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【甲子園】2025年春の選抜高校野球 Part2:選抜に出場する注目の高校をピックアップ!
こんにちは
金曜担当のゆうだいです。
前回、選抜高校野球の仕組みを説明したと思いますが、今回は3/18(火)に開幕する選抜高校野球に出場する注目の高校を紹介したいと思います。
選抜高校野球は32校で行われますが、優勝候補の注目校および勝ち上がって欲しい高校を7校選びました。
ぜひ、最後までお読みいただければと思います!
その前に
○○大会…など、馴染みのないワードが出てくることがございます。
その場合はこちらの記事をご参照していただければと思います🙇♀️
横浜高校(関東・神奈川)
最初に紹介するのは横浜高校です。
横浜は、明治神宮大会で27年ぶりに優勝を果たし、なんと選抜に出場する高校の中で唯一公式戦で負けなしと勢いにのっています。
チームカラーとしては、他校であればエースになれるであろう投手が複数人いる投手陣が特徴です。
投手陣は左右の二枚看板を擁しており、特に右投手の織田投手はまだ1年生で先が長く、横浜高校のOBでもある元プロ野球選手の松坂大輔投手と比較されるほどの逸材で特に注目を集めており、彼のピッチングは多くの野球ファンを魅了します。
投手陣だけではなく、チーム全体の総合力も出場校の中ではトップクラスに高く、優勝候補の筆頭格にあげられるでしょう。
東洋大姫路高校(近畿・兵庫)
次は東洋大姫路高校についてご紹介いたします。
東洋大姫路は、近畿大会で優勝し、明治神宮大会でも好成績をおさめました。
2年前に監督が交代し、全国制覇の経験もある新監督が就任したことで、そこから着実にチームが力をつけており、ついに今大会の選抜出場に至りました。
チームカラーとしては、攻撃および守備において高い粘り強さが特徴です。
横浜に次いで、今大会において優勝が期待される高校のひとつです。
健大高崎高校(関東・群馬)
三校目は健大高崎高校についてご紹介いたします。
健大高崎は、昨年の春の選抜で優勝した高校で、今大会では連覇をめざします。
横浜高校には惜しくも敗れましたが、秋の大会でもその強さを見せつけました。チームの実力は本物です。
チームカラーとしては、数年前までは“機動破壊”という名称でスポーツ番組でも度々取り上げられたほどの足の速さを生かした盗塁や走塁が武器でしたが、現在はそれに加えて打撃力を強化して強力打線になりました。
また、投手陣も横浜高校と同様に強力のため、横浜高校を倒す高校があるとすれば、それは健大高崎だという声もあがっているほど期待されています。
連覇に向けて、どのような戦いをみせるのか楽しみです。
明徳義塾高校(四国・高知)
四校目は明徳義塾高校についてご紹介いたします。
明徳義塾は昨年の四国大会で優勝し、明治神宮大会では優勝した横浜高校に負けたものの、試合内容は接戦という戦いぶりを見せました。
チームカラーとしては、絶対的なエース投手と大会No.1とも称される固い守備力が持ち味のチームです。
そして、監督も名将と呼ばれるほどの優れた采配をすることで有名な監督であり、過去には甲子園で松井秀喜選手と対戦した際に、味方の投手に全打席敬遠を指示した監督でもあります。
明徳義塾高校の監督についてはこちら↓
安定感のある絶対的エース、カチカチで乱れない守備力、百戦錬磨の名将を擁するチームが甲子園で強豪校相手にどこまで暴れるのか、個人的に一番注目している高校です。
エナジックスポーツ高校(九州・沖縄)
五校目はエナジックスポーツ高校についてご紹介いたします。
エナジックスポーツ高校は創部3年という速さで甲子園初出場を決めた通信制高校です。
チームカラーとしては、ノーサイン野球です。
通常、野球は監督やコーチが作戦を考え、選手に対してサインを送ります。
(例)お腹を触ったらバント、頭を触ったら盗塁
しかし、このエナジックスポーツは方針として監督コーチがサインを出さず、選手たち自身が状況に応じて作戦を考えてバントや盗塁などを行う野球を実践することで知られています。
わずか創部3年という速さで甲子園初出場を決めた新進気鋭の高校が甲子園でどこまで暴れるのか、非常に楽しみです。
余談ですが、通信制高校であるエナジックスポーツは、授業の時間が短く、部活の時間を長く取っており、野球に集中できる環境でもあります。
しかし、同じ沖縄県の強豪校の監督が、エナジックスポーツのような通信制高校に対して批判と思わしきコメントを残しており、このような野球の専門学校的な通信制高校の存在に対して賛否両論を呼んでおります。
確かに、部活動に専念できるという環境も魅力的でしょう。しかし、将来のことを考えて勉強も疎かにするべきでは無いという意見に関しても一理あると思います。
わずか15歳の少年が親元を離れて厳しい環境に身を置くという並大抵では無い決断をしたことも忘れてはならないですが、これに関しては今後も意見が分かれるでしょう。
浦和実業高校(関東・埼玉)
6校目は浦和実業高校についてご紹介したいと思います。
浦和実業は、秋の大会で結果を残し、春夏通じて初の甲子園出場を果たしました。
秋の大会では、埼玉県大会や関東大会にて、数々の難敵相手に勝利をあげ、今大会ではダークホース的な存在として注目を集めそうです。
チームカラーとしては、絶対的なエース投手と固い守備が持ち味で、特にエース投手の出来がチームの命運を分かると言っても過言ではありません。
そして、この絶対的なエース投手、実は球速がめちゃくちゃ遅いです。
通常、甲子園に出てくる投手のストレートの球速は、遅くても130キロ台、速い投手だと150キロを超えてくるほどの凄い投手ばかりですが、浦和実業の投手のストレートの球速はわずか110キロ台とかなり遅い部類に入ります。
しかし、遅いボールを武器にバッターのタイミングを狂わせて打ち取っており、まるで「魔法使い」のような投手です。
選抜出場をほぼ当確にした試合の投手のピッチング↓
このクセが強いエース投手を中心に、甲子園で全国の強豪相手にどんな戦いをするのは非常に注目です。
千葉黎明高校(関東・千葉)
最後にご紹介するのは、千葉県の千葉黎明高校です!
千葉黎明高校は、秋の大会で結果を残し、春夏通じて初の甲子園出場を果たしました。
チームカラーとしては、固い守備に加えて、負けている状態でも諦めずに粘る力と、試合のターニングポイントで良い結果をモノにする勝負強さです。
評論家の中には、千葉黎明を今大会で最もダークホースになり得る存在として挙げている方もいるほど、高校野球マニアの中では注目度が高めです。
私の地元である千葉県の高校でもあるため、甲子園でも躍進して欲しいですね!
その他、余談
以上に挙げた7校に限らず、他の出場校の戦いぶりからも目が離せません。
特に21世紀枠で出場する壱岐高校は、その名前の通り長崎県の壱岐島の高校であり、メンバーは地元の選手のみで構成されているため、地元からの応援熱はめちゃくちゃ高いです。
島民にとって、生きてる間には2度と味わえないであろうビッグイベント!
恐らく、アルプススタンドと呼ばれる応援席を壱岐島の島民が埋め尽くすことでしょう。(カオス)
![](https://assets.st-note.com/img/1738907945-eZfCwYXPd8bK3F6TrvSqmBDn.jpg)
https://www.city.iki.nagasaki.jp/soshiki/somuka/shokai/index.html
また、余談ですが、今回の選抜では、なんと大阪勢が98年ぶりに一校も出場しないという結果になりました。
大阪は昔から強豪校が複数存在しており、昔は浪商やPL学園が、近年は大阪桐蔭や履正社が引っ張ってきており、幾度となく全国制覇を果たしたことで全国で最もレベルが高い地域でした。
おわりに
今回は選抜高校野球に出場する注目校を7校ご紹介いたしました。
野球をあまり知らない方にとっては少々退屈な内容になってしまったかもしれませんが、この記事を見た方の中で1人でも野球に興味を持つ方が増えることを願っています!
ご清聴ありがとうございました〜!
明日はえれなさん
よろしくお願いします🙇♀️