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おすすめな幼少期の過ごし方(理系)

皆さんこんにちは、ゆくりです。今回から理系の子供におすすめな勉強や普段の過ごし方について記事を書こうと思います。幼少期、小学校、中学校、高校の4つの段階に分けて議論を進めていきます。今回の記事は幼少期の過ごし方について書かせていただくため、親御さん向けの内容となっております。
残念ながら、私は学習の専門家というわけではないのでエビデンスに基づいた話はできません。しかし、実際にGKAで過ごしたからこそアドバイスできることもあると感じています。今回から4回のブログにかけて書かせていただく内容は、あくまでもいちGKA卒業生の意見にすぎないのですが、参考にできそうな部分は参考にしていただいて、このブログを読んだ後もいろいろ調べてみてください🙇‍♂️


幼少期はとても大切な時期

初めに幼少期から小学生にかけての時期がとても大切ということについて説明させていただきます。いわゆるマタイ効果(持っている者はさらに与えられる)の話で多くの方が既にご存じかと思いますが、今回は自分の実体験も踏まえて改めて説明できればと思います。
私は教育熱心だった母のおかげで、幼少期からほかの子供よりも学習が進んでいました。特に算数には力を入れており、5才の頃には基本的な四則演算や算数の問題などは解けたそうです。そのため、小学校に入学してからも勉強に困るということはなく、ほかの子に勉強を教えてあげたりしていました。授業中によく先生にほめられていたことを覚えています。
先生にほめられたり、授業を先取りできている感覚はモチベーションにつながり、その後も順調に勉強に取り組むことができました。このように、初めの段階で勉強が得意な子供はその後もモチベーション高く学習に取り組むことができ、さらに勉強が得意になるわけです。小学校に入学してから勉強を始めていたらなかなかモチベーションを保つことができなかったと思います。

実践編

ここまで、幼少期の頃から学び始めることの大切さをマタイ効果の側面から説明させていただきました。では、小学校に入学した時点でほかの子供よりも算数が得意という状態にはどうやって持っていけばいいのでしょうか。私のおすすめする方法は塾に通うよりも、子供の親が子供と一緒に遊んでいくなかで自然と勉強させるという方法です。基本的に、小学校入学手前のお子さんは全員お父さんお母さんのことが大好きです。私も母と一緒にやることであれば基本的になんでも楽しかった記憶があります。お仕事などでなかなか時間が取れない方もいると思いますが、空いている時間で、できるだけお子さんと一緒に遊んだり話したりしてあげるといいと思います。
私の母は、時間のある限り、私と一緒に過ごし、遊び話しかけてくれていたそうです。そんな母に、小さいころ私がやっていた遊びをいくつか聞いてきたのでその中でも特に有効だったと感じる物を4つ紹介したいと思います。


1.磁石のおもちゃ


1つ目は「磁石のおもちゃ」です。少し違いますが、写真のようなおもちゃが私は大好きでした。球状の鉄と、磁石を芯に持つ棒を繋げていろいろな形を作って遊べる知育玩具です。2才の頃に与えられてから小学校6年生ぐらいまで遊んでいたと思います。このおもちゃで私は小さいながら自分の美意識を表現したりして、立体センスが身についたと感じています。私はこのおもちゃをもらった瞬間に食いついたそうです。お子さんによって好きな知育玩具は異なると思いますので、いろいろなおもちゃを与えてみるといいと思います。



2.母からの質問

2つ目は「母からの質問」です。母は、幼稚園の行き帰りなどの空いている時間に、毎回私に質問を投げかけてくれていたようです。小さいころの私は、母が私に構ってくれていることに幸せを感じ、母の質問に答えることを楽しんでいた記憶が薄っすらと残っています。具体的に母が私に投げかけていた質問は次のような質問です。

  1. 1〜9までの数字をランダムに言い、その数字と合わせて10になるように答えさせる(例:(3,7)(5,5)など)

  2. 母が12時間制でランダムに適当な時刻をいい、それを24時間制に直す(例:夜の8時20分→20時20分)

最近だと、小さなお子さんでもスマホやタブレットでゲームで遊んでいたり、ユーチューブを見たりしているのを見かけます。知育アプリもたくさん存在しているので母の質問をゲーム化したアプリなんかもあると思います。そういうゲームで遊びながら学習してみてもいいかも知れないですね。
しかし、先述した通り、私にとって母に構ってもらえるということがこの遊びに取り組んでいた最大のモチベーションだったと思います。ゲームだと、どうしてもモチベーションを保つことが難しいような気もします。


3.お金(お年玉)を数える

3つ目は「お金(お年玉など)を数える」です。小さい頃から私はお金が大好きだったそうです。幼いながら、なんでも好きなものが買えるお金の力に魅力を感じていたんでしょう(笑)。お金が大好きだった私は、祖父の500円玉貯金箱からお金を取り出し、総額を計算して楽しんでいました。お金の計算は足し算、引き算、掛け算のいい練習になると思います。塾の計算プリントなどでも計算を練習することはできますが、お金を数えることには、実際に物に触れるというプリントにはない利点があります。計算するときに、数字を10や100などのブロックに分けて計算すると簡単になるため多くの人が自然とこの方法で計算していると思います。お金を計算するときには、5円、10円、100円のように既にそういったブロック単位に分けられているため、計算のしやすさなどを肌で実感することができます。お子さんにお年玉をあげたときなどにぜひ試してみてください。


4.ポケモンカードゲーム

4つ目は「ポケモンカードゲーム」です。ポケモンカードゲームは私が今回紹介させていただいた遊びの中でも特におすすめしたいです。このゲームは最強の知育ゲームだと思います。ポケモンカードゲームについて簡単に説明させていただきますと、自分のデッキ(チーム)を好きなカードで組み、ほかの人と戦うカードゲームです。カードに書かれているポケモンにはそれぞれ体力や攻撃力、そのカード特有の特殊効果などが書かれています。私はよく父と一緒にポケモンカードで遊んでいました。このカードゲームで遊んでいれば、HPやダメージを計算する過程で自然と簡単な四則演算をマスターすることができます。計算に戸惑っているとなかなかゲームが進まないため、必然的に計算速度も上がります。ポケモンカードのおかげで私は5才の時点で四則演算は完璧にマスターできていたのだと思います。また、ポケモンカードは、ゲームで勝利するために様々な条件を考慮してデッキ組んだり立ち回りを考える必要があり、論理的思考力が鍛えられます。キャラクターもポケモンという子供ならば誰もが大好きなキャラクターですので食いつきもいいこと間違いなしです!

まとめ

今回の記事では幼少期に実際に私がやっていて楽しかった遊びについて紹介させていただきました。
四則演算に関する遊びが多かったと思います。その理由は四則演算の正確さや速さが今後算数、数学と進んでいく上で必ず必要になってくる能力だからです。きちんとした四則演算の土台があれば、その後の学習をスムーズに進めることができると思います。
母は私を複数の塾に入れさせたこともあったみたいですが、どれも長続きしなかったそうです。塾で勉強するよりも、自分の好きな遊びや母との会話を通じて学ぶほうが楽しいからだと思います。ぜひ普段の生活に学習を組み込み、楽しみながら学べる環境を作ってみてください!


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