【集計担当者による教育研修シリーズ_4】SUM関数のどれだけ知っている?

集計作業に多用されるSUM関数のおさらい

 Excelで集計作業を行う時に一番使用されるであろうとSUM関数について、そもそも『SUM関数を使用して表を一から作成している人』はどれくらいいるだろうか?もしかしたら『作ってある表を見ること、または、表に数字を入力すること』はあっても『自分で作成する』人は案外少ないかもしれない。
 また自分で作成する場合も、何かの説明のために『その場限りで作成すること』はあっても『継続して数字を見ていくための管理表』を作成する人はさらに少ないかもしれない。(同じような管理表を複数の人が作成しても使用するのは1つだから) 

例えば上記のような管理表を作成する場合、上半期の合計をSUM関数を使用するとたいていの人は、=SUM(M45:R45)のようにSUM関数を使用する。
通常の場合は問題ない

もし、管理表のフォーマットが変更になった場合はどうなるか

後で第一四半期が挿入で追加された場合
数式が第一四半期分まで集計してしまい、間違った金額が集計結果として表示されてしまう。

このように一般的によく使用される
例)
=SUM(A1:C1)
などの:(コロン)を使用した場合は間に『列が挿入し数字が入力される』とその数字も集計されてしまうので注意が必要!!

 管理表などのフォーマットは項目が追加される場合が多いので、変更があった場合はちゃんと『集計範囲が合っているかを確認する』ことでミスを防ぎましょう。

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