【日本ゴリラ化計画】京都編③守りたいゴリラの幸せを
ノーゴリラ、ノーライフ。
この日本をおちゃめでパワフルでラブアンドピースな
ゴリラの国にするために立ち上げた野望―――
それが「日本ゴリラ化計画」。
日本ゴリラ化計画の具現化に向けて日本に住む20人のゴリラとの面会を果たすべく、日本ゴリラ化計画実行委員の私はこの度「シャバーニファミリー」が暮らす名古屋と「モモタロウファミリー」が住む京都へと飛んだ。
今回は「日本ゴリラ化計画」第6回である。
↓これまではこちら。
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くつろぐゴリラ
食べる→昼寝→運動
ゴリラの一日はこの繰り返しで、一日に20㎏もの食べ物を採り、あの大きな体を維持しているという。
昼寝から起きた後のモモタロウファミリーは放飼場で思い思いにくつろいでいる。
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高所で躍動するゴリラ
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フィーダーとモモタロウ
この後ゴリラたちは室内に入ったが、なんとカメラがここで無念のバッテリー切れ。
躍動するゴリラたちの写真をうまく撮りたいあまり、電源をこまめにオフにしなかったのが原因だ。
(そのわりにあまりいい写真が撮れていないのが泣ける……)
ゴリラ舎にはフィーダーと呼ばれる給餌装置が置いてある。
ゴリラは知能が高いため、ただ餌を与えるだけでは食事が単調になってしまう。動物園では考えながら時間をかけて食事ができるよう、ゴリラ舎にフィーダーを置いている。
フィーダーにはいろんな形があるが、写真のようにガラガラポンをゴリラが回して餌を出すもの、ぶら下がっているブイの穴から餌を出すもの、透明のアクリル製のパズルフィーダー、などなどゴリラのために工夫が凝らされている。
モモタロウが小部屋のモニターの横にある箱型のフィーダーの前に座る。
箱型のフィーダーは、あえて一番下に指が1本入るくらいの穴しか開いていない。中にはゴリラの好きな豆か何かが入っているのだが、このままでは食べられない。
さて、モモタロウはどうするだろう。
モモタロウは落ちている細い木の枝を手に取ると、ぽきんぽきんと割りばしくらいの長さに折り、その枝をフィーダーの穴に差し入れて豆をこちら側に集める。そして穴に口をつけ、器用に枝で豆を口に運んでいったのだ。
その手際がとても見事で、見ていた私はおお~と声を上げそうになった。
モモタロウはコミュニケーションに関しては不器用なところがあるが、手先はとても器用なんである。
そして、改めてゴリラの頭の良さに感心する私なのであった。
室内でご飯を食べるモモタロウファミリーをしばらく眺めた後、ゴリラ舎に別れを告げる。
「守りたい。この素敵な家族の幸せを」
私の中に芽生えたこの小さな思いは、もう決して消すことはできないのであった。
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今回で日本ゴリラ化計画・名古屋&京都編はいったん最終回となる。
この旅で無事シャバーニファミリーとモモタロウファミリーに面会することができ、ゴリラ化活動をここで報告できて、私はほっと胸をなでおろしている。
しかし、この日本をおちゃめでパワフルでラブアンドピースなゴリラの国にするために立ち上げた野望「日本ゴリラ化計画」はまだまだ始まったばかりである。
ゴリラの幸せのため、はたまたゴリラの魅力を知ってもらうため、日本ゴリラ化計画実行委員・え の活動はまだまだ続く。
✨🦍今後とも日本ゴリラ化計画を
よろしくお願い申し上げます🦍✨
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