【GLAMフォトコンテスト📷ワンポイントアドバイス】vol.3
みなさん、こんにちは!おがさわらです。
今回はいい写真を撮るための基本中の基本、『グリッド線』の活用方法についてお伝えしていこうと思います!
ほぼすべての機種についているこの機能、意外と知らない方や、知っているけど使っていない方も多いかもしれません。
しかし、この機能を使わないなんて勿体ない!
グリッド線を活用することは写真上達の近道でもあります。
ということで、さっそく見ていきましょう。
① グリッド線ってなに?
② 3分割法ってなに?
③ 活用法
① グリッド線ってなに?
グリッド線とは、スマホ画面を縦横3分割にする細い線のこと。
画面が9つに区分けされるかんじですね。
この線を有効活用して写真を撮れば、後述する“3分割法”を意識した写真を撮ることが可能になります。
グリッド線の表示の仕方はこちら。
・iPhoneの場合
設定アプリ→カメラ→グリッドをON
・Androidの場合
機種によって標準搭載されているカメラアプリが異なるようです。機種によってはグリッド線のオプションがないこともあるそうなので、「設定」を調べてみましょう。
グリット線を活用し、写真を撮るうえでの定石とも言われる「3分割法」を習得していきましょう!
② 3分割法ってなに?
先ほどから何度か登場している『3分割法』とはいったい何なのでしょうか。
3分割法とは、絵画や写真、デザインなどの視覚芸術において、画面の構図を決定する際に用いられる経験則のひとつ。(引用:Wikipedia)
なんとこの方法が使われ始めたのは、古代ギリシャのルネッサンス時代まで遡るそうです。
グリッド線によって9等分に分けられた画面の中で、
グリッド線が交わる位置、区分けされたゾーンやグリッド線に沿って被写体を映すことで、バランスの取れた安定感の中、被写体に注目が集まる写真を撮ることが可能になるんです!
またこの3分割法ですが、日常に溶け込んでいるあらゆるデザインの中に活用されていることも多いです。
映画などのなんてことないシーンでさえも、線が交差するところに人物の頭や目が当てはまることがしばしばあるそうです。
意識してみてみると、違った見え方・楽しみ方が出来そうですね!^^
③ 活用法
それでは実際にグリッド線の活用方法を具体例と共に見ていきましょう!
こちらの写真では画面下の平行線に木々の高さを合わせている点と、被写体である時計が縦の線に当てはまっていますね。
画面上に”余白=ネガティブスペース”を作ることでも被写体の魅力を引き立たせることが出来ます。
女の子と縦のグリッド線がぴったり合わさっていて、
草の高さも平行線とだいたい一致させていますね!
とても安定した写真のように感じます。
こちらの写真は3分割法を上手に利用して奥行を出しています。
ポイントはやはり、グリッド線が交わっているところに被写体を配置することですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
グリッド線を利用し3分割法を意識することで、印象に残る写真を撮ることができます。
写真を撮るうえで基本中の基本になるので、
是非とも活用してくださいね^^