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“誹謗中傷被害”と“誹謗中傷濡れ衣”に遭った話
いつも私のnote記事にスキしてくださる皆様、本当にありがとうございます。
今回は、私が過去に遭った“誹謗中傷”に関する被害経験について書きます。
内容は少しセンシティブですがこの記事は無料で公開します。
「こういう被害に遭った人がいる」「自分と同じ被害者を出さないための注意喚起」を知ってもらうために頑張って書きました。読んでいただけると嬉しいです。
“誹謗中傷被害”に遭った話
まずは被害に遭った話から書きます。誹謗中傷被害に遭ったのは専門学校3年生の時です。
その時は顔写真とか実名を晒されたりはしませんでしたが、あきらかに見た人が「あの人のことだ!」と察するような内容のものでした。被害に遭ったと分かったのは、その誹謗中傷のことを同級生から教えられたことがきっかけでした。
「えぇ?実名とかを晒されてないならいいじゃん。それは被害じゃないじゃん。」と思う方がいらっしゃると思いますが、私にとっては悪口を書かれただけでも辛い状況でした。それに…誹謗中傷を書いて投稿した犯人は、私と同級生たちを含めた全員が「犯人はあいつだ!」と分かっていました。
誹謗中傷を書いた犯人は…同級生の“ほんの少しばかり問題がある”女性でした。(誹謗中傷問題が露見する前からこの人は皆に嫌われていました。)
その加害者の女性は私だけでなく、他の同級生たちにも誹謗中傷を書いていました。稚拙で「何でこんなことをわざわざ書くんだろう」という内容のことをSNSに書いていました。何故犯人だと発覚したのかは、その加害者がLINEのアカウント名にも SNSと同じ名前を用いていたからです。
だからこのことは私と他の同級生たちは周知していました。
身近なところに犯人がいて、腹が立った私は加害者本人に「私と他の人たちへの誹謗中傷をやめてよ」と勇気を出して抗議しました。ですが加害者は謝るとか反省するとかをせずに「人のアカウントを監視するな」と逆ギレしてきました。
理解不能な反応をされたと思いました。私は加害者のSNSを見ていないし監視もしていません。(他の同級生に教えられてその時初めて見て知った。)
私は人様のSNSを監視するほど心に余裕がなく、当時はとても忙しかったので体力的にも精神的にも疲弊してました。監視するほど暇ではありませんでした。
私の抗議も虚しく終わり、この後も加害者からの誹謗中傷は続きました。
実名晒しも無しで、ただ悪口を書いてるだけの誹謗中傷が続きました。
私はこれだけで傷つき、さらに精神的に疲弊しました。腹が立ち続けていたので加害者とちゃんとした対応をしなかった教師への抗議の意味を込めて“ハンガーストライキ(絶食して抗議するとか認めさせるが本来の意味なんですが、私がやったのは「見ろよお前らのせいで私はこんなに傷ついているぞ」の意味でした。)”をやりました。
私はこのことが原因で専門学校3年生〜卒業まで摂食障害になりました。
誹謗中傷とは、被害者を追い詰めて命が危険になるので…ネットが関わる犯罪の中では1番罪深いと思っています。
“誹謗中傷の濡れ衣を着せられた”話
・最初の“誹謗中傷濡れ衣”
誹謗中傷は良くないと書きましたが、“誹謗中傷の濡れ衣を着せる”ことも良くないです。私は人生で2度、その濡れ衣を着せられました。
最初に濡れ衣を着せられたのは…専門学校1年生(留年前)の時です。その時の私は勉強を頑張って周りの同級生たちに馴染もうと必死でした。
何人かの同級生たちと仲良くなったと思っていましたが、ある日突然1人の同級生から「これどういうつもりで書いたの?」という言葉と共にSNSのスクショがLINEで送られてきました。
スクショにあったのは見ず知らずの人のアカウントの投稿で、内容はそこまでじゃなかったですけど良いものではありませんでした。私は訳が分からなくてどう返事を返そうかと困っていると、スクショを送ってきた同級生から「何か言いたいことがあるんだろうけど、これは良くないと思うな。もうやめてね。」と続けてこう送られてきてメッセージのやりとりは終わりました。
突然身に覚えのないことで同級生から責められた私は混乱していたし、悲しかったです。また学校に行くのが怖くなりました。このトラブルが起こったのは学園祭の準備期間の時でした。
この“1つ”の出来事がきっかけで、この一瞬のことで私は「学校を辞めたい」とまで考えていました。母にこの出来事を話して、何日間か学校を休んだと思います。
休んでいる間は、深く心が傷ついて何をしていても突然泣き出している状態だったし、この頃まだ治っていなかった“自傷行為”も続いていました。(自傷行為の傷跡は今もまだ残っています。)
1人だと冷静な対応ができないと思ったので母を通して当時の担任の先生にトラブルのことを伝えてもらいました。(自覚は無かったのですが、この頃にはもう“適応障害”を発症していたと思います。)
ある日、学校で話し合いの場を設けられて母と一緒に学校に向かいました。私は「もしかして自分が悪い?」とも考えていたので、その時に“OB (薬の過剰摂取)”をしていました。この時に私がこんな行動を取ったのは多分…無言の抗議というか…自分の抱えている痛みと辛さを分かってほしいと思ってやったんだと思います。
この時の話し合いの内容はストレスとOBのせいで覚えていませんでしたが…学校を辞める考えは無くなっていたので、良い状態だったと思われます。
そして翌日、私は頑張って学校に行きました。もちろん1人で。
件の同級生と直接話しました。この場で「私には覚えがない、あれはあなたが間違っている」とは言いませんでした。そんな証拠を示すことも出来ませんでしたし…それに当時、私と同級生は1歳年齢が離れていました。(私は成人していてその人は未成年でした。)
私はこれ以上のトラブルの悪化を防ぎたかったのと相手に恥をかかせない為に…自分に全く非がないのに頭を下げて謝罪をしました。私が悪くもないのに謝罪をしたことがきっかけでこのことは解決しました。
同級生たちは前と同じように接してくれましたが、私は他人に自分のSNSを教えるのが怖くなりました。トラブルの後、自分のアカウントは消しました。教えるのも嫌だし監視されているみたいで嫌だったからです。
・2度目の“誹謗中傷濡れ衣”
2度目の濡れ衣を着せられた時は…就労支援A型事業所で働いていた頃です。
その頃は事業所が展開しているカフェ事業で働いていました。(カフェは公園の中にあったにも関わらず全くお客さんが来なかったです😅)
私は勤務初日からとある男性職員にパワハラとモラハラを受けていました。ことあるごとに人格否定の言葉や覚えのないことでバカにされたりしました。私は“精神障害者”なのに、その男性職員からは“知的障害者”扱いを受けました。…私は精神に問題があるだけであって、知能や日常生活などに関する行動には全く問題がありませんでした。
そういう日々(同じく就労支援で働いていた弱視の人から杖で殴られた暴行事件があったり、別の人から暴言を言われたり、パワハラ加害者以外の男性職員からストーカーされたりしました。)が続いていたある時に…私は勇気を出して就労支援事業所で私の話をまともに聞いてくれるちゃんとした職員の方と労働基準監督署にパワハラ被害を訴えました。
怒りとストレスであまり覚えていませんが、ちゃんと話は聞いてもらえたと思います。
ですが…このことは良い結果になりませんでした。
ハラスメント被害を訴えた私は…加害者のでっち上げによって“やってもいないことの濡れ衣”を着せられました。そのやってもいないことというのは、私が“事業所の住所と誹謗中傷をSNSに書いた”というものでした。もちろん私はそんなことをやっていません。
身に覚えがありませんでした。そんな嘘をでっち上げるぐらい私のことが嫌いなのかと思いました。ハラスメントについても謝罪がないですし濡れ衣を着せられたことにも傷ついていました。
その後私は不当解雇にされました。加害者との話し合いの場がありましたが…暴言を吐かれ続けました。「あなたのしていることは生産性が無い」「あなたのしたこと(労基に通報した)は社会人としてどうかと思う」などと言われました。
どうして加害者と加害者にそそのかされて擁護している人にそんなことを言われなければならないのでしょう?私は身の覚えのなさすぎることで一方的に侮辱されたことでパニックになって何も言えなくなりました。
退職届を無理矢理書かされましたし土下座も強要されました。
…従うしかない状況でした。従わないとレイプされそうだったからです。
私はこの一件の後、何度も自殺未遂をしようとしました。住んでいる地域から出て行って実家に戻ることも考えました。
ですがそんなことをすれば加害者たちに負けを認めることになります。どうして被害者が出ていかなければならないのでしょうか?どうして勇気ある行動(パワハラ、セクハラの告発など)をした人たちが去らなければならないのでしょうか?事実を言っているだけなのに卑劣な加害者たちに嘘つき呼ばわりされないといけないのでしょうか?
…人生経験が足りているとは言えない私には理解ができません。私には“旧式の人間たち”の考えが理解できません。
“誹謗中傷”に思うこと
“誹謗中傷”の被害者であり“誹謗中傷濡れ衣”の被害者でもある私は、これ以上自分と同じ被害者を増やしたくないと願っています。
このような被害に遭わない為には自分で自分の身を守ることも大切ですが、辛いことがあった時は周りの心から信用できる人間に相談してほしいです。
私は泣き寝入りしましたが、私の書いた記事を読んだ皆様には良い解決方法、良い結果が訪れることを願います。
誹謗中傷に関することが原因でやってもないことで不当解雇された人、被害に遭って外を歩けなくなった人たちは再就職をする、何か表彰されることをする、長生きをするなど…良い方向のことをして加害者たちに仕返しをしてください。
誹謗中傷も誹謗中傷の濡れ衣を着せることも同じくらい罪深くて断罪に値しますよー!!!