えるのではなく、教材で教える」という事を口にしていた。
まさにその通りで、国語の教科書に載っている文章の読み方、文意を教えているだけではダメ。
(そんなの文字通り、読めば分かるから)
そこから何を考えるかという先を見据えなければならない。
英語コミュニケーションという授業もそうなのではないだろうか。この授業ではコミュニケーションは「目標」ではなく、「手段」である。
それは科目名からも自明で
「数学」の授業はただsinやcosの計算が出来ることを目標としてはいない。
(それこそ、こんな事して将来なんの役に立つの?と聞かれてしまう。)
このsinやcosという計算を通して論理的思考力を身につけることなどが望まれているのではないだろうか。
これも俺の推しであるゲーム実況者の牛沢という人が「マリオピクロス」をやりながらだが、算数・数学を通して論理的に紐解いていく力を養っていたんだろうと発言していた。
話を戻すと、家庭科は調理や裁縫など家庭の事を出来るのを目標としている(だろう)のに対し、数学が数学を出来るようになるのを目標としていないように、英語コミュニケーションも実技教科では無いので、コミュニケーションを目標とすべきではないと思っている。
「教材を教えるのではなく、教材で教える」
教材を元に様々なトピックを扱って、深みを持たせる授業を目指したいと思うこの頃です。
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