【日記】東方Project二次創作スマホゲームのはなし
けっこうクオリティも高く、公式配信も定期的にやっていて盛り上がってたように見えたのに、あっさりサービス終了。理由は「想定していた売り上げと大きく乖離(かいり)している状況が続いているため」。運営するためには(主にガチャなどで)お金を稼がなければならないスマホゲー運営の難しさよ…。
ライバルが多い/ガチャ課金システムの問題点
東方二次創作ゲームは、それはもう数が多い。無料のものから、SteamやDLsiteで販売されているものを挙げればキリがない。ジャンルも多種多様で2DアクションからADVなんでもある。
多くの二次創作ゲームは無料~または買い切りで価格も高くとも5000円、多くが500円~3000円もあれば買えてしまうほどリーズナブルな価格設定だ。この中で集金を10回3000円のガチャに頼らなくてはならないスマホゲーはかなり不利に見える。
東方に関しては、原作が1500円で買えてしまう点が、10回3000円という値段設定のガチャ文化からゲーマーの洗脳を解いてくれるのもあるだろう。
もっともダンカグはほぼ課金せずとも音ゲー部分は遊べてしまう仕様らしく、ガチャを引く意味は薄かったし、課金圧も少なかったらしい(どうもユーザーの大半が学生だったのもある?)。
原曲の数/アレンジ曲が多すぎる
音ゲーに関して言えば、楽曲数の多さが逆にネックになるのではないか。
調べるまで知らなかったのですが、「U.N.オーエンは彼女なのか?」アレンジだけでも2700曲以上あるそうです。多すぎでしょ…。もちろん実装するとしたら有名で人気のサークルだろうけど、それでも多い。
加えて、原作曲はWin版で考えても200曲以上ある現状。「原作の好きな曲が実装されてない」「自分の好きなサークルのアレンジ楽曲が入ってない」が容易に発生する。自分も最初は大好きな『オーライフジャパン』の楽曲が初期実装されていなくて、モチベがだいぶ下がったのを覚えてます。
いずれにしても、運営、ユーザーともに熱量の高いゲームがサービス終了となるのは、やはり悲しい。できれば他の音ゲーのような楽曲買い切りタイプで復活してほしい。
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