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キャリアアドバイザーとキャリアコンサルタントの違い

免許持ちか否か

めちゃくちゃ簡単にいうとこれだけです。

キャリアアドバイザーは、転職支援をやっている転職エージェント全般を指します。資格がなくてもできます(※資格がなくてもできます、というのは個人の話で、事業としては届出が必要です。念のため)。

キャリアコンサルタントというのはその中で、国家資格であるキャリアコンサルタント(キャリコンともいう)資格を保有している人を指します。

これは調べたらすぐ出てくることで、本題はここからです。

資格がある方が果たしていいのか?


一見、資格がある方が安心だなと思う人は多いかもしれません。
キャリアコンサルタントという資格取得のために、みんな同じことを学んでいます。
持っている基本ノウハウの最低限のレベルは揃っています。
そういう意味では、安心です。

ですが、個人的には資格があることが全てではないんじゃないかと思っています。
なぜか。
転職エージェントは「営業型」と「利他型」がいると思います。

転職エージェントは、「営業職」ではあるので成約数(決定数と言ったりもします)を追う仕事でもあります。
数字を追う仕事として営業色の強い人と、人の仕事を選択するという人生に寄り添いサポートしたい利他精神が強い人と大きく2パターンに分けられる気がします。

これは以前書いたこちらの最後の方でも語ってます。


で、キャリアコンサルタント資格を取得することでキャリアアップするような組織に属している人や、長年転職エージェント業界にいる人は、キャリアコンサルタント資格を持っている確率が高いです。

「転職エージェント業界慣れ」している人って、この経歴だとこの人は〇〇か△△だな、とか履歴書と職務経歴書を見るとわかってくるものなのですね。

求職者がどういう人生を送りたいのか、何が不満で転職を考えたのか・・・
そういったところに寄り添ってライフプランを考えてみよう!そこから転職しよう!と考える私のような人間は、多くはありません。

頭でソロバンを弾いて、公式に当てはめて転職支援しているエージェントは営業型です。
営業型が悪いわけではありません。でも、AとBの同業他社で迷った場合、営業エッセンスが強い人は採用フィー(利益)が高い求人をお勧めしてくる可能性が高いのです。

そういうこともひっくるめて考えると、キャリアアドバイザーだから云々とも言えないし、キャリアコンサルタントだから云々とも言えないのですが、要は結局決めるのは求職者であるご本人です。

アドバイザーだろうがコンサルタントだろうが肩書はそんなに関係なく、自分が本音で話せる人かどうかという人間的な相性をまず見ることをおすすめします。

あとは対応の誠実さ、速さ、知識量なんかでエージェントを選ばれるのが良いかと思います。
エージェントがなんと言おうと、決めるのは求職者であるご本人です。
流されて決めちゃわないように気をつけてね!!!

エージェントのダブル使いで、セカンドオピニオンとして使うのもありですよ。

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