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STG初心者が東方妖々夢 Phantasmを初クリアした時に考えていたこと

1月末~2月までちょくちょく練習していた『東方妖々夢』の難易度Phantasmをようやくクリアしました。 STG始めたての頃は高難易度なんて夢のまた夢なんて思ってたけど、続けてればいけるもんですね…。継続は力なりという言葉の偉大さを嚙みしめています。

…と言っても、大部分は先人が残したクリア解説動画を参考に進めていたので、自力クリアというわけではないですけど。それでも、いままでできなかったことが出来るようになった喜びは何度味わっても嬉しいし、楽しい。

(動画をブラウザで観る時は画質を360pに落とす必要アリ)

普段はクリアしたSTGについて攻略の面で書くことは少ない(先人が既に残してるし)けど、初心者なりに「このスペカの時どんなこと考えてたのか」を書いておくのは自分にとっても、これから挑戦する人にとっても有用かもしれないので書き残しておきます。(ホントはただクリアできたのが嬉しい記念に何か書き残したかっただけ)


道中序盤

初っ端の高速弾はビビるけど、①自機狙い→②自機外し→③自機外し→④進路を狭めるような自機狙い、といった具合でくるのでそれに合わせた動きをすればいい。スタート時は上部で構えて、①を下方向にチョン避け、②、③を動かず下で待機、④は一気に上昇してパワーを上部回収する流れ。敵の発射音を参考に動くのが他の場面でも応用が効くやりかた。

息つく間も無く左右から大量の自機狙いが来る。自分は最初の敵の出現場所チョイ下の左上でチョン避け。2wave目→3Wave目に僅かに時間が空くのでその瞬間を狙って上部回収。少し下がって残りのWaveをチョン避け処理。イメージとしては四角を作るようにチョン避けしてました。
最初は大量かつ速い敵弾にビビってたけど、変にワチャワチャ動かずチョン避けを徹底すれば弾も広がらずスペースを確保しやすいことを理解した。

散弾のような自機狙いを撃つちょっと固めの妖精はSTGの基本ワザ「切り返し」を使って対処。咲夜の高速ショットは範囲が広いのでそこまでてこずらない。ここでも下手にあちこちに動かないようにして敵弾を無暗に広げないような移動をこころがける。

ばら撒く弾が厄介だと思う敵は速攻撃破で「そもそも撃たせない」。
これもSTGの基本なので常に意識していきたい。

散弾を超えたら出てくる妖精は出現位置を憶えて上部で出待ち。最初は左から出るのでそれを逆算して移動するのをなんとなく意識します。敵の位置を憶えるの大変そう…と最初は感じるけど、リズムやノリで「左が最初に来て確か右…」みたいななんとなーくでも意外となんとかなる。BGMで多少の流れが憶えやすいというのもある。

横並びの妖精4匹がめっちゃばら撒いてくるシーン。ここも下手に動かず真ん中あたりで高速ショットを撃ってればなんとかなる(n敗)。この後出てくる赤青の自機狙いっぽいのを撃つ2匹はチョン避けしてれば大丈夫(なハズ)。

中ボス八雲 藍

通常1

真っ直ぐ来る自機狙いが2回、発射を見てから一回チョン避け。そのあとの花のように展開されるばら撒き弾が発射されたらボムを撃つ。避けられないことは無いけど、そのあと来る2回目のばらまきと自機狙いが合わさるとやっぱり避けられない。「避けようとして抱え落ちする」といったリスクを避けるため決めボム。
ボムがあるときは無理して頑張らない、気楽に敵に向かい合う。ここで集中力を使って、後半バテたら意味が無いので、集中力の省エネを少し心がける。

式神「前鬼後鬼の守護」

端から開始して反対側へチョン避けしつつ移動。反対側に到達したら空いてる隙間を確認してまた端までチョン避け移動。けっこう余白があるので難しくないと思います。

式神「憑依茶吉尼天」 

個人的最初の難所だったところ。右下端が一時的な安置。グルグル回ってる藍を無理して追いかけようとせず、弾の隙間を確認して中央あたりで上下移動をする。録画して繰り返し観て余白を確認するとわりとできるようになった。

道中 中盤~終わりまで

藍を倒したら1upが出てくるが、同時に速い自機狙い弾を撃つ妖精も出てくるので気を付けないといけない(n敗)。この地帯は序盤に出てきた妖精たちの合わせ技で、対処法も基本同じ。敵の出現位置と自機狙いか外しかをそれとなく憶えておく。

黄色いばら撒き弾はボムもしくは結界を割る。得点アイテムを取る場合は早めにボムしないと左右から来る大量緑自機狙い弾にやられる。無理して取る必要は無いかも?

完全覚えゲー(n敗)。発射音を聞きながらタイミングよくチョン避けしたり大きく避けたり。最後は1ボム使って誤魔化す。これで道中終了。ここまででボムを使い切ってると紫の通常1を気合避けしても抱え落ちが無いので、気楽に気合避けに挑戦できる。

Phantasmボス 八雲紫

通常1

端からチョン避けしてれば基本当たらない…ように見えてたまーに合間に1個だけあるクナイ弾に当たる。背景と微妙に色が同化してるし目の錯覚?で弾が斜めに動いてるように見えるので油断はできない。慣れない時は1ボム使ってもいいかーくらいには考えてる。上手くできたらラッキーくらいの気持ち。

結界「夢と現の呪」

左右から色と形が違う弾が左右から飛んできて非常に混乱するスペカ。基本は端からチョン避けで米弾を避けていき、まだ隙間があるうちに斜めに大きく移動して米弾を誘導、そのあと下にチョン避け…といった具合に避ける。目が混乱したな~って時はボムでリセット、くらいの気持ちで1ボム使ってもよい。

通常2

通常1の間が狭くなったバージョン。基本の動きは一緒で、当たり判定とクナイ弾のY軸が重なって直撃コースを予感したらボムを撃つつもりで備えておく。クリア時は運よくノーボムで切り抜けてたけど、1~2ボムは払っても問題ない。

結界「動と静の均衡」

魔法陣が自分のいた位置に飛ばされ、渦状に弾を展開しまくる。ついでに後を追うように大弾も撃ってくるちょっと厄介なスペカ。渦状の弾は割と隙間を作って展開してくるので、思い切って切り返して魔法陣を誘導した方が結果的に避けやすいかも。このスペカは体力少な目なので「厄介だけどすぐ終わる」という不思議な弾幕。

通常3

通常1に水色クナイが合わさった。基本対処は同じなので出来るだけ粘ってからボム。通常はボムが効くからむしろ通常で使った方がいい、くらいの気持ち。
リプレイ見たらけっこういいとこまで行ってたけど「なんでそれ見えてなかったんだよ」みたいな弾に当たってた。しょうじきこの辺りは「もう十分ボム無しで避けれてるしもう当たってもいいか」くらいに考えていたのもあったけど。ボムを持ってないことで気持ちに余裕が出来る反面、集中しすぎて体力が減るのも考えもの。今後の課題かもしれない。

結界「光と闇の網目」

ちなみにクリア時ここでボム2個抱え落ちしてる。

個人的難所その2で、今でも苦手。レーザーの予告線から発生までわりと早い&位置がランダムなうえに赤青で混乱するランダム弾が迫ってくる。まぁまぁお祈りポイントだと思ってる。レーザーのたびにボム使うのはよくないけど、ここは多めにボムを使うと決める。なかなか難しいとこでもあるけど、これはダメだって感じた時のボムを押す「判断の早さ」を少しでも上達させる。

通常4

小休憩地点。輪になって飛んでくるクナイを2回に1回避ける。…のだけど不安になって一回一回チョン避けしてしまう(それでも一応当たらないようになってる)。ここで少し肩の力を抜いて次に備える。

罔両「ストレートとカーブの夢郷」

水色の弾が移動を狭めて、目玉おやじみたいな大玉が左右からカーブしてくる。カーブの軌道を読んで上下に抜けたりして避けるのだが、これもけっこう目が混乱するので、「こんがらがってきた」と思ったらボムで仕切り直す。目玉おやじみたいだな…とか考えてたら当たったこともあるので、余計なことを考えるのはよそう(n敗)。

通常5

あーこれ絶対避けれんやつだ、という難しい通常弾幕は決めボムするので逆に精神に負担がかからない。ある程度引き付けたらボム。

罔両「八雲紫の神隠し」

個人的難所その3。自機のいる位置に突然出てきて円状に弾とレーザーを出してくる。攻撃のチャンスは紫が出てきてから弾が発射されるまでの僅かな隙(1秒くらい?)。避けるの自体はそこまで難しくないけど、出現位置の調整や攻撃を当てることに集中しすぎるとミスる。解説動画ではわりとすんなりやっている人が多かったけど、自分は苦手。なのでここは時間がかかっても着実にできる自分のタイミングや位置調整を練習。タローマンのうたの一節うまくあるな きれいであるな ここちよくあるな」を胸に刻んで挑んだ。

通常6

一色なので5よりは簡単だけど2ボムは使う。今の位置にいると当たる弾、そうでない弾、動いたら当たってしまう弾を頭の中で選別しながら判断する。

罔両「禅寺に棲む妖蝶」

EXTRAとあまり変わらない、音が鳴ったらタイミングよく卍の隙間に出たり入ったりするやつ。仕組みが分かってれば簡単だけど、最初の頃は意味不明だったな…。簡単ではあるけど、切り替わりの音を聞き逃さないように集中はある程度保っておく。

通常7

早めにくるクナイが当たり判定とのY軸に重なったらチョン避け、遅れてやってくる密集クナイが迫ってきたらボムで解決。このあたりも小休憩…と呼べるほどではないけど、落ち着きを取り戻せるタイミング。

魍魎「二重黒死蝶」

こちらも下で待ち構えて弾が発射されたら隙間を縫って上に移動、弾が曲がって紫を中心に集まり出したらボム、を2回で突破できる。弾の密度や曲がり方を見るとけっこう避けられそうな気もするけど、ここにきて挑戦する
勇気はない。今回は安全、クリアが目的だ…と自分に言い聞かせる。

通常8

通常1より簡単。端から反対方向に素早くチョン避けしていく。合間に僅かな隙間が生まれていてそこを狙って切り返しも可能ではあるけど、失敗して抱え落ちは嫌なので1ボム。割とこういう場面で「いけるのでは?」と思わせて抱え落ちさせる罠を仕掛けるのが上手い。

式神「八雲藍」

個人的難所その4。藍が画面内をピョンピョン跳ねて弾幕を展開していく。密度はそこまででも無いが、赤と青の丸弾、白い米弾が重なるタイミングが意外と見にくい。というより「目と脳が混乱する」というのが近いかもしれない。藍が跳ねる時の音を頼りにリズムよく左右に藍を振っていくと上手くいく、気がする。少しでも「混乱したな」と感じたらボムでリセットする。ボムの無敵時間中も藍の位置調整のための移動は忘れない。これを怠って収拾つかなくなったことも多いので。

「人間と妖怪の境界」

縄跳びの要領で弾を避ける耐久スペカ。これも目が混乱するので、輪っかが移動するたびにボムで良いと思う。今回はちょうど残ボムが無かったので当たるまで気合避け→当たったらボム連打って感じで凌いだ。ノーミスノーボムの動画も観ていたおかげで、気合避けできる場面になった時にある程度動けるようになった。色々な人の動画を見て、いろんな解法があるのを知っておくのが良いのかもしれない。

結界「生と死の境界」

ここから先は完全にボム連打。30秒まで耐えて、発狂したらボム、ボム、ボム…で時間切れまで凌ぐ。どうやって避けるんだよこれ。この辺りで残機とボム数を見て「いけるか…?それとも最後足りなくなるか…?」と考えだし、緊張で手汗と脇汗が凄いことになってた。緊張しすぎると指の動きが硬くなったり焦ってしまうのですけど、そういうのはなるべく減らしたいですね…。

紫奥義「弾幕結界」

この時点で残機1ボム数ゼロ。このスペカは5回ボムればクリアなので実質勝確。しかも1回目はボム無しで切り抜けられた。やはりノーミスノーボムのスーパープレイ動画も見といて良かった…。2回目以降も安置が存在してるらしいけど、そこまで覚える余裕はちょっとなかった。ここでボムを節約できるなら、1回抱え落ちしてもクリアの可能性はあると思うと希望が持てますね。妖々夢はスペカ練習が無いですけど。


参考図書?

・折れない心をつくる最強メンタルトレーニング

STGはとにかくミスの連続。何度も「才能無いな…」と落ち込んでいるのが良くないメンタル状況だと感じ、解決策を探して出会った本。Kindle unlimitedで読めたというのも大きい。

本の内容は主に誰しもがピンチな時にハマってしまうマイナス思考をどうやって対処するかが載ってる。マイナス思考→自分はダメなんだ…というおおざっぱな思考回路の間に、もっと詳しく「なぜそう思うのか」を自問していき、問題点を分解することでマイナス思考を小さくしていけばいい、というのが大筋のトレーニング。

ミスしてもある程度は切り替えられるように…少なくとも、そう努めることで一定の効果が感じられたので、読んで良かった本。最初はもっと胡散臭い本かと思ってたけど。

・勝負論 ウメハラの流儀

上記の本でウメハラ選手と似たようなこと言ってるな~と思い出して少し読み返した。曰く、自分自身が成長し続けるための練習として、日常のあらゆる変化を感じ取ることが大事らしい。スーパーで売ってるラーメンが別のスーパーより2円安かったとか、その程度でもいい。そこから「なぜ2円安かったのか」思考を巡らせる。正解が分からなくても、変化を自分が気づけた…つまり成長したという実感が更なるモチベーションに繋がるということらしい。



東方原作の中でも比較的簡単な妖々夢でも、やはり難易度Phantasmがクリアできたのは嬉しい。先月は一応難易度Hardもクリア出来てるし。これで弾みを付けて他のSTG…いままで買ってもクリア出来なかったアーケード系にも手を出してみたいと思います。目標としては『ガン・フロンティア』『メタルブラック』『ダライアス外伝』の1CC(ワンコインクリア)、最終的には『らじおぞんで』『レイディアントシルバーガン』の1CCクリアを目指したい。今月末には『ラジルギ2』もあるのでそっちもクリアしたいね。

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