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アジアパシフィックインターナショナルスクール・ハワイ(APIS) 学校紹介 ボーディング 5-12


アジアパシフィックインターナショナルスクール(APIS)は、2007年に設立され、グローバルな学びの体験を通じて、学生たちが現実社会とつながる本物の学びを得ることを目的としています。
APISでは、プロジェクト型学習、頻繁な校外学習、アウトドア教育、インターンシップ、地域奉仕活動、およびソウルキャンパスでの学習機会
を通じて、学生たちが実際に意味のある経験を積むことができます。



1. 少人数制のケアリング・コミュニティ

APISは、キリスト教の価値観に基づく温かなコミュニティであり、1学年あたりの学生数は10名以下という少人数制を採用しています。この少人数制により、個々の生徒がしっかりと理解され、サポートが受けられ指導は個別化されています。また、アドバイザリー制度により、学生一人ひとりに対する細やかなケアが提供され、信頼関係のある学習環境が整っています。


2. 多彩な課外活動

APISでは、学業だけでなく、学生が興味を持つ分野での成長も重視しています。学校の課外活動には、以下のような幅広い選択肢があります:

  • 25メートルの塩水プールでのスイミング

  • ゴルフ

  • ビーチバレーボール

  • カヌーパドリング

  • 農業体験

  • コンピューターサイエンス

  • ロボティクス

  • 美術

  • バンド

  • ピアノレッスン

  • 生徒が運営するクラブ活動 など

このような活動を通じて、APISの学生たちは学業外の分野でも幅広いスキルと経験を積むことができます。


3. 大学進学実績

APISの卒業生は全員が高等教育機関に進学しています。特に、ハワイキャンパスの学生たちは、世界トップクラスの大学にも数多く合格しています。その例として、次のような一流大学が挙げられます:

  • スタンフォード大学

  • イェール大学

  • ブラウン大学

  • コロンビア大学

  • デューク大学

  • ボストン大学

  • ニューヨーク大学(NYU)

これらの大学進学実績は、APISの質の高い教育が世界的に認められている証です。


4. 寮生活とサポート体制

APISでは、5日間または**7日間のボーディング(寮生活)**のオプションが用意されており、世界中からの学生がキャンパス内で生活することができます。寮生は以下のような充実したサポートを受けられます:

  • 世界クラスのシェフが作る栄養バランスの取れた食事

  • 週末アクティビティ

  • 夜間の学習サポート

これにより、学生たちは快適でサポートの行き届いた環境の中で、学業に専念し、仲間との絆を深めることができます。


5. 認定・加盟機関

APISは、以下の教育認定機関により正式に認定されています:

  • 西部学校大学協会(WASC)

  • ハワイ独立学校協会(HAIS)

  • 全米寄宿学校協会(TABS)

これらの認定は、APISの教育プログラムが高い基準を満たしていることを証明するものです。


6. ソウルキャンパスとの連携

APISは、ハワイキャンパスソウルキャンパスを持ち、学生は両キャンパス間での学習体験を得ることができます。これにより、学生たちは異なる文化や価値観に触れながら、グローバルな視点を養うことができます。



アジアパシフィックインターナショナルスクール・ハワイは、世界で活躍する次世代リーダーの育成を目指し、グローバルな学び個別指導を提供するユニークな学校です。
少人数制のクラスや幅広い課外活動、質の高い大学進学実績、快適な寮生活環境など、APISは学生一人ひとりに本物の学びの体験を提供します。

設立者について

APISの設立背景と創設者 Dr. エディ・キムについて

アジアパシフィックインターナショナルスクール(APIS)は、Dr. エディ・キムの個人的な人生経験と、20年以上にわたる国際教育のキャリアに基づいて、2007年に設立されました。

韓国のソウルで生まれたDr. キムは、12歳の時にアメリカ・ニューヨーク市(NYC)に移住しました。しかし、当時英語を一言も話せなかった彼は、到着後すぐに学校の特別支援教育プログラムに入れられました。当時の教育現場では、英語を追加言語(EAL)として学ぶ学生は、しばしば学習障害を持つ生徒と同じように扱われていたのです。

幼少期の厳しい経験

Dr. キムは、メインストリームのクラスから引き離され、孤立した状態での学校生活を送りました。授業は退屈で、学校は決して意欲を引き出してくれる場所ではありませんでした。彼は、「学ぶことができない特別な生徒」というレッテルを貼られたように感じていました。

音楽教師、Ms. テレッサ・ライルズとの出会い

そんな彼を救ったのが、音楽教師のMs. テレッサ・ライルズでした。彼女は、Dr. キムに個人的にも学業面でも真摯に向き合い、すべての生徒に高い学習基準を期待していました。彼女は、Dr. キムがその高い基準を達成できるように丁寧にサポートし、教室外でも彼を支えました。

例えば、彼女は毎週土曜日の朝、スタテンアイランド全域合唱団のリハーサルに、わざわざDr. キムを車で送り迎えしてくれたのです。



自信を育んだ音楽Ms. ライルズの特別なケアと献身的な指導のおかげで、Dr. キムは自信と学ぶ意欲を持つようになりました。それまで退屈だった学校は、輝ける場所になりました。彼女は、クリスマスコンサートでDr. キムにソロを任せました。その時、彼女はこう言いました:

「もし英語がまだ十分でないなら、韓国語で『きよしこの夜』を歌いなさい!」

Dr. キムは英語の歌詞を覚えることもできましたが、Ms. ライルズは、彼が自分のアイデンティティに誇りを持ち、EAL生徒であることを恥じないようにと配慮してくれました。音楽が、彼を学校につなぎ止めました。そして、時間とともに英語を習得し、他の教科でも優れた成績を収めるようになりました。学校は「学びの場」であるべきMs. ライルズは、学校はすべての生徒が学ぶ場所であり、評価される場所ではないことを、Dr. キムに初めて教えてくれました。また、本当の学びの成功には、真の人間的なつながりが欠かせないことも示してくれました。Ms. ライルズの指導理念は、**APISの成長型思考(グロースマインドセット)**の哲学の基盤となりました。APISは、「エリート校」ではなく、すべての生徒を受け入れる****「インクルーシブな学校」を目指しています。入学評価の目的は、APISが新入生一人ひとりにどのようにサポートを提供できるかを把握することにあります。Dr. キムの教育キャリアと学歴Ms. ライルズの支えがあったからこそ、Dr. キムは高等教育へと進むことができました。**ダートマス大学(Dartmouth College)で学士号(B.A.)**を取得**コロンビア大学(Columbia University)で経済学の博士号(Ph.D.)**を取得その後、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の国際関係・太平洋学大学院で4年間、韓国経済と開発についての助教授を務めました。彼のバイリンガルかつバイカルチュラルなバックグラウンドは、東アジアの発展に関する研究だけでなく、彼自身の韓国への帰国の決断にも大きな影響を与えました。その後、Dr. キムは延世大学国際学大学院(GSIS)で15年間教鞭を取り、終身教授の地位を得ました。APIS設立のビジョンしかし、Dr. キムは、個人的な経験と教育者としての経験を通じて、国際教育はK-12段階から開始することが重要であると考えるようになりました。そして、2007年にAPISを設立し、単なる「国際的な問題について教える」のではなく、「本物のグローバル学習体験と実際の文脈を提供する」ことを学校の使命としました。APISは、目的志向の学校として、東のキャンパス(韓国ソウル)と西のキャンパス(アメリカ・ハワイ)という2つのキャンパスを1つの学校のもとで運営しています。このグローバルな学習環境を活用し、学生たちが東洋と西洋をまたいだ学びの機会を享受できるようにしています。




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