本気で向き合う
石川GKスクールのレッスンで大切にしてることは、選手と本気で向き合うこと。
週に1度しか関われない選手たちに何を伝えられるのかにこだわる。
チームのGKコーチじゃないから細部まで指導できないなんて言い訳や妥協はしない。
テーマを決めてそのテーマを中心にメニューを構成するが、テーマ以外のミスや現象も無視せず選手に伝える。
ただ楽しければOKのスクールではなく、成長させる事が1番の目的だから。
生徒も保護者もそのつもりで通ってくれている。
実際、高校のGKコーチをしていた時に、あまりにも土台ができない選手が多く、自立期でもある高校3年間で全てを完成させる事は難しいと感じた。
だから次のカテゴリーに進む時に、選手は自信を持ち、受け入れ先のチームも安心できるGKを育てなくてはならない。
昨日も深夜に保護者の方からメールをもらった。
「今日のレッスンを観てこれまで、ゴールキーパーとしての基本の動きを身につけること無くやってきたんだなとしみじみ思いました。
基本の動き、とても大事ですね。
両角コーチが実際に見せてくれる質の高い動き、とても参考になりました。
また、入ったばかりの子への動き方の指導で、息子だけでなく、他の子たちも理解したのか、動きが変わっていくのが見えて、すみません、一観客として楽しかったです。」
選手と同じく、指導者にも答えはない。
まだまだ勉強中の身ではあるが、だからこそ僕は目の前の選手達以上に自分が本気で指導する。
指導者が本気になり、真剣になる事で、
選手も保護者も本気になり、真剣になる。
良い指導者は周りを惹きつける。
結果を出すのは選手次第。
なんて言いたくないから、信じてくれた選手を少しでも成長させてGKを更に楽しんでほしい。
頑張ればプロに必ずなれる訳ではないが、
プロになる為には真剣に学ぶ必要がある。
常に高い目標を持って日々切磋琢磨しながら努力できる環境を石川GKスクールでは作っていきたい。