ニューヨークとロンドンの違い2【住宅編】
前回のニューヨークとロンドンの違いにたくさんスキを頂いたので、本日は続編。
住宅についての違いも書いてみます。
ちなみにNYの時はマンハッタンに住んでいました。
ロンドンではバンクまで徒歩圏内。
ざっくりイメージは家賃はニューヨークよりもロンドンの方が高いイメージ。為替によるところが大きいかもしれません。
設備で面白いのは、マンハッタンの賃貸物件は未だに各部屋に洗濯機が付いていない物件が結構あります。各階にコインランドリー的な部屋があったり、各階にない場合は、マンションの共用フロアにコインランドリーがあったりします。新しくできた物件であれば、各部屋に洗濯機・乾燥機がついている物件が増えてきていますが、まだまだ全体では過半数を超えていないイメージ。
洗濯する時間のない多忙なニューヨーカーはクリーニング店やコインランドリー併設のwash and foldを使う人が多いようです。共働きの同僚は使っていました。日本だとクリーニングに出すものはスーツとかコートとかだと思いますが、wash and foldは下着などの毎日着るものを洗濯(wash)して、畳んで(fold)くれる。朝出して、夕方には仕上がっているので、働いている奥様に大人気。お金は衣類の重さで課金されるのが一般的。
ちなみにアメリカの産休はとても短く3−4ヶ月くらいなので、仕事をに復帰する場合は子守をナニー(乳母)を頼むことが多いようです。フルタイムの仕事に復帰する場合、自分が働いている時間を全部見てもらわないといけないので、ナニー代がかなり高いらしい。日本円で30万円とか40万円とかかかると言う話を聞いてぶったまげた記憶があります。逆に同僚はそんなに給料もらっているんですねと自分との格差に愕然としました。
基本的な情報ですが、アメリカでは洗濯物を外に干すことはあまりしません。特にマンハッタンで外に干している人は見たことないかも。
それに対して、ロンドンは洗濯機がついているアパートはNYよりも多いイメージだが、乾燥機の普及率はあまり高くない。外に干している家庭もちらほら見られる。google先生に聞いてみると、ロンドンもにwash and foldのサービスがあるようだが、ニューヨークのように街の至る所に見られるっていう感じではない。ロンドンで物件を探すときは、「洗濯機がは部屋にあるのが前提で、その洗濯機に乾燥機能が付いているかどうかをきちんと確認した方がいいですよ」と不動産屋さんにアドバイスを受けた。ロンドンとニューヨークでずいぶんスタンダードが違うのがわかっていただけたと思う。ちなみに僕がNYで住んでいた家は洗濯機+乾燥機(別々で一体型ではない)で、ロンドンは一体型の洗濯乾燥機(日本っぽいやつ)
でもどちらもドイツメーカー製。
念のためですが、ニューヨークも郊外の一軒家とかだとマンハッタンのマンションとはずいぶん生活の感じが違うので、ご留意ください。
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