無責任な教師にならないために

教師というものは汚い人間であるとつくづく思います。(自分自身そうですね……)

例えば、すごく教え方の酷い教師がいたとします。教科書を読むだけみたいな……

この時点で悪いのは教師でしょうか?生徒でしょうか?
もちろん教師です。
(教材研究ができないほど忙しいのかもしれませんが、そのような背景はとりあえず置いておきましょう。)

しかし、教師が「覚えておきましょう」と言った瞬間、どうでしょう?

こうしたら悪いのは覚えてない生徒になります。
教師は覚えろという指示を出した。それを守ってない生徒は悪です。


ね?汚いでしょう?

僕はこのような無責任な教師には嫌気が刺します。こうならないように心がけています。
どうしても覚えてねって言うことはありますが、それでも心が痛みます。

この話をする時によく使う例がincreaseという動詞です。

increaseは向上するという意味を持ちますが、これをただ覚えてねって言うのは無責任ですね。

increaseのcreaseの部分をローマ字読みするとクレアセ……

これ、音楽記号のクレッシェンドと同じ語源なんです。
(クレッシェンドは音量を徐々に上げるという意味でしたね)

このように、日常に存在するものとか、生徒の既存の知識になぞらえてあげる工夫をするだけで、この無責任さは薄れるのかなと思っています。

日々勉強ですね……


P.S.
クレッシェンドの反対がデクレジェンドになるように
increaseの対義語はdecreaseになります!

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