『永遠の桃花』
『永遠の桃花』
原題:三生三世十里桃花 〈2017年〉
華ドラ視聴、2作品目。
これで完全に華流の世界に沼落ちした…
空飛ぶ、年齢はン万歳、転生する……の、ファンタジーどんと来い! いや、むしろ、好き(♡ω♡ )
ちなみに、この作品の大ヒットで、あちらでは仙境ファンタジーブームが起きたとも聞く。
原題にあるように、主演カップルはそれぞれ転生して3人の人格を演じているのだが、特に女主1番手の楊冪(ヤン·ミー)が演じた司音·素素·白浅は、元は1人の人物らしいのに性格はかなり違う。そして男主1番手は、趙又廷(マーク·チャオ)。マークは本当に演技上手く、夜華と墨淵が同一人物が演じているのだと気づくのに時間かかった(涙) 人間界での結髪スタイルの夜華を見て、んん?、となり、思わずネットで調べたら、あらま、ビックリです。夜華も墨淵も寡黙だし、おまけに本来は双子だった…という役なので、似ているのは確かにそうなのだが、よーく見ていると、マークはきっちりと演じ分けている。違いは見た目だけではない。
第2パート、素素が天界に連れてこられてからのストーリーは、もう、辛くて苦しい展開で、涙なしには見られない。天界の面々が、ホントに憎らしくなる。天帝がかなり厄介な暴君だ。
そして第3パート、十里桃花での再会シーンはとてつもなく幻想的で綺麗な描写になっていた。白浅が素素だと気づいて夜華がグイグイと迫っていくところは面白く、どっぷりと桃花ワールドに引き込まれる。息子の阿離がまた、パパとママを仲直り?をさせようと可愛い言動であの手この手とね( ◜‿◝ )♡
夜華がまたイイ性格で、天帝の跡継ぎである皇太子なためか大変女性にモテるのだが、白浅(素素)以外の女はどうでもいい、というのが随所にエピソードとして出てくる。近寄ってきて好き好きビームを出しまくる素錦もどこぞの令嬢たちも、夜華にはその場の置き物か風景の一部にしか見えていない、ヒロイン一途なヒーローであった。
このドラマの、2番手カップルとなる白鳳九と東華帝君のラブストーリーも見応えたっぷりであった。永遠の桃花では結ばれなかったふたりなのだが、続編の『夢幻の桃花』では主人公カップルとして子どもまでいる、らしい。(未だに未視聴。録画はしてある) 鳳九と帝君も人間界に転生するのだが、この時帝君は黒髪なのが、演じる高偉光(ガオ·ウェイグァン)の実年齢よりも上か?なくらいに見え、ビジュアルは若干さみしい。東華帝君はやはり白髪でなくちゃダメ!なくらい、天界でのお姿が素晴らしい。鳳九演じる迪麗熱巴(ディリラバ)は、人間界では少し大人っぽい。
他にも離鏡を演じた張彬彬(チャン·ビンビン)、白真を演じた于朦朧(アラン·ユー)、子闌を演じた劉芮麟(リウ·ルイリン)…と、カッコいい俳優オンパレードで、かなり豪華なドラマであった。
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