－の力とかオタクは好き【日記：2023/4/19】
光か闇か、天使か悪魔か、プラスかマイナスかと聞かれたら、オタクなら大体後者を選ぶんじゃないだろうか。
代償ある力とか、呪われた力とか、マイナスを逆用した力とかそういうの
オタクは好きですからね。
魔剣、魔眼、呪われた右手、反英雄、過負荷、大嘘憑き――
なんと心の踊る言葉でしょうか！
それとは言うほど関係がありませんが、先日このような展示会に行ってきました。「不快のデザイン展」と銘を打った展示で、世の中に色々ある
”不快”を逆用したデザインや音、商品設計などを紹介する企画です。
例えばこういうの。
我らインターネットボーイ＆ガールにはなじみ深い、エナジードリンクの話とか。曰く、エナジードリンクの特有の味は”なんか効きそう”と思わせるためにあえて付けられいる味なんだとか。
てっきり高麗人参とか、そういうよくわかんないけど良さそうな漢方的物質の醸し出す奥ゆかしい味わいだと思っていました。
その他で言うと、実はホットケーキミックスも本当はもっと楽にできるらしいです。卵なしで水だけで作れる。でもそれだとやってる感がなくて売れなかったから、卵も入れさせるようにして作ったとのこと。
これに関しては私は圧倒的な異議を唱えたいですね、全く。
水だけで良かったら3倍は買ってますよ、ホットケーキミックス。
……調べてみたら、普通に今売ってる市販のホットケーキミックスは一応水だけでも作れるんですね。なら今度買おう。冷蔵庫でメープルシロップが冷えっぱなしなので。
とまあ、全体としてはこのような展示が十数個並んでいる感じ。
不快のデザイン展というタイトルではありますが、単純なデザインというよりは心理学とか行動経済学的な話が多くて、私のような図画工作苦手ボーイでも結構勉強になりました。入場無料なのでおすすめです。
冒頭の話に戻りますけど、これもある意味闇の力ですよね。
影が光を浮き彫りにするように、不快さによって快感を強調したり、
危険を未然に知らせたり……
こういったものの世の中で活躍を見ると、社会の日陰物の我々も日向に生きる人の生活に何か貢献できてると思えていいですね。
用途はよく分かりませんけど。
(こいつらみたいにはならないぜ！という反面教師とか、殴る用のミットぐらいかな？)
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