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秋田の聖母マリアの出現、シスター笹川カツ子さんが死去

先月8月15日の聖母被昇天の日、秋田にある聖体奉仕会のシスター・アグネス笹川カツ子さんが亡くなった。93歳であった。

今から約50年ほど前、シスター笹川に、聖母マリアが現れ、三つのお告げを与えた他、修道院内の聖母マリア像に落涙(101回)やその掌に十字の傷と血が出たことで当時、世間の耳目を集めた。

当初、マスコミやカトリック上層部からでさえも、超能力によるものではないか、との嫌疑がかけられたが、血と涙が科学的に人間のものであることが証明され、またバチカンのラッツィンガー枢機卿(後のベネディクト16世)からも是認されて以来、超自然現象であることが認められた。

木製のマリア像からの落涙や掌の出血現象も大変な驚きであるが、今、彼女の第三の予告が非常に注目を浴びている。秋田の聖母出現は、まだバチカンからの正式発表がないからと言って、未公認であるという者がいるが(wikipediaでもそのように分類している)、当時、所轄教区長である伊藤庄治郎は、バチカンに赴き、ラッツィンガー枢機卿に会い、秋田の第三の予言がファティマの第三の予言と一字一句同じであるという確認を得ている(筆者は記録で確認済み)。ファティマの第三の予言は、今もって、バチカンはその全容を明らかにしていないが、秋田の第三の予言と同じだとすれば、発表した場合の世間に与える影響の重大さ、深刻さからバチカンは発表することを躊躇しているのであろう。

我々現代人は経済的繁栄の大義のもと限りない物質的欲望を追及してきた結果、道徳は廃れ、犯罪は急増し、自然は過酷に破壊され、地球温暖化は急速に進行し、かつて経験したことのないような規模の異常気象と自然災害が眼前に繰り広げられている。

シスター笹川は、2019年10月、「来るべき時が近いと感じた」と述べている。お告げは不気味な響きを以て我々に迫る。

「愛する私の娘(シスター笹川のこと)よ、これから私の話すことをよく聞きなさい。そしてあなたの長上(司祭・司教)に告げなさい。もし人々が悔い改めないなら、おん父は全人類の上に大いなる罰をくだそうとしておられます。そのときおん父は、大洪水よりも重い、いままでにない罰を下されるに違いありません。火が天から下り、その災いによって人類の多くの人々が死ぬでしょう。良い人も悪い人と共に、司祭も信者とともに死ぬでしょう。生き残った人々には、死んだ人々を羨むほどの苦難があるでしょう。その時わたしたちに残る武器は、ロザリオとおん子の残された印だけです。毎日ロザリオの祈りを唱えてください。ロザリオの祈りをもって、司教、司祭のために祈ってください。悪魔の働きが、教会の中にまで入り込み、カルジナル(枢機卿)はカルジナルに、司教は司教に対立するでしょう。わたしを敬う司祭は、同僚から軽蔑され、攻撃されるでしょう。祭壇や教会が荒されて、教会は妥協する者でいっぱいになり、悪魔の誘惑によって多くの司祭、司教がやめるでしょう。特に悪魔はおん父に捧げられた霊魂に働きかけております。たくさんの霊魂が失われることがわたしの悲しみです。これ以上罪が続くなら、もはや罪の赦しはなくなるでしょう。」

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