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Unlearnの段階へ

先日、東京大学特任准教授 小塩篤史先生から講義でお話を伺いました。

まず印象に残ったお話3つを紹介します。


1️⃣「僕はドラえもんのような存在のAIを作りたい」という言葉が最も印象に残りました。

生きている中で一度はドラえもん欲しい!と考えたことがあるでしょう。
野比のび太は作者である藤本さんの投影だそうです。生活している中でドラえもんのような存在がいればいいのにと思い、漫画に書き起こしました。
小塩先生がいうAIは何でもやってくれる存在ではなく、自分に寄り添ってくれる“優しい”ロボットなのです。Chat GPTはそういう存在になることはできません。
パーソナルアシスタントとなる存在が発明されれば、介護など多くの場面で役立つこととなるでしょう。


2️⃣藤子・F・不二雄が生活の不満を仕事に活かしたように、やはり日常生活の不満に企業のヒントは隠されているのだと分かりました。
また、企業に携わったことのある方々はそれを理解しているのだと感じました。
そしてその不満は経験をしてく上で見つけていけるものであり、人との関わりをインプットより大事にするべきだと仰っていました。

3️⃣先生にとって企業は自由の獲得だそうです。
資源、目的、働き方の自由を得られるのだと仰っていました。働かせる側にも働く側にもメリットデメリットはありますが、引っ張っていくというイメージがなかなか掴めない私にとってはこの考えが非常に興味深かったです。


⭐️私ができることとして
インプットはもちろん大事だが、色々な考えを聞けるので人と話す機会をもっと大事にしたいと思いました。人と関わることで経験をして言葉のマップをもっと広げていきたいです。
そして
何事も自分の身近な人が関わっていたらどうするか、自分だったらどうするか
というように、自分自身のこととして考えることを習慣づけていきたいです。


⭐️多くの企業経験がある先生からお話を伺える時間は有意義なものとなりました。
先生は人との繋がりを非常に大事に考えているのを感じました。
また、先生はUnlearnの段階にいるのだと思いました。unlearnとは学んでいないというわけではなく、学んだことに対して疑問を持つ段階にあるということです。
私自身はまだlearnの段階にいると思います。
今ある身の回りに疑問をもつこと、周りにもっと目を向けて色々なことに挑戦していきたいと思います!


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