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【転職】面接のコツを2つだけ

簡潔に言うと「スキル」と「選んだ理由」

これだけです。

色んな人の転職相談に乗ってきました。お悩み相談がもはや趣味の領域です。

職業(キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタント)として、ではなく、ほぼボランティアとして話を聞いてきたことのほうがはるかに多い。
ほぼボランティア…お茶代をごちそうしてもらったり対価を受け取ったこともあるからです。

もちろん自分自身も転職をいっぱいしてきました。

経験社数でいうと5社。
SESでエンジニアや業務コンサルで客先常駐(クライアントの企業に出勤してお仕事すること)していたときもあるので、それも入れると7つの会社に入り込んできた経験があります。

書類上の経歴でいうといわゆるジョブホッパー(職を転々とする人)的に見られてしまうし、その側面も確かにあるので、そんな自分にどこかで劣等感を抱いていた時期もあったりしたのですが、ヒューマンデザインで自分のタイプを知り、自分は3番ラインを持っていると知ってかなり楽になったりもしました。


ヒューマンデザインを知りたい方はこちらをどうぞ。


で、経験を転職に関する知識やエピソード、コツを書いていこうと。

思考やナレッジ(知識)は、インターネット上に書けば誰かの役に立つかもしれませんのでね。

さて、世は転職時代です。

さあみんな転職しようよ!ってことではなくて、10年20年前よりもはるかに、あなたが転職する可能性が高まっているということ。

今は転職しようと思っていなくても、ライフイベント(結婚やら介護やら)が起きたとき、起こらなくてもボーナスが減っていって業績が・・・という会社に不安を覚えたとき、めちゃくちゃ人間関係に悩まされて円形脱毛症になってしまったときなどなど、脳裏に「転職」がよぎったときに、どういう考え方があるのかをあらかじめ知っておくことは損ではないでしょう。

とくに新卒生え抜きで長年働いた会社にいると、良くも悪くもその価値観で生きていくことになりがちです。

例えば

有能な先輩Aさんがいたとします。有能な同僚でもいいです。思い浮かべてみてください。

その人の「有能」ポイントは、その会社内で通用する「有能」でしょうか?それとも社外に出ても通用する「有能」でしょうか?

出世しているから=有能なのか?いやいや、出世していなくても仕事ができる先輩、一人ぐらい会社にいませんか?


会社で有能認定されるには、こうです。


会社がしてほしいことをしてほしい形で遂行する
=評価される
=出世などの有能認定


本当は有能な人も「会社」が合っていないと、有能認定されない可能性があるということです。

たまに「俺は/わたしは評価なんて気にしない!」っていう人がいますが、サラリーマンは評価されて給与が決まる仕組みです。

気にしない方は起業されたり、フリーランスに行かれるのがよろしいかと思います。ただ起業もフリーランスもクライアントに評価されるのですけどね。

それでは本題へ参りましょう。

今日は面接について。面接対策のポイントを究極まで絞ってみました。

  • 今までやってきたことは何ですか?

  • 志望理由はなんですか?

  • 退職する理由は何ですか?

こういったことがよく聞かれますが、それはご自身の過去なので、ちょっと準備すれば話しやすいと思うんです。

転職相談玄人として「面接対策」するならばこの2つです。


①スキル


これは、「応募した仕事に対して、自分が経験したこのスキルが活かせると思ってます!」って伝えることです。

■手順
- まず求人票を読み込み、業務内容を確認します。
- 自分の経歴とマッチする部分(どんなに微かでもOK)を探します。
- そこに関するエピソードトークを掘り起こします。
- 面接官から「なぜそう思ったのですか?」となぜなぜ分析されたときの回答を用意します。(とりあえず1階層の「なぜ?」へ準備できればOK)


活かせると思ってます!でもいいし、これをメインでやりたいと思いました!でもいいです。

「なぜやりたいのですか?」に回答できるようにしておきましょう。

例えば、アパレル販売→個人営業に挑戦しようと思っている人ならこんな感じでしょうか。

「前職でも数字(売り上げ)を追っていた経験がある。そこにやりがいを感じていた。どうやったら達成するのか工夫するのが楽しいと感じた。一方、同僚でノルマ達成がプレッシャーになる人もいるのを知った。自分はそうじゃなかったので、これは強みでは?と思い、それをさらに磨くために営業職に応募した」


②選んだ理由

これは、「あなたの会社じゃなきゃだめなんです!」を伝えることです。

■手順
- まず企業のホームページを読み込みます。
- 会社理念やビジョンと、自分の価値観とがマッチする部分を探します。
- なければ、求人票を読み込み、扱うサービスや組織風土を確認します。
- マッチした部分が「御社でなきゃいけないんだ!付き合って(内定)くれ!」という理由になります。

例えば、さっきのアパレル販売→個人営業に挑戦しようと思っている人なら、成長できる環境を求めているわけです。

では、成長できる環境ってどんなところ?って考えてみます。

- 研修がある
- ライバルがいる
- 案件やアポ先がたくさんある(早くたくさん経験できる)

これをそのまま伝えちゃうと△です。

自分の○○したいだけじゃなく、双方(会社と自分)がWin-win、両方にとってメリットがあるよね、っていう言い方にしていく必要があります。

- 御社は規模が大きく研修制度がある→現在の自分に足りない部分を補うことができる
- 同世代の社員がいるので横をみながら自分の成長の速度を意識することができる
- 社格(会社の規模)があるので営業しやすい環境である

と思っている(=私のWin)。

- そういった環境でたくさん経験を積むことで早く成長し会社に貢献できる人材になれると思った
- 長く働くことを前提に転職活動しているので、長く貢献できる安定した会社がいい
- いいと思っているものを売るのは大切という考えで、御社の○○(売り物であるサービス名)に非常に共感している

だから御社に応募しました(=会社のWin)。

こんなことを言えるようになるといいんじゃないかと思います。

若手転職でそこまで言えたらすごい👏

これが言えたら転職エージェントなんか使わなくてもきっと転職できちゃう。

初めての転職だったり未経験だったりすると「ここは志望度低いからな~」って面接で頑張らない人もいたりするのですが、本命だったらどうアプローチするかの練習の場だと思ってやることをおすすめします。

内定が出た後で、自分が選ぶ立場になったほうが精神衛生上よいのではないでしょうか。

いいですか、面接はお見合いです。本命じゃなくても本命っぽくしたほうがいいです。内定もらってから悠々と考えましょう。


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