用地仕入れは売主の気持ちを汲み取るのが大切!不動産は心です!
こんにちは
石倉です。
今回は用地仕入れは売主の気持ちを理解しよう!ということで話していきます。
用地仕入れは基本的に難しいです。
自分自身の仕入れルートがあればレインズに掲載される前に、価格提示をしてうまくいけば成約になります。
ただし、自分の仕入れルートがない場合は、レインズ掲載物件を頑張って購入して、再販売まで持っていく必要があります。
ただし、良さそうな物件があっても価格があったとしてもうまく取引できるとは限りません。
なぜなら売主は基本的にわがままだからです。
例えば動産撤去に関して、基本的には売主が撤去する方が一般的です。少なくとも20万〜は撤去費用しますのである意味、お金がかかります。
それらをやってくれるなら売却します!等価格以外の要因がつくこともしばしばあります。
特に境界明示についてはよくあります。
相続したから境界線のラインがわからない!
けど、昔の地積測量図もあるし、現地境界標もあるので新たに測量はしません!と言ってくる売主もいます。
基本的には売主が境界線を伝える義務があるのですが、
めんどくさがる方もいます。
全てを綺麗な状態にした上で仕入れることが理想ですが、そう簡単にはいきません。境界線等についても売主がやらなくとも仕方なく仕入れるしかないのです。境界についてはある程度目安がついて居ればそのまま買受て、建て替えする前に再度境界確認をすることがベターな選択肢だと思います。
何が言いたいかという仕入れをするには売主の気持ちを汲み取り、予想し、面倒ごとを肩代わりする必要があります。
当たり前のことですが仲介で売るより買取で売るほうが安いわけですから売主は手間暇かからないほうが1番なのです。
価格以外の面でも、仲介業者がいる場合は丁重に接することが肝です。仲介業者にも嫌われてしまうと仕入れルートを一つ壊しているようなものです。
仲介者を通じて売主にも丁寧、迅速な対応していますと伝えることができれば尚良しですね。
「いい人やから!」という数字以外の要因で契約してもらえることもしばしばあるのです。
いい人!になるためには媚びる必要はありません。
あくまで対等なポジションを維持した上で感情論で物事を進めないことが大切です。