『月上重火~江湖に燃える愛~』
『月上重火~江湖に燃える愛~』
原題:月上重火
羅雲熙(レオ・ロー)の存在を知ってからこのドラマのことを知り、見たくてたまらなかったもののなかなか日本に来てくれず、まぁ、事情もあってだし…ととにかく待ち続けていたら、レンタルとセル、配信サービスのみですがきてくれました。それでもあきらめ悪くどこかでの放送を待って手をつけずにしばらく我慢をしていて、でもそれももう無理かなーっと、今年に入ってから一時的に某サブスクに入会して視聴しました。今からでもどこかで放送してくれないでしょうかねぇ~中国ドラマの放送枠、今じゃ奪い合い状態?ファンとしては、同じドラマを何度も再放送するなら、再放送回数(3回するとこを2回に減らすとか)減らして、別のドラマを放送してくれても…と思うけど、個人的にね。
さて、ドラマ全体としては、羅雲熙の魅力を余すところなく最大限に披露してくれたドラマで、ストーリーの雑さはまぁ、この際目をつぶろう…とう感想です(笑) 色々ツメが甘いんですよねぇ。ひねりもなければ、ドキドキもなく、まぁよくあるラブ時代劇ですね、はい、と。ただ、羅雲熙を剣ではなく扇子で闘うキャラにしたところは褒められますね。新たな魅力に気づかせてもらいましたし、元バレエダンサーの良さを引き出すことに成功したと思います。
あと、相手役の陳鈺琪(チェン・ユーチー)は、アクションもこなす女優さんでありながら、羅雲熙と並んだら体格差がベストに小柄で華奢なので、とても安定感のあるカップルでした。霜花の姫で闘う姫を演じていますから、どんなに頼りない江湖の宮主に見えても、武闘派な組織の主なんだよな〜と堪えられました。
ドラマの紹介では「出会ってはいけない二人」となっていて、それは羅雲熙が月上谷の谷主だからとされていますが、実のところ話の流れでは、羅雲熙が演じた上宮透が皇家に仕える官僚の家で姉の嫁ぎ先も皇子の1人、という身の上であり、曰くのある重火宮の宮主である陳鈺琪が演じた重雪芝では結婚相手として家柄の違いが大きすぎてしまう、ということじゃないのかな、と思いました。うん、やっぱり設定からして色々ユルいよな、このドラマ。
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