「なぜ楽つみ木ワークショップを皆で体験したいのか」
お忙しい所お返事ありがとうございます。
「なぜ楽つみ木ワークショップを皆で体験したいのか」
少し長くなりますが、私なりの思いをお伝えしたいと思います。
子どもにとっての「積み木」ですが、
私は、幼児期にはブロックの前に積み木遊びを充分にさせたいと思っています。
形をイメージしながら、重ね、動かし、やり直し、崩れ、またイメージし、重ね、・・・
といった、やり直しながら、すぐ次のイメージを持てることが子どもが試行錯誤する過程に合っていると考えています。
水や泥、粘土遊びと同じように、感覚と思考とを同時に満たすことができる。
と申し上げると大げさかもしれませんが、「積み木」を子どもに体験させたい主な理由であります。
そして、この「積み木」ワークを大人(職員含め)が一緒に体験する意義。
実はこちらの方が、今後に大きな意味を持ってくると思っています。
私が園長になった背景からご説明させて下さい。
M保育園は、お寺経営の保育園で、私は10年前にこのお寺に嫁いで来ました。
もともと幼稚園教諭であったこと、また、臨床発達心理士として、
子どもの発達を考えることを専門に仕事をしてたこともあり、今年、義父から園長を引き継ぎました。
というのは表向きの理由で(笑)
私自身がM保育園の保育に疑問を感じることが多々あり、いてもたってもいられなくなった。
というのが本当のところです。
長年の保育の中でマンネリ化していたといえばそれまでですが、先生主導の活動。
大人ウケをねらった活動が多く(発表会など)、本来の子どもの創造性が発揮されていませんでした。
今年園長となり、月案を含めカリキュラムを改めて考えているところです。
幸い職員も一緒になり、「子ども達により良い保育を」と考える態勢ができつつあります。
今回積み木ワークショップをお願いした背景には、このような流れがあり、
このワークショップを通して、職員・大人にも「遊びの持つ力」
「本当の創造性を発揮した時の喜び」を体感してもらいたいと考えています。
長々と乱文失礼致しました。
ご一読頂き、感謝申し上げます。
M保育園 S 紘子
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