#なにげない日:10(就活)
これまでの会社生活のエピソードをここで終わらせるべきか、それとも続けるべきか迷っています…。
現在は、就職活動中ですが…
されはさておき、高校卒業後の進路について書きたいと思います。
その時代には、私は進路相談をすることもなく、専門学校かパートタイムの仕事と家事の選択肢しかありませんでした。それがいわゆる氷河期世代の状況だったと思います。
部活動を通じた推薦や先輩の就職先に同じクラブがある可能性に希望を託していましたが、推薦は受けられず、結局無職を選ぶしかない状況になりました。夢や希望を描くこともしませんでしたけどね。
高校卒業前のある日(みんなは8月にはすべての就職活動が終了している)
地元の企業から就職の案内を受け取り、非常に嬉しく思いました。
自転車で5分、徒歩で10分の距離にありました。
求職者にとっては、「面接」という重要な日が訪れました。
その日は自転車で余裕をもって出発したものの、正門が見つからず迷ってしまいました。まるで競輪選手のように何周もしてしまいました。
そこで一人の男性に出会い、「●●●会社はどこですか?」と尋ねたところ、「ここですが…」との答えが返ってきました。面接に来たと伝えると、彼は親切にオフィスまで案内してくれました。人事担当の紳士が会社の説明をしてくれ、履歴書を提出し、就職活動は終了。
最後に紳士は「遅刻は良くないですよ(笑)」と言い、私は家路につきました。ショックで落ち込み、残ったのは罪悪感だけでした。
翌日、学校で先生に謝り、家事手伝いに励むことにしました。
何もないけど。
数日後、クラブの先生に呼び出され、怒られると思いましたが、「落ちてよかったね!」と言われました。
先生は優しく、「●●企業のクラブに興味を持たれているようですが、クラブ活動は続けますか?」と尋ねてくれたのです。
2択で、断る理由があるか!?という表情のまま、先生にこう答えました
「続けます!」と。
先生が優しい眼差しで「次は遅刻しないでください」と言ってくださったことに、私はこれまでの29年間の会社生活を通じて、常に感謝していました。
おかげで、会議・出張・面談などすべて30分前に行動!
そして先生!ありがとうございます。
今は無職です! ごめんなさい!