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間もなく国立小入試の一次抽選〜筑波・お茶の水〜

Webで結果を知る国立小の抽選

もうすぐ筑波大学附属小学校の一次抽選です。コロナ禍前の抽選って保護者全員を集めてその目の前でやってたんですね。生まれ月グループ別、男女別に計6回丸一日かけてやってました。今は一部立ち会う方もいますが、結果をWebで確認という形に変わっています。立ち会うには1次のWeb出願の際に「立ち会いできます」にチェックをする、かつできるだけ早く出願することが必要です。試験の前に抽選のある学校は現在どこも同じような形式です。結果はWebで知ることができるわけです。

抽選結果は大人だけで見よう

この運だけで決まってしまう一次抽選の結果は、ぜひともお子さんのいないところで見るようにしてください。お子さんと一緒に見るメリットはありません。首尾よく通過できた場合、当然喜びますね。お父さん、お母さんが「やったー」とか「よっしゃー」とか歓喜の感情を露わにするとお子さんも喜びます。まるで、入試で合格したかのように、、、、、合格してませんからね。これから始まるんですよ。でもいったん緩んでしまったお子さんを立て直すのはなかなか難しい。
そして運で決まる1次抽選では思い通りにならないこともあるわけです。それを知る瞬間子どもはいない方がいいです。運の世界とはいえ、保護者も平常心ではいられません。特に筑波合格を目指して早くから頑張ってきた方ほどショックは大きい。それを横で見ているお子さんんはどうなるでしょう、、、優しい子はママが悲しんでいるのは自分が悪いことをしたのか?なんて考えるかも。というわけでお子さんの前でいつもと同じでいる自信のない方は抽選結果は自分だけで見るようにした方がいいと思います。

コロナ禍前の抽選は立ち会いでした

昔、といってもホンのちょっと前まで抽選は保護者立ち会いのもとでやっていました。抽選が外れる場合があることを考えるとその方がいいと思います。外れてがっかりしても子どもの目はありません。それにお仲間が周りにいて慰めあえます。帰宅までに気持ちの整理、切り替えができることが多いんです。筑波もお茶の水も抽選の立ち会いを希望することができるので来年以降受験という方はぜひ立ち会いを希望することをお勧めします。
※筑波大や学芸大竹早の抽選に立ち会うには1次出願のときに早めのエントリーが必要です。

抽選前と後で変化のない親でいましょう

一部のご家庭を除いて国立小の受験は保護者がやろうと決めて始めたことだと思うのです。ですから抽選前と後で態度を変えないようにお願いします。通過しても鼻息荒いスパルタパパ、ママに豹変せず、ダメでもすぐに切り替えて次のステップに進む。次のステップが中学受験になるかもしれませんが、それもまたよしとしてください。国立中は入試で憎きちゅうせんはありません。国立小学校受験は親が試されます。最高の親になるための試練だと捉えてここからの筑波、お茶の水の1次抽選を落ち着いて迎えてください。


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