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チームで味わう「えがっきー」Designship理事メンバー編
こんにちは、沼野です。
いよいよ今週末11/23(土),24(日)にDesignshipが開催されますね。
どんな物語が紡がれていくのか、とても楽しみです!
実はDesignshipにて、グラグリッドはVISUAL THINKNG PARTNERとして、楽しく自分を描き出せるプレイフルなリフレクション(内省)キット「えがっきー」をご紹介するブースを出展させていただくことになりました!
(会場の5階で出展予定です!)
「個人の内省を促す「えがっきー」は、チームにも活かせる!」と私たちは考えています。
実は先日、ブースでのご紹介より一足早く。
開発中の「えがっきー」を、よりブラッシュアップしていくために、Designship理事の広野さん、細見さん、小松さんにご協力をいただいて、開発中の「えがっきー」の体験会を行いました!
30名規模の運営チームを率いている、Designship理事の皆さん。
Designship本番へ向けて、どんな自分を描き出してゆくのでしょうか?
テーマは「あなたが大切にしてること」
「えがっきー」は、「シートの質問に答える」「答えを絵にまとめる」というステップで、楽しく自分を描き出していきます。
今回試していただいた「えがっきー」は、自分が普段行っている「活動」と、その中で「大切にしていること」について描き出すというプログラムでした!
皆さん、真剣に記入して、自分を描き出していきます!
醍醐味はその後、描いたものの説明と読み解きをチームのみんなで行うこと。
さてさて、皆さん、日々どんな活動をされていて、どんなことを大切にされているのでしょうか…?
広野さん:
・「経営」という活動をしている。
・大切にしていることは「創造的であること、象徴的であること。」
・例えるなら「ヒットラー」のようなもの。なぜなら「世界を変えるのに必要なのは、何にも代えがたい魅力だから。」
細見さん:
・「デザイン」という活動をしている。
・大切にしていることは「ユーザーフレンドリーであること、みんなと仲良しであること」
・例えるなら「個人経営のレストラン(ちょっとハイソ)」。なぜなら「みんながしあわせそうだから」
小松さん:
・「デザインシップ」という活動をしている。
・大切にしていることは「前衛的であること」「物語的であること」
・例えるなら「アベンジャーズ」「仮面ライダーディケイド」。なぜなら「物語をつないでいるから」
小松さん「みんな、活動については「デザインシップ」っていうと思ったのに……。」と、意表を突かれたようです(笑)。
この理事の3名に限らず、Designshipの運営チームのメンバーは、お勤め先でのお仕事など、普段それぞれの活動を持っている人も多くいらっしゃいます。
様々な活動の中で、何を代表的な活動としてとらえるか?という選択はありますが。概ねここで語られている「活動」については、チームの他の人も知っているものでした。
活動の奥にはどんな思いがあったのか?みんなで読み解いてみる
活動から、一歩踏み込んで。
ここからは、チームで「活動」の奥にある、「大切にしていること」を、皆で読み解いていきます。
皆さんは、自分が描いた「大切にしていること」を大切にしていくために、普段どんなアクションをしているのでしょうか?
絵を見せあいながら、語り合うと、どんどん出てきます。
広野さん:
「作り続けること、意外性を求め続けること、自ら進んで何からやる、ビジョンを明確にする、率いる……。」
細見さん:
「ユーザーを知る、みんな(チームや仲間)のことを知る……。」
小松さん:
「新しいことをやりつづける、手は動かし続ける……。」
こう挙がって来たことが、実はDesignshipのチーム運営で叶っているのだと、ちょっとハッとしたような表情で気付いていました。
「運営の中で多少トラブルも無いわけではないけれど」と葛藤する部分もありつつも、Designshipでは大切にしたいことに必要な活動ができている。
「そうなんだよねぇ、Designshipのチーム運営では、自分が大切にしたいことを実現できてるんだ」と改めて認識されたように見えました。
第三者である私(沼野)からは、個々が活きながら、生態系として大きく動いているようなチーム運営に見えてくるシーンでした。
チームメンバーの「大事に抱いている思い」を発見する
また、小松さんが大切にされていることについて、例えながら語ったことがとても印象的でした。
例えに出てきたのは「アベンジャーズ」「仮面ライダーディケイド」
いずれも人気のフィクション作品。
この2つにはひとりひとりの物語をつなぐ、物語を行き来するという共通点があります。「仮面ライダーディケイド」においては主人公自身の物語が、他のキャラクターの物語を行き来する越境によって生み出されてもいます。
細見さん:
「確かにそれっぽい!それっぽい!」
広野さん:
「デザイン業界、アート界、テクノロジー界、全てをまたいでる!ディケイドになってる!!」
小松さん:
「そうなんだよ、ディケイドだったんだよ俺」
この話がでるまで、広野さん・細見さんは、小松さんの「物語をつなぎ、行き来すること」を大事に抱いているという側面を知らなかったそう。
えがっきーをきっかけに、新しいところが見えてきました。
「個々、そしてチームの存在する意味を、皆が見出しあう」ことで生まれる、個の活きるチーム
チームでえがっきーを読み解きあったことで。
チームワークを発揮しあい、年単位でパワフルに活動し、お互いを知っているように見えるDesignshipの理事の皆さん同士にも、まだまだ見えていないことや、知らなかった思いがあるということが見えてきました。
そして、チームメンバー同士で新しい発見を共有しあい、理解を深め合う過程の中で、チームの存在する意味も改めて見出しあっていったのです。
個々、そしてチームの存在する意味。
その意味を皆が見出しあうことで、より個々が活きる仕事やプロジェクトが叶うように感じています。
Designship運営メンバーの個が有機的に活きあって、うまれているDesignship2019。
運営メンバーの皆さん、登壇者の方、参加される皆さまと一緒に、私たちも「大切に抱えていること」を感じる物語を支え、味わっていきたいと思います!
そして、問いかけのテーマをどんどん研ぎながら、ブラッシュアップの終盤を迎えている「えがっきー」。
Designship 5Fのブースで、皆様とお会いできることを、楽しみにしています!ぜひ応援をよろしくお願いいたします!
(沼野)