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人生の岐路
こんにちは。
noteを週1回は更新すると決めてから1週間が経つのが非常に早い気がしております。毎日が充実しているということでありがたいです。
今回のタイトルにも書きましたが、今私は人生の岐路に立っていると思っています。具体的には親戚の焼肉屋を卒業して福岡に移住し、他の焼肉店で働きながら独立の準備を進めようと思っています。
目的は一緒に独立してくれる右腕を探すことです。
現在の状況だと親戚の会社にいるため、右腕にしたい人がいても引き抜けません。仮に親戚がオッケーを出してくれても、私が誘われる側だったら関東から縁もゆかりもない福岡に移住して独立を手伝うということは想像以上に高いハードルだと思います。
現に入社して10年経ちますが、右腕を見つけることができませんでした。
ここに反省点が2つあります。
1つは右腕探しに関して楽観的に考えていたこと。私はありがたいことに今までの人生で大きな挫折を経験してきませんでした。周りの方の支えがあって今日までやってこれました。なので右腕探しも良いご縁が舞い込んでくると思っていたのです。甘すぎました。
思い返せば右腕問題だけではありませんでした。独立のことは親戚が数多くの経験をしてくれたおかげでいろいろ教えてくれます。それを聞いて私は行動するだけで、目の前の仕事で満足し、主体的に独立に向けて動けていなかったのです。「自分は運が良いから大丈夫」「周りが教えてくれてきっとうまくいく」と根拠のない自信に溢れていたのです。もちろん技術的なことや知識は自分で積極的に学んできた自負はあります。ただ人の心は勉強だけでは手に入りません。自分に箔をつけることばかりに一生懸命になっていました。
2つ目の反省は自分磨きができていなかったことです。それは技術的なことではなく人間的な魅力を備えることができていなかったということです。
人間的な魅力があれば10年も働いていたら一人くらい「ついていきます!」といってくれる人は現れたのではないかと思うのです。厳密に言えば一人はいました。後輩社員だったのですが、私から声をかけて承諾を受け、一緒に独立するために働いていました。ただ、彼は精神的な病にかかっていて精神科に通っていました。ただ、声をかけた際は病院通いもしなくても大丈夫になり、活き活きと働いていたので仮に再発しても私の持ち前のポジティブさでカバーできると謎の自信があったのです。結果的にいうと彼は一緒に働いている時に病気が再発し、会社を辞めてしまいました。「一緒に独立できなくて申し訳ない」といってくれたのですが、私は近くにいたのに病が再発していたことに気づけなかったことの不甲斐なさと、会社に損失を与えたことの責任で頭がいっぱいでした。
そこから私は声をかけるのに億劫になりましたし、根拠のない自信も失いました。それで今日に至ります。
最初は東京もしくは神奈川で独立しようと考えていたので物理的な問題はなかったのですが、福岡で独立すると決めてからは誘われる人の気持ちになったらかなりハードルが上がると思うので、私が福岡に先に住んで働きながら右腕を探そうという考えに至ったのです。
福岡に行くことはほぼ決めたのですが、タイミングの問題も絡んでいます。家族で引越ししたいのですが、家庭の事情もありなかなか身動きが取りづらい状況にいます。私の気持ちとしては他の焼肉屋で働くことは不安ですが家庭が整い次第すぐにでも福岡に移住して右腕探しに邁進したいと考えております。
「仕事と家庭、どちらを取るか」
ドラマが好きでたまにこういうフレーズを耳にした気がしますが、他人事で見ていて、まさか自分が似た立場になるなんて思ってもいませんでした。
今まで大きな挫折や困難がなかったため、壁にぶつかって狼狽えている状況です。今回の件で自分の弱さや至らなさや甘さを痛感しております。
じっとしていたら不安で押しつぶされそうなのでとにかく何か行動するようにしています。目の前の仕事に集中したり、親戚にあったり、友達に会ったり、家でじっとしないようにしています。もちろん家庭の問題を解決したいのですが今は冷却期間のようです。この文面で察しの良い人は今の私の状況が理解できたかなと思います。
いつか「あの時のこの経験があったから今がある」という風になれたらいいねと周りの人は励ましてくれます。私には温かい味方がたくさんいることに改めて感謝できる機会にもなっております。
「ピンチはチャンス」
頑張ります!
おまけ(自画自賛)
今回の商品は「ウニ寿司」です。
上カルビになる部位を薄くスライスし、岩塩などで味付けをして炙ってからウニを乗せます。陸と海の贅沢品が一度に口の中でとろける逸品です。